タデ科(Polygonaceae); タデ属(Polygonum); ミゾソバ(P. thunbergii)
学名: Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii
和名: ミゾソバ(溝蕎麦), ウシノヒタイ(牛の額)
英名: water pepper
9月になると田の脇や池の回りなど湿った場所に目立つようになる。名前のとおり湿った溝に生えるソバに似た草なのでミゾソバである。特に珍しい植物ではなく、湿地帯には群生しているのをよく見かける。葉も特徴的であり、もう一つの名前であるウシノヒタイのとおり、牛の顔を正面から見たような特徴的な形をしているので、見分けるのも容易だ。
花は10数個かたまって咲く。根本の方が白く先がピンク色のかわいい花だ。花被片は5枚で萼に相当し花弁は無い。花が開く前も先の方がピンク色で、いくつかの蕾や開いた花のかたまりが金平糖のようだ。
新芽や柔らかい葉はおひたしなどにして食べられるという。また、生薬としても用いられ、リュウマチ、止血、鎮痛に有効だという。
7月末道路脇の土手でミゾソバを見つけた。花が咲く前だが葉の形がウシノヒタイという別名のように特徴的な形をしているので見分けるのが容易だ。(花巻市笹間、2013年7月28日)

9月末、池の脇の水際からミゾソバが生えてきて花が咲いていた。(花巻市湯口自然休養村、2013年9月22日)

近寄ってみるとこんな感じ。根本が白く先がピンクの花が10数個かたまって咲いている。金平糖のようだ。(同上)

蕾をズームアップ。花が咲く前でも蕾の先がピンク色できれいだ。(花巻市笹間、2013年9月28日)

花が咲き始めた。花被片は5枚で萼に相当する。花弁は無い。金平糖のようで本当にかわいらしい花だ。(北上市和賀川グリーンパーク、2013年9月30日)

ミゾソバが土手に群生していた。面白いことに、ミゾソバの上に花期の過ぎたママコノシリヌグイが群生し、その下にミゾソバが帯状に群生し、更にその下にイヌタデが群生していた。(花巻市笹間、2013年9月28日)

池の側の湿地にミゾソバが群生していた。(北上市和賀川グリーンパーク、2013年9月30日)

10月末花が終わった。(北上市和賀川グリーンパーク、2013年10月28日)

花の終わった穂をズームアップ。中の実を確認したが何故か空っぽだった。蕎麦のような実が成るというが、今回は未確認。(同上)

学名: Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii
和名: ミゾソバ(溝蕎麦), ウシノヒタイ(牛の額)
英名: water pepper
9月になると田の脇や池の回りなど湿った場所に目立つようになる。名前のとおり湿った溝に生えるソバに似た草なのでミゾソバである。特に珍しい植物ではなく、湿地帯には群生しているのをよく見かける。葉も特徴的であり、もう一つの名前であるウシノヒタイのとおり、牛の顔を正面から見たような特徴的な形をしているので、見分けるのも容易だ。
花は10数個かたまって咲く。根本の方が白く先がピンク色のかわいい花だ。花被片は5枚で萼に相当し花弁は無い。花が開く前も先の方がピンク色で、いくつかの蕾や開いた花のかたまりが金平糖のようだ。
新芽や柔らかい葉はおひたしなどにして食べられるという。また、生薬としても用いられ、リュウマチ、止血、鎮痛に有効だという。
7月末道路脇の土手でミゾソバを見つけた。花が咲く前だが葉の形がウシノヒタイという別名のように特徴的な形をしているので見分けるのが容易だ。(花巻市笹間、2013年7月28日)

9月末、池の脇の水際からミゾソバが生えてきて花が咲いていた。(花巻市湯口自然休養村、2013年9月22日)

近寄ってみるとこんな感じ。根本が白く先がピンクの花が10数個かたまって咲いている。金平糖のようだ。(同上)

蕾をズームアップ。花が咲く前でも蕾の先がピンク色できれいだ。(花巻市笹間、2013年9月28日)

花が咲き始めた。花被片は5枚で萼に相当する。花弁は無い。金平糖のようで本当にかわいらしい花だ。(北上市和賀川グリーンパーク、2013年9月30日)

ミゾソバが土手に群生していた。面白いことに、ミゾソバの上に花期の過ぎたママコノシリヌグイが群生し、その下にミゾソバが帯状に群生し、更にその下にイヌタデが群生していた。(花巻市笹間、2013年9月28日)

池の側の湿地にミゾソバが群生していた。(北上市和賀川グリーンパーク、2013年9月30日)

10月末花が終わった。(北上市和賀川グリーンパーク、2013年10月28日)

花の終わった穂をズームアップ。中の実を確認したが何故か空っぽだった。蕎麦のような実が成るというが、今回は未確認。(同上)
