イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

独特の形の果をつけた花穂をぶら下げる オニドコロ

2014-11-15 21:20:37 | 趣味・特技
ヤマノイモ科(Dioscoreaceae); ヤマノイモ属(Dioscorea); オニドコロ(D.tokoro)
学名: Dioscorea tokoro
和名: オニドコロ(鬼野老)

 山や土手等で良く見かける。葉は互生し長さ幅とも5~12cmの円心形~三角状心形で先は長く尖る。葉柄は3~7cm。雌雄異株で雄花序は葉脇から直立し淡緑色の6花被片の花を多数着ける。雄花には6個の雄しべがある。雌花序は下垂する。果は長さ3~5cmほどで上向きに付き3個の翼がある。果実には3室がありそれぞれに2個の種子が入る。
 マムシグサやノイバラなどに巻き付き、独特の形をした果がたくさん着いた花穂が垂れ下がっている様は野趣にあふれている。ジャングル好きの朕はこの雰囲気が大好きだ。


近所の土手でオニドコロの雄株を見付けた(花巻市桜台、2014年8月13日)



雄花をズームアップ。(同上)



釜石の大天場山でオニドコロの雌株を見つけた。マムシグサに巻き付き花穂をぶら下げている。(釜石市八雲町大天場山、2014年8月14日)



雌株の花穂。独特の形の果だ。(同上)



雌花をズームアップ。(同上)

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