週末の2日間は、本部講師をつとめるマミフラワーデザインスクールの研修会。
日本全国、そして韓国、上海から各地のお教室の先生方が集まり、
新しいデザインを学んだり、さまざまなジャンルのプロの講演を聞き、
2日目は実際に自分で花をいけるという毎年2回の恒例行事。
トップで活躍する先生方のデザインは、
とにかく手早く、クオリティが高く、いつも本当に刺激的♪
昨日のレッスンのテーマは
「竹の狭間に花を活ける」と「花束(フレッシュとドライ)」
半分に割った竹の扱いは左右対称に。
花はアシンメトリーの非対称に。
秩序(ルール)を持った中に、無秩序(カオス)を組み合わせていく、という
デザインの法則ともいえる理論で作る、というのがお題。
竹は縦でも横でも、V字に配置しても自由。花も好きな色や種類を好きなだけ選べる。
テーマ以外すべてが自由。というのがこの探究科。
今回の私のデザインは、
竹は左右に。白い陶器の器とグリーンのガラスの細い器をチョイスして
白いアンスリウムと、クルクルとかわいいゼンマイ、深紅のチューリップを差し色に♪
「わー!ポップなデザイン~!」
「ポストカードになりそう~」
などなどのコメントを頂きました。
そして午後の花束のレッスン。
生花とドライを組み合わせることで、
お互いの良さを引き立たせる、というもの。
フレッシュな花は生・命、春を意味し
ドライフラワーは死、冬を意味する一方で収穫、恵み、豊かさをも意味するのだそう。
日本では稲穂の飾り、イタリタンレストランやパン屋さんでも
よく見かける麦を束ねた飾りはまさに豊穣を願い感謝の意味があるという。
また開拓時代のアメリカでは、
移民が流れ込むと同時に疫病が流行り、いざというときのために
薬草やハーブを部屋にたくさん吊るしておいたのが始まりなんだとか。
そんな世界の花の歴史を教えて頂けるのもとても興味深くて勉強になる。
そして私のデザインは、
午前中は緑、白、赤を使ったから、
ピンクいっぱいの大きくゴージャスな花束♪
ドライ素材は、ツルやタイサンボクのドライの葉、
立ち枯れのアジサイなどを組み合わせ、
大きなグリーンの葉でアクセント。
薫ちゃん、気持ちよく花束作ってるねー!
周りで私の様子をチラッと見た方からのお言葉。
そうそう♪その通り~!
好きな花を束ねる幸せ。
それだけで心豊かな気持ちになれちゃう。
今日はこれから英文法のレッスンを受けるために準備しなきゃ。
(って、宿題ね(^^;いつもギリギリすぎる~!)
レッスンする側がほとんどの生活の中で、
こうして生徒になることの楽しさ。学ぶ喜び。
ずっとずっと大切にしよう♪