日曜日の朝はベーグル、
またはパンケーキ。
夜は大皿のイタリアンをファミリーで囲む。
これが、ニューヨークに住む
イタリア系移民の伝統的な過ごし方。
せっかくみんなが集まっているのならば、と
朝からベーグルを焼いた。
ひと口食べたAnnieアニーは
わぁ、ニューヨークの味!と
またまたこだわりの
ニューヨーカーからの嬉しいひと言。
でしょう?もうベーグルを
買いに行かなくてもいいんだよ、とLeo 。
1人2個ね、好きなベーグルの
トッピングは何にする?
私はいつものシナモンと
ブルーベリーだけど。
すると、他の4人全員が2個ともセサミ!と
ゴマが大人気。いつもゴマが
ポロポロ落ちちゃうんだよ、
マリア調べてみてよ、リオが言うとさっそくに
エッグウォシュがいいみたい、という。
溶き卵にミルクかオリーブオイルを入れて
ハケで塗るのを
卵でウォシュ=洗うと表現するのだそう。
今回は白身にミルクを入れて、
茹でたベーグルの生地をくぐらせてみたらバッチリ。
だんだんと手早く作れるようになってきた。
なかなか美味しいNYベーグルが
食べられないここでの暮らしには
かなり喜んいる様子のファミリーたち。
そして、サンデーベーグルブランチの後は、
Callicoon カリクーンの
ローカルファーマーズマーケットに買い出しへ。
本日のメニューは、
おうちイタリアン5つ星シェフのJohnnyジョニーによる
ブカティーニのカルボナーラ。
オーガニックのパンツェッタ(ベーコン)と
産みたて卵を。
ブカティーニは太めの中が空洞のパスタ。しっかりとした歯ごたえがある。
あー、ジョニーのパスタは天才的✨
しかも素材がローカルで新鮮なのが
またその味をぐん、と引き立てる。
それからカプレーゼ。
ファームで手作りのモッツアレラと、
不ぞろいな形で、色も赤、黄色、
オレンジの大きなトマトを。
なんで色が違うのを買ったんだろう、
と思っていたら、並べてみたらこの通り。
中心には真っ赤なパプリカのオリーブオイル漬けでさらに華やかに。
グラデーションの花のように
美しい彩りが大皿に広がった。
軽くコショウと仕上げにオリーブオイル、ガーデンのバジルを添えて。
それから赤ワインを。
Saluti サルーテ 乾杯!!!と
グラスを合わせて、
ボナペティ!召し上がれ♪と声が上がる。
するとみんな一斉に、
イタダキマス!!!と日本語で。
土曜日は、カリクーンでランチに出かけた。
メキシカンコーンはチーズと
何かクリーミィなものがコーンについていて、
ライムを絞る。
初めての味だけどなんか美味しい。
純白のヒルガオには細い筆を
すっと引いたような薄紫のラインが入っていた。
その真下には同じ薄紫の花が咲いていて
おしゃれにコーディネートされた店先のガーデン。
外出には軽めのダウンジャケットや
コートが必要になってきて、
ブーツ姿の人もいたりしてすっかり秋の装い。
彩り鮮やかな初秋のスローライフな週末。
夜は暖房のはいった暖かな
リビングルームで、綺麗な歌声の
アニーがリオのギターに合わせて歌をうたう。
グランマやマムもこうして
よく歌っていたのよ、とマリア。
いつも歌っていたマムの亡きあと、
しばらくこの家に歌声が途絶えていたけれど
新たなカワイイ歌姫がファミリーに登場して
じんとしてしまう。
Kaoru も何か日本の歌をうたって、という
リクエストに応えて
先日、去年のNYツアーのzoom同窓会で
みんなで歌ったばかりの、中島みゆきの「糸」を。
Ito 糸ってどう言う意味なの?歌詞は?
と聞かれて説明すると、
そうなの良い歌ね、と感激してくれた。
ファミリーの伝統的な日曜日の過ごし方
フルコースで楽しんだ穏やかな一日でした♪
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