今回新しく命名された『花しのぎ』シリーズ。
陶器で用いられる、へらで土を削いで作るしのぎ模様からきています。
普通は縦にスーッと削るのだけど、底から四方八方に削り広げる模様を特に
『花しのぎ』と呼ぶのだそうです。
そしてガラスの場合、器の中にも『花しのぎ』が見える!
形を作ることが同時に景色を生み出す、器作りの理想が今ここに!
なんて言ってみたりして…。
まあ、とにかくお手に取ってご覧下さい。グッときますよ。
こちらは、真上から撮った写真。
時間の掛かる削り作業。
削り模様が、やさしく透明なガラスに流れ込んでいく様に見えます。