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世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

メメントモリ

2025年01月31日 | 日記
心療内科デー。待ち時間3時間。
「今日も1時間半待ちかな」と思いきや、まさかの3時間。
…小説、持ってくるべきだった…(どうせ待ち時間短いのだろうと思い、持ってこなかった)

その前に金曜恒例になった駅そば。
今週もカレー蕎麦にコロッケのトッピング。
美味しすぎてトランス状態で完食。


心療内科の受付嬢から封筒を手渡される。
昨年11月に自立支援の申請をしたので、その戻り分。
…この字はクマ医師の筆跡だな?

プチボーナスといった金額でちょっとウハウハ。
本当に…早く申請すべきだった。


さて、診察。
この1週間を報告。
特に問題なくて、仕事もプライベートも順調。睡眠もちゃんととれている旨を報告。
先般、上司と面談があったのだが、
「何かある?」
「何もありません」
「体調は?」
「大丈夫です」
という3分面談を再現したらクマ医師、爆笑。

あと月曜日に、クマ医師おすすめのヘルプマークをゲットした旨を報告。
「どんな感じですか?」と問われたので、「堂々と優先席に座れるので良いですね」という感想を述べた。

そんなふうに万事が万事、私の生活はクマ医師の助言で成り立っている。
来週は職場の飲み会があり、心療内科に来られない。
「2週間も先生に会えなくて不安です」と言ったら、不安になったらいつでもおいでと。

帰り際、クマ医師に「お洋服似合ってます。かわいい」と言われて赤面。
クロチャで買ったイノワさん。そしてママからもらった瑪瑙のカメオ。


赤面したタイミングでホットフラッシュが発動…///
大量の汗が噴き出る。


去年、母に「死んだら姑がいる〇〇家のお墓には入りたくない。それと私の魂は死んだらまっすぐ私の両親のもとに走っていくから」と宣言された。

自身が大病をしたことで命には限りがあること、そして母みたいに自由に生きても良いんだなと思ってからは、好きなお洋服をためらいなく着られるようになった。(同時に墓活も始めた)

ちょっとしたメメントモリである。

好きなものを着て褒められるのって嬉しい。
大量の汗が夜の冷えた空気でぐっと冷えるのを感じつつ、帰宅。



たのしい伯母さん

2025年01月30日 | 日記
昨日、甥っ子と姪っ子に会ったのだが、彼らにとって私はどういう存在なのか。ふと昨日風呂に入りながら思った。
未婚だし妹のように家事ができないし、いつもぼんやりしているし。
きっと大人として認知されていないと思う。

子どもの頃、私が好きだった親戚は2022年に他界した父の姉(一番上)だった。
いつもケラケラ笑っていて、子供のおもちゃに興味を示して一緒に遊んでくれた。でも片付けができなくて、部屋の中はいつもごっちゃりしていた。
高校を出た後、経済力があれば体育大学にも行けたらしいが、妹2人弟1人がいたため進学せず。
しかし捻くれず、自営業を営む法政卒の男性と結婚し、ちょっとヤンキーな男の子2人(私の従兄弟)を育てた。

先述のとおり2022年に他界。
お骨を拾う際、伯母の頭蓋骨がピンク色に染まっていて見入ってしまった。
納棺するとき、ピンク色の花が頭の近くにあったからだそう。
それを見て、生前の伯母の笑い声が聞こえてくるかのようだった。

2022.02.26 伯母の葬儀

あんなふうに甥っ子、姪っ子から「なんだか、たのしい伯母さん」と思われたらいいな。

たぶんこのままいけば私の骨を拾うのは甥っ子、姪っ子になる。
なので二人には絶賛ローン返済中の、このマンションを…と思っている。

駅が近いし築浅だし利回りもいいし、どうかな?
住まなくても家賃●万円ぐらいで貸しに出すこともできるよ?

なんて、ちょっと先のことを考えたりしている。



とりあえず生きている間は精一杯生きよう。

最近、腸活に励んでいる。ジャンキーな私にしては殊勝なことなんだけど。目指せ!免疫力アップ!





