今年は初詣をする余裕もなく過ごしてしまっていたので、今頃になって神社仏閣を訪ねました。まず訪ねたのは秋に地区の御柱祭を行った「小井川賀茂神社」です。あの時の賑わいもはるか…鎮まりかえった神社でした。こうしてみると建てられた御柱も立派です。
「小井川賀茂神社」は京都の上賀茂神社の御祭神を奉り、諏訪大社のとの繫がりもある神社です。拝殿は諏訪大社と似た造りになっています。ケヤキの大木にはたくさんのヤドリギが見られました。
手水舎の流れ落ちる水はすっかり氷っていました。
その後「諏訪大社下社秋宮」を訪ねました。ここにはさすが温泉が出る土地柄、「ご神湯」があってかなり熱いお湯が流れ出ています。
「神楽殿」と「拝殿」です。重厚な作りの建物は立派なものです。諏訪大社の社紋は「梶の葉」ですが、上社は根が4本の「諏訪梶の葉」で、下社は5本の「明神梶の葉」です…と、以前におちゃさんに教えていただきました。
まだまだ寒い日で池の噴水から流れる水も、手水舎から流れる水も氷っていました。
この「秋宮」の裏手にある天然リンクに行ってみました。このリンクは毎年地元の方が整備して、誰でも使えるスケートリンクとなっています。寒い土地ならではの天然リンクです。ここで日本で最初のフィギアスケート大会があったそうです。入場無料、貸靴も無料!でも、地元のほとんどの子がマイスケート靴を持っています(というのは昔のことでしょうか)…
ちょうど見に行った時は開場時間が終了していて、子供たちが削られた氷を掃いてリンクを整備していました。
この日は諏訪市の「地蔵寺」も訪れました。このお寺は霧ヶ峰に向かう道の途中の高台にあります。本堂前の雪吊りの松と樹木の雪囲いに注目でした。鐘楼の向こうに諏訪市の街並みが見えます。
庭の隅には「フクジュソウ」の花が咲き出していました。
遅ればせながらの初詣に神社仏閣を訪ねることが出来、ホッとした一日でした…