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世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

映画「吉原炎上」

2025年04月13日 | 日記
9時に起床。
今日は雨。
傘を持ってお出かけ。
だが、ほとんど傘の出番はなかった。
そう、強靭な晴れ女の後輩女子Sちゃんとのデートだから。

今、神保町シアターでは「映画で紐解く――花街、色街、おんなの街」と題して花街にちなんだ作品が上映されている。





どれも魅力的なのだが、今日はとりあえず私たちのバイブル「吉原炎上」を観た。
「べらぼう」効果か、けっこう満席に近かった。



『吉原炎上』劇場予告編


高校時代から幾度となく観てきた作品だが、映画館で見るのは初めて。
ビデオで観るより没入感が半端なかった。
主演の名取裕子の聡明さや美しさは言うまでもないが、先輩の菊川役であるかたせ梨乃さんが人間味あふれててホロリ。
裏切った元夫とその女のために、畳をめくって貯めてきたへそくりをかき集めるんだけど、はずみで畳に手が挟まって「痛い」と言って泣くシーンが特に…。
「自分、何やってるんだろう」と頭ではわかっているけれども、つい情に流されてしまう菊ちゃんに感情移入せずにはいられなかった。

映画を見た後、ドトールでお茶をしながらSちゃんと感想を述べあう。

Sちゃんは、「くまち(私のこと)、畳のシーンで『ぼうぇ』っていってたから吹き出したんだと思った。まさか泣いているとは思わなかった!」と大爆笑。
え?泣けない?あのシーン。


お腹が空いたねと御茶ノ水駅経由で地元の王将へ行くことにした。

いつもは一人で通院のために利用する御茶ノ水駅。
今日は二人。
なんだか不思議な気分。


いつもあの橋を渡って通院している。
順天堂の右隣は東京医科歯科大学病院なのだが今は「東京科学大学病院」という名前らしい。

順天堂には来月(or今月末)に薬を処方されに行く予定。
2ヶ月に一度、薬を処方され、半年に一度お腹に注射を打つ。
これをあと8年続ける予定。
無事に完走できるのか。
なんだか女郎の年季明けに似ている…!?



王将でビール片手に餃子や焼きそば、油淋鶏を頬張る。

「明日、仕事だから」と早めに切り上げる予定だったが気付けば3時間ぐらい経過しててワロタ。
10歳も年下なのにどうしてこうも話が合うのだろう。




Sちゃんを駅まで見送り、帰宅途中から急に雨足が増し、やっと傘の出番に。
嗚呼、やっぱり私は雨女。

雨だけど最高の休日だった!