クルミ科 (Juglandaceae); クルミ属(Juglans)
学名: Juglans L.
和名: クルミ
英名: Black walnut, Walnut
クルミ科クルミ属の総称でその中にはカシグルミ、オニグルミ、ヒメグルミ、シナノグルミ等の食用となる
クルミが含まれる。
高級木材として家具などに用いられている。
食用としては菓子や餅などに用いられているが、特にビタミンEを多く含むほか、脂質含量が高く、その中でもオメガ3脂肪酸として注目されるαリノレン酸を多く含む。
盛岡短期大学の千葉俊之氏の研究によれば、脂質含量は国産のオニグルミ、ヒメグルミでは59.9~64.1%、カシグルミや外国産クルミで60.3~71.2%となっている。また、それぞれの脂肪酸組成を分析した結果では国産のオニグルミ、ヒメグルミでは、リノール酸が67.2~72.6%、オレイン酸が11.5~17.6%、αリノレン酸が7.7~12%となっている。同じくカシグルミや外国産クルミではそれぞれ59.1~65.4%、13.6~20.7%、9.8~16.1%となっている。
αリノレン酸含量がダントツに多いのはエゴマ油やアマニ油だが、クルミも種実類ではかなり多い方である。
伝統的にクルミは健康に良いとされて様々な料理に利用されてきたが、その主役はビタミンEやαリノレン酸である。特にαリノレン酸は青魚に多く含まれるDHAやEPAと同じオメガ3脂肪酸であり、体内でDHAやEPAに変換されるという。これらの脂肪酸の機能としては、様々報告されているが、抗アレルギー、心血管障害の予防に有効であるとされるほか、脳の働きにも有効に作用するとされている。
健康維持のために意識的にこれらの食品を摂りたいものである。
クルミの木はあちこちで普通に見られる。特に川沿いや湿った場所でよく見かける。葉は互生で奇数羽状複葉、雄花は10~30cm垂れ下がる。雌花は枝の先の方から上に向かって穂状の花序を咲かせる花柱は赤い色をしているので注意してみると確認できる。
特にクルミについておぼろげながら思い出すことがある。子供の頃山に行ってクルミの木の枝を採ってきて、その枝を上手に叩くと皮だけを残してきれいにその中の白い木を取り出すことが出来た。おぼろげな記憶では、その皮を刀の鞘のようにして遊んだ記憶がある。夢のような記憶なのでそんなこと出来たのかなと調べてみたら、確かにクルミの皮を使用した鞄などの民芸品が作られているようだ。記憶違いではなさそうだ。
雄花が出始めた。(岩手県紫波町、2014年5月6日)
垂れ下ってきた雄花。(同上)
同上。(花巻市日居城野、2014年5月8日)
雄花のアップ。(同上)
雌花が出て来た。(花巻市星が丘、2014年5月22日)
雌花。(花巻市浅沢、2014年5月20日)
同上。(岩手県遠野市、2016年5月25日)
雄花と雌花。(同上)
実と枯れた雄花。(湯口、2015年5月27日)
実。(花巻市立桜台小学校裏、2014年6月13日)
クルミの実と葉。(花巻市浅沢鳥海神社側、2013年7月2日)
クルミの木。(花巻市桜台アルテマルカン側、2013年6月25日)
同上。(花巻市立桜台小学校裏、2015年4月27日)
学名: Juglans L.
和名: クルミ
英名: Black walnut, Walnut
クルミ科クルミ属の総称でその中にはカシグルミ、オニグルミ、ヒメグルミ、シナノグルミ等の食用となる
クルミが含まれる。
高級木材として家具などに用いられている。
食用としては菓子や餅などに用いられているが、特にビタミンEを多く含むほか、脂質含量が高く、その中でもオメガ3脂肪酸として注目されるαリノレン酸を多く含む。
盛岡短期大学の千葉俊之氏の研究によれば、脂質含量は国産のオニグルミ、ヒメグルミでは59.9~64.1%、カシグルミや外国産クルミで60.3~71.2%となっている。また、それぞれの脂肪酸組成を分析した結果では国産のオニグルミ、ヒメグルミでは、リノール酸が67.2~72.6%、オレイン酸が11.5~17.6%、αリノレン酸が7.7~12%となっている。同じくカシグルミや外国産クルミではそれぞれ59.1~65.4%、13.6~20.7%、9.8~16.1%となっている。
αリノレン酸含量がダントツに多いのはエゴマ油やアマニ油だが、クルミも種実類ではかなり多い方である。
伝統的にクルミは健康に良いとされて様々な料理に利用されてきたが、その主役はビタミンEやαリノレン酸である。特にαリノレン酸は青魚に多く含まれるDHAやEPAと同じオメガ3脂肪酸であり、体内でDHAやEPAに変換されるという。これらの脂肪酸の機能としては、様々報告されているが、抗アレルギー、心血管障害の予防に有効であるとされるほか、脳の働きにも有効に作用するとされている。
健康維持のために意識的にこれらの食品を摂りたいものである。
クルミの木はあちこちで普通に見られる。特に川沿いや湿った場所でよく見かける。葉は互生で奇数羽状複葉、雄花は10~30cm垂れ下がる。雌花は枝の先の方から上に向かって穂状の花序を咲かせる花柱は赤い色をしているので注意してみると確認できる。
特にクルミについておぼろげながら思い出すことがある。子供の頃山に行ってクルミの木の枝を採ってきて、その枝を上手に叩くと皮だけを残してきれいにその中の白い木を取り出すことが出来た。おぼろげな記憶では、その皮を刀の鞘のようにして遊んだ記憶がある。夢のような記憶なのでそんなこと出来たのかなと調べてみたら、確かにクルミの皮を使用した鞄などの民芸品が作られているようだ。記憶違いではなさそうだ。
雄花が出始めた。(岩手県紫波町、2014年5月6日)
垂れ下ってきた雄花。(同上)
同上。(花巻市日居城野、2014年5月8日)
雄花のアップ。(同上)
雌花が出て来た。(花巻市星が丘、2014年5月22日)
雌花。(花巻市浅沢、2014年5月20日)
同上。(岩手県遠野市、2016年5月25日)
雄花と雌花。(同上)
実と枯れた雄花。(湯口、2015年5月27日)
実。(花巻市立桜台小学校裏、2014年6月13日)
クルミの実と葉。(花巻市浅沢鳥海神社側、2013年7月2日)
クルミの木。(花巻市桜台アルテマルカン側、2013年6月25日)
同上。(花巻市立桜台小学校裏、2015年4月27日)
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