ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

冬の食卓

2019-02-12 | 料理

寒い冬の間に食卓をにぎわせてくれた食べ物あれこれ…まず地元産のそば粉をいただいて夫が蕎麦を打ってくれました。回数を重ねるにしたがって美味しいお蕎麦を作ってくれるようになりました。

 

 

 

 

そば切りも年季が入って来ました。太さもそろってきれいです。

 

 

美味しいお蕎麦ができました。皆でたっぷりと出来立ての蕎麦を美味しくいただきました。

 

冬になると食べたくなるのは「肉まん」です。温まるように生地には酒粕を練り込んで作りました。(酒粕はこの時期、酒屋さんの詰め放題で手に入れます)

 

冬の寒さの中で作るのは「切干大根」と「凍み大根」です。切り干し大根はいつも母の仕事でしたが、難しくなって今は夫の仕事です。たくさん作ってあちこちにもらわれていきます。

 

 

冬にたくさん食べるのはカボチャとサツマイモ…「カボチャのケーキ」は娘が、「スイートポテト」は夫が作りました。

 

 

食べ物ではありませんが、以前に冬の炭焼きで作った「飾り炭」…マツボックリなどがきれいに出来ています。

 

これも夫作の「オレンジピール」と娘作の「胡桃チョコ」…胡桃は娘宅の庭のクルミの木のものです。

 

いただき物で美味しかったもの…諏訪の「太養パン」(中央道諏訪湖SA下り線にもお店が)の「さばサンド」です。

 

 

このパンの載っている器は娘婿さんの作!木目を生かした素敵な器です。

 

これも娘婿さんの作…緻密に計算された器の流線型と蓋、それにスプーンも素敵です。

 

 

冬の時期に嬉しい戴きものの「のど飴」…東大植物園とのコラボ品は効能ありそうです。

 

いただきものの豪華版「おかき」…加賀の金箔が貼られています!

 

忘れてはならない冬の定番は「キムチ」です。このために夫は白菜を作り、粉唐辛子など調味料を買ってヤンニョムを作って「キムチ」を仕上げてくれます。

 

冬の時期の諏訪湖ではワカサギ釣りができます。釣ってきて佃煮やフライ、南蛮漬けなどにして美味しくいただきました。佃煮は真空パックにしてあちこちにもらわれていきます。

 

寒い冬も、美味しいものを食べつつ乗り越えます。  私の作った物があまり登場しませんでしたが、朝昼晩の3食は一応私が作っています…

 

おまけの写真…この3連休に息子家族が帰省して雪遊びを楽しみました。一日目は富士見パノラマスキー場へ…暖冬で雪も少なく主に人工雪でしたが、思いの外大勢のスキー客が来ていました。

 

二日目は八ヶ岳自然文化園へ…ここも雪が少なかったですが思いの外、人がいなくて静かでした。青空に雪原と木立がきれいでした。

 

 

 

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手作り~みそ、こんにゃく~

2018-02-18 | 料理

毎年恒例の「手作り仕込味噌」の企画の参加してきました。

これは「生坂村農業公社」の方の指導の下、設備もお借りして仕込味噌を作るものです。

我が家では、もうずっとこの味噌ばかりです。

生坂村は我が家からはだいぶ遠いのですが、手作り味噌を仕込む機会が貴重なので毎年2日間通っています。

まず1日目、前日に水につけておいていただいた大豆を圧力釜で煮ます。

 

 

 

 

大豆はもちろん地元産!生坂村産のとっても美味しい大豆です。

煮上がった大豆は指でつぶれるくらいになっていてそれをすぐに冷まします。

 

このミンチ器でつぶします。

私の実家でも子供の頃は家で味噌を作っていて、共同のこうした器械を使った記憶があります。もちろん手動で…

 

つぶして塩をまぜた大豆(味噌の素)です。

 

前日から発酵器に入れて発酵させた麹をほぐして、また発酵器に入れます。

麹も地元産のお米を使って作っています。

 

2日目は、しっかり発酵した麹は固まっているのできれいにほぐし、大豆と塩の味噌の素に入れます。

 

 

味噌の素に大豆の茹で汁を加えて機械で混ぜます。

大豆の茹で汁はほんのり甘みがあってお味噌汁や煮物に入れると良いそうで、分けてもらってきました。

 

混ざったら空気を入れないよう、桶に叩きつけるように丸めて投げ込み、平らにならします。

これで手作り仕込味噌の完成です。

これは9月過ぎまで自然発酵を促し1年くらいおいて味がなじんだところで食べ始めます。

 

今年もいい塩梅に味噌が仕込めて良かったです。

一昨年の味噌がそろそろおしまい…これから昨年の味噌の味を見るのが楽しみです。

この地元産の大豆と、農業公社のお母さんたち手作りの麹も買ってきました。

お豆腐と甘酒を作る予定です!

