ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

諏訪湖まちじゅう芸術祭③~高島城~

2023-10-03 | ミュージアム

「諏訪湖まちじゅう芸術祭」のミュージアム巡り…この日は「高島城」へ行きました。「高島城」は機会ある毎に訪れているのですが、何とこの城内に入ったのは半世紀近くも前のこと!まるで初めてのような見学でした…

     

     

 

「高島城」は明治時代の初めの「廃城令」によって壊され,、昭和45年に天守閣が復元されました。現在は1階に郷土資料室と企画展示室、2階に高島城資料室、3階に展望室と資料室があります。まず「高島城」の出来た経緯です。豊臣秀吉の家臣であった日根野高吉が城主となって1598年に完成したとのことです。その後は諏訪氏が代々城主となっています。

  

     

     

 

高島城資料室には立派な屏風や鎧兜などが展示されていました。

     

 

郷土資料室には高島城ができる前の諏訪の様子も展示されていて、武田家と諏訪家の繋がりや諏訪御寮人の解説も展示されていました。大河ドラマのポスターも…

  

  

 

諏訪氏の家紋は梶(かじ)の葉で、これは諏訪大社の神紋でもあります。お城の庭には梶の木が植えられていました。「カジノキ」はクワ科コウゾ属の落葉高木です。

  

     

 

この天守閣の展望台からは「諏訪湖」が望めます。築城された頃はお城の場所まで湖だったようですが、今ははるか先に見えます。街中ながら近くにはリンゴの果樹園もある場所です。

     

     

 

東に目を向けると遥か先には「富士山」が望めます。「葛飾北斎」の「富嶽三十六景」にもこのお城と諏訪湖と富士山が描かれています。

     

     

 

天守閣から眺めた高島城公園の庭です。

     

     

 

その庭には白い「ハギ」が花盛りでした。

  

 

「高島城」は「諏訪湖」が迫った場所であったことから「浮城」と呼ばれていたそうです。お堀の石垣は当時のままで野面積みです。

     

     

 

最後に「高島城」のお堀と石垣と天守閣です。

     

 

なかなか興味深いお城の中でした。カメラが無くてスマホ写真ばかりでした…

 

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