生誕100年の司馬遼太郎さん。司馬遼太郎記念財団が「好きな司馬作品」アンケートの結果発表をしたそうです。そんなのやってたなんて知らなかった。
1位、坂の上の雲
2位、竜馬がゆく
3位、燃えよ剣
4位、街道をゆく
5位、峠
6位、花神
7位、国盗り物語
8位、菜の花の沖
9位、関ケ原
10位、世に棲む日日
なかなか納得の結果ですね。
個人的には長編小説のみとして、「街道をゆく」は外して「翔ぶが如く」がはいってもおかしくないと思う。
ただ「坂の上の雲」がトップと言うのは・・・1回目読んだときはよかったけど2回目は辛くって辛くって読むに堪えなかったし、3回目になると細かすぎるのに疲れたっけな。確かにこんな事実があったってことは知って欲しいけど、自分としてはもう読むことはないかな。
それ以外は全てあと2回は読むでしょう。僕は9位の「関ケ原」を読むときは「城塞」という作品をセットで読むことにしています。この「城塞」と言う小説もランクインしてもいいくらい面白いです。
「燃えよ剣」を読むなら「新選組血風録」もおすすめだし、6位の「花神」と10位の「世に棲む日日」は同じ長州藩の話しなので続けて読むとより楽しめます。
まあ、「竜馬がゆく」を一番最初に読むと幕末の全体像がつかめるからこの作品は凄いです。僕も選ぶとしたらこの作品かな。今読んでる「花神」も「竜馬がゆく」以上に好きかも。
「竜馬がゆく」から「翔ぶが如く」を続けて読むと幕末から明治維新までが繋がる。
偶然記事を調べてて判明したんだけど、読売新聞だと上位5作品しか載っていなかった。6位以下は産経新聞に載っていた。産経新聞に感謝。そういえば司馬さんの出身だったか。