ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

お宝発見!

2017-03-20 | 日記
先日馬場家住宅で押絵雛展を見た時、我が家の押絵雛を思い浮かべました。
これは夫の実家にあったものをお義兄さんが額に入れて我が家にくれたもの!
かなり大きなお雛様(45×50㎝位)です。


夫の実家にも同じようなものが飾ってあったので、お彼岸のお墓詣りに行った時に見せてもらいました。




お義兄さんに「蔵にたくさんあるぞ」と言われビックリ!
ぜひ見せてくださいとお願いして蔵の中へ…
入っているという木箱を玉手箱を開けるような気持ちで開けました!


たくさんの押絵雛達が木箱の中に収められていて驚きました!
女官や若武者、赤ん坊を抱いたおじいさんや虎退治の加藤清正?も…
20体以上はあったでしょうか。
昔は子どもが生まれると、親せきやご近所からお祝いにいただいたようです。


女雛は額に入れて飾られていますが、男雛はここにいました。


押絵雛をこの木の台に挿して飾ったようです。
たくさんの飾り台の裏には番号と贈ってくれた方の名前が記されていました。


お義兄さんの御殿雛が木箱に入っていました。(昭和10年代の物でしょうか)

夫の子どもの頃、家にお雛様が飾ってあったのを思い出したそうです。
夫は男兄弟の四男坊…誰のお雛様だったのか謎だったようです。
お義兄さんの生まれた頃、この地方では男の子でもお雛様を飾ったのだそうです。
この話、お雛様を飾るのは女の子ばかりと思っていたのでびっくりでした。
ようやく夫の謎が解けました!

もちろん端午の節句には5月人形も飾られていたそうです。




一番気になるのは押絵雛が作られた年代です。
今回は時間もなかったので年代の記入はみつけられませんでした。
また機会を作って全部広げて見せてくれるそうなので、その時に探したいと思います。
私にとっては身近な所での「お宝発見」でした!

あらためて蔵を眺めると大きな梁が立派です。


蔵の梁の上には大きなしめ縄が飾られています。
夫の子どものころからのものだそうです。


昔は旅の人をよく泊めたそうで、そんな方が彫って置いて行ったという木彫りの像もありました。


昔の夫の家を描いたもの(昭和初期でしょうか) 
農家で、お蚕さんを飼ったりして、牛や馬もいたそうです…



コメント (5)
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