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世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

我は石人なり

2025年03月31日 | 日記
子を孕まぬ婦人を石女(うまずめ)と呼ぶらしい。
私は石女クラスタなのだが、子供の有無にかかわらず石頭を持っているので「石人」なんだと思う。
今日、母ヨーコたんと話していて、自分の生きにくさが石頭由来の石人マインドのせいだと気づくことができた。
独身だから自由で、その自由すぎる人生を生きることにどこか不安感を持っていて、自分の中で規則を作ってしまうという。
「こうだからこうあるべき」みたいな。
「いつもこうだったからこうしなくっちゃ」のような。

47歳。
持病もあるし、残りの人生が見えてきた。
47歳。
けっこう頑張ってきた。

なので、これからはもっと自信を持って「適当に」生きてみたらいいのではないか。
他人にとやかく言われても「へへへ」で済ませることができる、石とは真逆のたとえば水のような人。

母とブレーンストーミングをしながら、生きるヒントを得た。
母は偉大なり。


47歳メンヘラ会社員。
今日のお昼休みに眼科に電凸。
診断書をゲットして転院するのだあああああああああ!!

私「土曜日の午後もやっている眼科に転院したいんです。紹介状を書いてください」
受付「先生がお会いになりたいそうなんです」
私「無理です。前回、先生の前で泣いちゃいましたし。精神的に怖くて」
受付「そうですよね…」(←そうなんかい!!)

ということで再来週、眼科医に会わないで紹介状をゲットできそう!!


転院すると言ったら何が何でも転院する。
嫌なものは嫌(By嶽本野ばら先生)。

これも石人の思想かな…。

野ばら先生って本当にすごい。
自分がこうだと決めたら全くブレずにその道を歩くのですもの。
それがいかに大変なのか石人の私にはなんとなく想像できる。
だから尊敬しちゃうんだよな。


もうなんか色々ちゅかれた。
コンビニのパスタを食べたけど不味い。


クナイプ風呂にゆっくりと浸かってリラックス。


ちょっと風邪っぽので早く寝ます。
漬物石を枕にすっかな(んなもん、ねーよ)。


桜日和

2025年03月30日 | 日記
10時半に起床。よく寝た。
週末の掃除に加えて、ベランダの掃除と洗濯機の中の埃取り部分を洗った。すっきり。

化粧をしてお出かけ。
まずは目黒川の桜を拝もうじゃないか。


まずは目黒川添いのラブホテル「エンペラー」を拝む。
日本最古の城タイプのラブホテル。名城。

ここのサイト、私の前のブログ「世界の中心で吉熊が叫ぶ」にリンクを貼っていてくれて、ここのサイトからくる人がいまだに多い。
ありがとうございます。
http://www.meguroemperor.com/mobile/comments.html

肝心の桜はまだ咲きそろっていない感じ。

でも圧巻だった。



お腹が空いたので、洋麺屋五右衛門 目黒店へ。


大好物「地中海風 海の幸のトマトクリームスープ」をペロリ。







池袋で下車をしてマッハでFrancfrancにてハンディファンを購入。
前々から欲しかったもの。
会社で使おうと思う。



西日暮里駅経由で千駄木駅へ。
下車して7分ほど歩き、到着したのは旧安田楠雄邸。
普段は水曜日と土曜日の日中しか開いていないのだが、今回は特別に桜のライトアップを催すとのことで行ってみた。
行って正解!
この見事な枝垂桜を見られたのだもの。








風が吹くと枝が揺れて、その度に花弁が舞って夜に溶け込む。
一瞬、桜吹雪になったときはオーディエンスから拍手が。
夜桜がもたらした一体感が嬉しかった。
隣にいた若い男子と「きれいですよね」「ね?本当にきれい」と感想を述べあったりもした。


去年、初めてここに来た時も桜が咲いていた。
今年も見られて本当に良かった。

2024年03月30日 我は春の子


床の間には高村光雲さんの掛け軸。
琵琶を奏でる人。






その高村光雲さんのご親族の方(プロのカメラマン)に写真を撮っていただいた。
…私の遺影、これでお願いします、と思わず家族に言いたくなるほどイケていた。ありがとうございます!


募金をしたら桜湯とクッキーをいただいた。

この会のために用意したクッキーらしい。


洋室も見た。日中とは違い、ゴージャス感3割増し。

ここで蓄音機を聴くイベントも開催されてて、以前来たことがあるけど、また今度聴きに来よう。

急いで帰宅して大河ドラマ「べらぼう」をリアタイ鑑賞。
勿論、さっきもらったクッキーと桜湯を用意して。

めちゃくちゃ美味しい!!