 

 

別の日、「こんにゃくの手作り」教室に参加しました。

これは原村産のコンニャク芋!3年ものだそうで、立派です。

 

コンニャク芋を洗って汚れを取り、刻みます。

水と一緒にミキサーにかけます。500gの芋に水2ℓが基本。

 

 

 

ミキサーにかけたものを鍋に移し、水も全部加えて煮ます。

 

 

次第に重くなってきますが、焦げ付かないように絶えず鍋底をこそげながら、ふつふつするまで煮ます。

 

火を止めて冷ました中にぬるま湯で溶いた精製ソーダ(炭酸ソーダ)20gを何回かに分けて入れてよく混ぜます。

のり状になったら型に入れてしばらく置きます。(今回はお豆腐の型を再利用!)

 

型から外して煮立ったお湯に入れ、10分くらい湯がいて水にとって晒したら完成です。

 

コンニャク作りは2回目、前回は皮を全部むきましたが今回は残し…

いい感じのコンニャク色に仕上がりました。(色を濃くしたければひじきを混ぜるといいそうです)

さっそく出来立てを刺身コンニャクでいただきました。

ワサビとお醤油もいいけれど、甘味噌だれもとっても美味しかったです。

 

この時、利休饅頭も作りました。黒糖皮で餡を包みます。

 

 

蒸して出来上がりです。ちょっと割れてしまいましたが美味しいお饅頭ができました。

 

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冬の手仕事

2018-01-31 | 料理
寒い時期ならではのお仕事として「くるみ割り」があります。
いただいたり拾ったりの胡桃…そのままでは食べられません。
まず炒ることから始めます。(我が家は冬仕事、ストーブの上で)


良く炒ると上手に割れます。
夫が作ったくるみ割りの台(切り株に胡桃が収まる窪みがあります)
炒って少し隙間ができたところに小刀を当て金槌で軽く叩いて割ります。
お料理にお菓子に「クルミ」は大活躍です。




私は文明の利器(くるみ割り器)を使って割ります。


ストーブの上では秋に収穫した落花生も炒りました。
美味しい「落花生」は冬の楽しみです。


秋に干した柿は藁を敷いた箱の中で休ませます。
するとこんなに白い粉がきて美味しい「干し柿」になります。


「手作り豆腐」にも挑戦…でも簡単に作ろうと豆乳を使ったからか、固まり具合が柔らかかったです。
今度は大豆から作ってみようと大豆を買ってきましたが…


使ったザルは先日、娘が松本の「富成伍郎商店」から買って来てくれた「笊豆腐」!
このお豆腐にはオリーブオイルと岩塩がついていて…この味もまたいいものでした。


冬はワカサギ釣りのシーズン!
フライや南蛮漬けやてんぷらにもしますが、たくさんの時は「ワカサギの佃煮」に…


秘伝?の調味料でおいしく炊き上げてくれます。
これは釣ってきた人の責任で…夫の冬仕事です。




友人が来た時に夫が作ってくれた「ティラミス」のプレート!
これにいれてくれたコーヒーでおいしくいただきました。


私が作ったのは「ロール干し柿」、ゆずの風味が爽やかなゆずとクルミ入りです。
娘の作ったカリンのグラッセも添えて…


も一つ私の作…このところはまっているグラノーラ!
くちかずこさんに教えていただいた応用編の「グラノーラチョコ」を作りました。
食べすぎに注意しつつ…美味しい「グラノーラチョコ」に元気をもらっています。




別の日、寒いので中華まんが食べたいね、と夫が作ってくれました。
中華まんの皮はこねてねかせて小分けにして具を包みます。
肉まんとあんこがあったので餡まんも…
出来立てほかほかの「肉まん」も「餡まん」も美味しかったです。






この中華まんの皮には「酒粕」が練り込まれています。
最近注目の「酒粕」、先日あさいちでも取り上げられていたそうです。
身体にいいと聞いて、お酒に弱くてもこれならと酒蔵へ…
ここでは週末の酒粕つめ放題が人気とか、私も挑戦しました。
写真は他のお客さん…許可を得て手元を撮影させてもらいました。




この酒蔵は諏訪市の伊東酒造さん、清酒「横笛」でおなじみです。


伊東酒造さんの創立者、伊東充さんのコレクションによる「伊東近代美術館」も併設されています。
この美術館、下諏訪の湖畔にあった時に訪れたことがあります。
伊東深水はじめ日本画中心の美術館ですが、湖畔から富士見高原へ、そして今は諏訪の地に…
一時期この美術館の行く末が案じられたのですがここに落ち着けて良かったです。


最後に冬ならではの仕事、「切り干し大根」作りです。
大根を千切りにして干します。少し前まではこれは母の仕事でしたが…


凍み大根も作ってみました。これは輪切りにしてゆでて干します。
凍って乾燥してを繰り返してできます。
寒天や凍り餅にも共通しているような冬仕事の一つです。


お日様の力がありがたい大根の乾燥野菜作りです。

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