ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

馬場家住宅の押絵雛展

2017-03-15 | 日記
重要文化財に指定されている「馬場家住宅」は松本市郊外の北アルプスを望む高台にあります。
江戸時代末期の本棟造りの建物は広い敷地に門構えも立派なお屋敷です。




主屋の座敷のあちこちに押絵雛が飾られていました。


松本では押絵のお雛様が江戸時代から登場していたそうです


年月を経ているのに華やかな雰囲気を醸し出しているお雛様たちです。






段飾りの押絵雛もありました。雛祭りの解説も…




押絵雛の掛け軸もありました。


さまざまな押絵…それぞれがとても生き生きした姿でした。






押絵以外のお雛様たちも趣きある姿で飾られていてました。








主屋の棟の正面には「雀おどし」と呼ばれる棟飾りと「懸魚」と呼ばれる火除けのまじないの飾りを取り付けています。


文庫蔵には馬場家の資料が…先祖は武田信玄の縁者で、江戸時代に広大な田畑を持って特別の地位にあったようです。


囲炉裏端の様子…古い道具の数々も展示されていました。


板欄間のあちこちされている彫り物が光に透けてきれいでした。



坪庭の向こうには茶室も…
他に隠居屋、奥蔵、門長屋等々、広い敷地に豪壮なお屋敷です。


梅が一輪咲いていました。
「梅一輪いちりんほどの暖かさ」の句が浮かぶような日でした。(写真は夫)

コメント (4)
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