今日のべらぼう、鳥山検校の気迫がすごかった。
大金つぎ込んで嫁にした花魁の心が自分に向いてないことを知って、嫉妬に狂ってんの。
気持ちはわかるけど…。ちょっと怖い/(^o^)\
XJAPANの「Silent Jealousy」でも聴いて落ち着いてくれ。
きっとあなたの気持ちを代弁している歌だと思うの。

X JAPAN 『Silent Jealousy』(HD)


明日からまた仕事。
幸い、仕事が楽しくて、職場も居心地が良くて、週末に鬱にならずに済んでいる。

というか、上司があまりにも「べらぼう」の蔦重に似いる。
蔦重「吉原をみんなが憧れる場所にしたい」→上司「会社を良くしたい」
横浜流星さん演じる蔦重を見ると「お疲れです」とか言いたくなる。
そう、日曜日の大河ドラマ鑑賞中から私の「月曜日」は始まっているんだYO!/(^o^)\


父クマパパの誕生日

2025年03月29日 | 日記
11時半に起床。よく寝た。眠れた。

今日は父クマパパの誕生日。
77歳になった。喜寿である。

父に読書感想をLINEで送るとちゃんとレスポンスが来る。

(父も角田光代先生が好き)

夕食は「私がお金を出すからママとサイゼリヤに行って好きなもの食べて」と伝えたのだが、今日は昭和歌謡とお酒で過ごしたいらしい。

健康第一で、どうか穏やかに過ごしてほしい。
来年の誕生日もお祝いさせてほしい。
娘の切なる願い。




土曜日もやっている口コミの良い眼科に電話をする。
1つ、緑内障が専門で障害年金申請に慣れている眼科を発見。
電話対応も良い感じだったし、ここに転院したいなと思う。
あとは今の眼科にどう別れを告げようか。(紹介状書けよな)
一歩前進したようで、ちょっと安心した。


夕方、クリーニングを受け取るべく外出。


公園の桜。
花散らしの雨が憎い。



桜も綺麗だけれども、乙女椿の可憐さは筆舌しがたい。


毎月、月初にDM持参でマツキヨに行くのが定例。
しかし来週末は旅行にでかけるので、本週末にマツキヨで月一恒例爆買い。
いやはや。本当に物価の値上がりがエグすぎ。




王将で餃子3人前をテイクアウト。
アプリのクーポンを使い、1人前は無料。
今夜は餃子2人前とコンビニのおむすびで夕食とする。



夕食後の一服を終え、プールに行く。2時間、しこたま泳ぐ。
雨は上がっていた。


今日は花柄の水着。


クロールでの25メートル完泳は余裕で達成できるようになった。
25メートルノルマのあとは、ひたすらビート板を使い、自由に泳いでいる。
肢体を温水に委ねてちゃぷちゃぷさせると、体も頭もすっきりする。
去年の1月から地味に続けているかけがえのない大切な趣味になりつつある。


プールから帰ると真っ先に風呂に入る。
その際、髪をアップにせず、髪と一緒に入水する。
湯船に広がる長い髪はホラー感満載。
そして人魚姫の気持ちにもなれる。
楽しい!!
…自分の髪で遊びまくって、のぼせてしまう。




\転院代行 イーモト/

2025年03月28日 | 日記
3/28(金)
朝ドラ「おむすび」、終了。呆気なく終わってしまった。
主題歌を歌うB'zには申し訳ないが、この半年間、「♪イルミネーション」を意地悪な歌詞に替え、毎朝歌いながら化粧をしていたことをここに報告する。


最近はテレビよりもYouTubeを見る。
退職代行の動画が面白い。

退職代行モームリのガチの電話現場【相手企業の音声有り】


退職手続きを代行する「モームリ」さんという会社があることは知っていたが、実際、モームリのエージェントと雇用主(担当者)のやり取りが新鮮でつい見入ってしまう。
動画の50:21から、上司?の口調がパワハラそのもの…。嗚呼、やだやだ。こわたん。


今日は金曜日なので心療内科デー。
待ち時間3時間弱。
勿論、駅そばで腹ごしらえ。
今日は25℃。暑いので迷わず冷たい蕎麦をチョイス。

店員さんと「暑いですね」と会話するぐらいには仲良し。

さて、診察。
クマ医師、散髪したな?フォルムが小さくなってる。かわいい。
「どうでしたか?ここ最近」という、いつものクマ医師の誘導でこの一週間を振り返る。

先週の土曜日。
眼科医に障害申請の診断書を書いてもらえず、動揺した私。
この一週間、眼科に電話をして転院したい旨、紹介状を書いてもらう旨を伝えなければならなかったのだが、昼休みに眼科に電話をしようとすると恐怖のあまり、動悸と吐き気と腹痛の三つ巴に襲われて…できなかった。
そのことを報告。
クマ医師は「点眼薬の在庫は?大丈夫?」と心配してくれ、「その眼科、最低ですね」と一緒に怒ってくれた。
そして、
「電話できないのであれば、妹さんに代行してもらうのはどうでしょう?」

\転院代行 イーモト/

妹・芋子もさ、育児と仕事、趣味のミスチルや飲み会でヘロヘロだしなぁ。
つーか、まさかクマ医師が妹を指名するとは。
妹、どんだけ頼もしいんだろ。
芋子じゃなくて芋太郎だな。


職場では全くストレスなく過ごせていること、仕事が楽しくて毎日ハリがあることを報告。
暑くなってきたので、先生にいただいたアイスノンを使って熟睡できてることも言い添えた。

