「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆美味しいって何か◆   3735

2017-08-13 17:26:25 | 日記

さん、こんにちわ。裏のブドウ棚を覗いて見ましたら、デラウエアが色づいてきましたね、後でご馳走してくださいね、ホホホホ。秋分が過ぎたら赤トンボが飛び始めて、季節が分かるのですね。お盆様はこれからお迎えですね、今年から息子さんがお盆の送り迎えをされる?、しきたりを覚えて貰いませんとね。今夜は仏様と生き仏様のおうどんを打って生で持ってきますが、茹でて召し上がってくださいな』

や、百合さん、犬がいたっけ?、娘さんが連れてきた?、ハハハハ。いやあ、自然の生き物は賢いわ、季節は秋だと教えてくれて。・・・・私の祖父母は朝と夕方に表に出て空を見渡し、風を感じて明日の天気を読んで農作業の計画を。その祖父母がめっぽううどんが好きだったから、迎え盆と送り盆には手打ちうどんを作って、今日は頂戴出来るとはありがたいな、お糧と汁は用意しますよ、ハハハハ』

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さんのブログに犬にも認知症だそうで、娘が連れてきた時に、何となく観察をしてしまいまして、ホホホホ。話題になる90を過ぎるセツさんも、テレビの天気予報ではなく、五感で天気を読んで「明日は雨だから、今日種まきをしないと」って、畑仕事をしていますよ。・・・・うどんも竈で薪で茹でないと美味しくありませんね、LPガスでは風味も歯ごたえも微妙に.うどんは4時過ぎにお持ちします』

どんもだが、ご飯も煮物も囲炉裏や竈で炊いたのは美味しかったわ、未だに舌が覚えているよ、ハハハハ。母から娘に、娘から孫に伝える「お袋の味」は、舌で覚えたのだと思うわ、それが多国籍料理で味覚破壊だそうで。・・・・俺の高校時代の友人は、うどん向けの小麦の品種を親爺さんの時代から作っていたが、一昨年、猪にやられて止めちゃて、日本人の味覚の食文化も途絶えてしまうわ』

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あとがき==旧盆、仏前にハンバーグやスパゲティなどを供えたら、あの世でご先祖の虐にあうわ、ガハハハ==放念の翁