ユリ科(Liliaceae); ホトトギス属(Tricyrtis); セトウチホトトギス T. setouchiensis
学名: Tricyrtis setouchiensis
和名: セトウチホトトギス(瀬戸内杜鵑草)
山形市の沼の辺周辺を散歩していたとき、道端にホトトギスが咲いているのを見かけた。最初は花弁が水平に開いているのでヤマジノホトトギスだろうと思って写真に撮って帰ってきたが、後で写真を良く見てみると、花柱に派手な模様が見える。また、雄しべにも模様があり、花被片の根本に黄色の斑紋がある。これらはセトウチホトトギスの特徴だ。しかし、セトウチホトトギスはその名のとおり瀬戸内海周辺にしか見られないはずなのに、どうして山形に生えていたんだろう。ひょっとして瀬戸内海周辺が開発されて住みにくくなったので、引っ越してきたのかも知れない。
現在では瀬戸内海周辺地域でも徐々に少なくなり、徳島県では絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。
沼の辺周辺の道端で見つけた。(山形県山形市沼の辺周辺の遊歩道、2013年10月15日)

花をズームアップ。花被片は水平に開く。花柱に赤紫色の派手な斑紋、花柱の表面や雄しべにも赤紫の斑紋がある。花被片には紫色の斑紋があり、花被片の根本に黄色い斑紋がある。これらはセトウチホトトギスの特徴である。(同上)

学名: Tricyrtis setouchiensis
和名: セトウチホトトギス(瀬戸内杜鵑草)
山形市の沼の辺周辺を散歩していたとき、道端にホトトギスが咲いているのを見かけた。最初は花弁が水平に開いているのでヤマジノホトトギスだろうと思って写真に撮って帰ってきたが、後で写真を良く見てみると、花柱に派手な模様が見える。また、雄しべにも模様があり、花被片の根本に黄色の斑紋がある。これらはセトウチホトトギスの特徴だ。しかし、セトウチホトトギスはその名のとおり瀬戸内海周辺にしか見られないはずなのに、どうして山形に生えていたんだろう。ひょっとして瀬戸内海周辺が開発されて住みにくくなったので、引っ越してきたのかも知れない。
現在では瀬戸内海周辺地域でも徐々に少なくなり、徳島県では絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。
沼の辺周辺の道端で見つけた。(山形県山形市沼の辺周辺の遊歩道、2013年10月15日)

花をズームアップ。花被片は水平に開く。花柱に赤紫色の派手な斑紋、花柱の表面や雄しべにも赤紫の斑紋がある。花被片には紫色の斑紋があり、花被片の根本に黄色い斑紋がある。これらはセトウチホトトギスの特徴である。(同上)