ホットフラッシュで汗だくな私のために、診察中にエアコンをピッピッピッと温度設定してくれるクマ医師、ラブ。
退出するとまたピッピッピッと戻す音が診察室から聞こえてくる。ラブ。

処方変更なし
ビオスリー、マイスリー、サイレース、ハルシオン、パリエット。
清暑益気湯、黄連解毒湯。
マグネシウム錠、ソラナックス。

眼科医のことを思い出すとイライラするので、引き続き、ソラナックスを出してもらった。
ソラナックスも耐性がついてきたのか、最近あまり効かないんだよな…。

嗚呼、それにしても自立支援制度、最高。
お薬も診察も1割負担で済むのですもの。
ありがとう、東京都!!


帰宅後、先週買ったビオレのパーフェクトオイル(化粧落とし)、驚くほど化粧が落ちるので関心してしまう。すげぇよ、あれ。
すっぴんの顔をまじまじと見てみると、まつ毛が昨年よりも更に伸びていることが発覚。
もうすぐ眉毛に届きそう!!


入社して最初は販売員をしていた。
その時、ストレスで全部抜けてしまったまつ毛が今こうして熊野筆みたくしっかりと力強く、そして長くなっている。
(ちなみに初めて通った精神科ではワイパックスを処方されていた。なので新卒=ワイパックス期)。

新卒の時は、まつ毛も心も繊細だった。
25年後、緑内障になって嫌なことばかりだけれども、点眼薬による副作用でこのまつ毛を手に入れたことはラッキーだと思う(ようにしている)。

今では、まつ毛も心も太く逞しくなったとさ。めでたし、めでたし。


さて、転院しなくては。
退職代行があるのならば転院代行もあってほしい。


日常を取り戻す

2025年03月27日 | 日記
昨晩はエアコンをフル稼働させて寝た。勿論、「除湿 22℃」の設定で。
2月生まれのせいか、湿気を孕まないひんやりとした空気は清潔な感じがして好きだ(偏見)。
おかげで、アイスノンを使わなくてもホテル仕様の枕でじっくり眠れた。
ちなみに週末は最高気温10℃のこと。そうそう、そのぐらいの気温がちょどいい。いろんな意味で週末が楽しみ。

朝ドラ「おむすび」がいよいよ大詰め。
前作「虎に翼」ほど熱心に観てはいなかったが、伝説の駄作「ちむどんどん」みたく、観ていて「つまらなすぎて辛い…」と感じずに済みそうだ。
そんな「おむすび」だが、主人公・結の夫が元栃木県民でバリバリの栃木弁なのが個人的に嬉しかった。(「大丈夫」→「だいじ」とか)
あと結が病院の栄養サポートチーム(NST)で一生懸命働くのだが、その姿を見る度に、1年半前の順天堂での入院時、お世話になった管理栄養士さんのことをぼんやりと思い出していた。

管理栄養士「普段は何食べていますか?」
私「王将、サイゼリヤ、てんやとかです」
管理栄養士「それ、お店じゃないですか」
私「ですね」

手術前で気がおかしくなりそうなのに、栄養指導されても、ねぇ?



次作の朝ドラは「あんぱん」
やなせたかし先生夫婦を描いたものらしい。
やなせたかし先生も順天堂の元患者。
よし、マジ見するべ。

帰り道。桜の名所に寄ってみた。
この暑さで一気に開花したもよう。




暑さによる食欲不振で夕食はコンビニの冷やし中華。
一度水にさらして、麺の下に氷を敷いた。冷たくて美味しい。



お風呂に浸かりながら13年ぶりに「くまちゃん」(角田光代)を読了。



色々な男女が関わりを元にバトン形式で進む短編集。
中でも「光の子」は秀逸だと思う。
ゲイの久信がノンケの文太に14歳のころから憧れているのだけれども、文太は久信の出世とは逆に次第に落ちぶれてしまい、精彩を欠いていく。それどころか年増女と結婚して熱海に行ってしまうという。
悲嘆に暮れる久信。
…最後、しばらくして久信が文太夫婦とその赤ちゃんに会いに熱海に行くシーンで涙腺崩壊。
情景が目に浮かんできて、切なくて神々しくて。
一度読んでいるにもかかわらず、涙が湯船に落ちていった・・・。
うまいよなぁ、角田光代先生。
角田先生を昔、一度だけ生で見たことがある。

2014年03月02日 第150回記念 芥川賞&直木賞フェスティバル
(好きな作家の生の声を聴けるという神のようなイベントだった)




一昨年の夏。
病名を告知され、散々落ち込んで、メンヘラなのに手術を受け、病理結果を元にした治療を1年半弱受けている。
治療の副作用に狂いそうになる日もあるが、気付いたら、朝ドラを見て、仕事して、好きなものを食べて、風呂で本を読んで寝るという「日常」をやっと取り戻せていた。

これからについての不安は枚挙にいとまがないが、こうした日常の一瞬一瞬をありがたく感じていければいいなと思う。