夕食はてんやにて。「いろどり天丼」をチョイス。う~ん。今日は衣がサクサクしていなかった。


アプリのクーポンを利用し、ナスのてんぷらを無料で付けてもらう。


木曜日なので図書館に寄り、文春を読む。林真理子先生の連載、今週はめっちゃ楽しみだった。
そう、真理子先生はバブル期にフジテレビのキャンペーンキャラクターを務めていたこともあった。
しかし、一昨年、日大問題でフジテレビにはひどい目にあった理事長の真理子先生。
そのフジテレビをどう思っているのかを知りたかったのである。
今週の文春ではちゃんと大人な解釈をなさっていて、さすがだなと感じた。
最後の一文、「本を読まずSNSしか読まない人々」への警鐘の鳴らし方も天晴だった。


侮れぬ遺伝子

2025年01月29日 | 日記
職場に緑内障仲間がいる。他部署の人なので普段あまり話さないのだけれども、たまに二人きりになると緑内障の情報交換を必ずしていることから「社内患者会」の様相を呈している。
その人は視力の低下にも怯えていて、暇があれば遠くを見ているそう。自身の御婆さまがそうなさってて視力の低下を食い止めたそうだ。生前、「遠くを見ると目の筋肉が緩むんだよ」と仰っていたそう。

障害者レベルなので私はもう視力の方は諦めており、あまり拘泥していないのだけれども、今日、昼休みになんとなく喫煙所で空を見続けた。たしかに目のあたりの筋肉が緩む気がする。




今日は上司と面談。
「どう最近?」と体調面も含めて傾聴してくださった。
もちろん何もないので「特に問題ありません」と言って終了。
色々フォローしていただき、感謝。


今日は妹も妹夫も飲み会に出席なので、実家から父が単独でやってきた。
なので私も退勤後に妹宅へ。
妹が作っておいてくれたカレーを父がレンジでチンしてくれる。
「亮子はできないだろうから」と言って、出かける前に妹が父にレンチンの方法をレクチャーしたらしい。
(どんだけ家事音痴だと思われているのだろう…!!)




姪っ子とイチャイチャし、甥っ子とゲームをして遊んだ。
Nintendo Switchでマリオカートと太鼓の達人に興じる。
これ、絶対に目に悪いよね?と自問しつつ、小一時間ほど遊んでしまう。
ゲームをする際の甥っ子の言葉遣いがけっこう険しくて伯母ちゃん、ビビっちゃう。
現代っ子ってこんな感じなのだろうか。
東京の子供だからかな。


その間、父が食器を洗ってくれた。
普段は母に任せっきりなのに。

21時半に妹宅を出た。
地元のコンビニで煙草を買う際、背後の女子がぬおっと出現。
「23番の煙草を」とレジの店員に言って会計して出ていくではないか。
私の方が先に並んでいたのに!!

私もマッハで煙草を買い、彼女の後姿を追いかけて背後からブツブツと小声で文句を言うことにした。
「クソ」「ずる入り」「クソ」
自分から発せられる言葉がさっきゲームに興じる甥っ子とそっくりで失笑。
遺伝子、侮れない…。




人生時間

2025年01月28日 | 日記
「一月往ぬる 二月逃げる 三月去る」とはよく言ったもので、気付けばもう二月に差し掛かろうとしている。早い!ついこの前、楽しいお正月を迎えたばかりなのに。このままだと二月も、いや今年も、一瞬で終わりそう…。

原田宗典先生の「おきざりにした悲しみは」を読んでいる。
つい先日、この作品についてのイベントがあったらしくそのまとめを読んでみた。


原田宗典『おきざりにした悲しみは』刊行記念イベントレポート(紀伊國屋書店新宿本店)


どうやらムネノリ先生は私と同じ緑内障らしい。ボール投げがきっかけというのも私と同じ(私は甥っ子とのボール投げで気付いた)。

以下、抜粋。



1つは歳をとったということですね。いま僕は65歳ですけど、昔、24歳のときかな、先輩に「原田、おまえ“人生時間”って考え方があるの知ってる?」って言われて、いや知らないな。何それ? って聞いたら「自分の歳を3で割るんだよ。その数字が人生時間。おまえいま24歳だろう。3で割ると8。8時だよね。8時っていうと、まだ仕事なんて始められないだろう。全然仕事になんないじゃん。27歳になったら9時。やっと仕事が始まるぐらいかな。30歳になると10時。まあ午前中の仕事がだんだんできてくる時間だよね。」と。なるほど。36歳になると12時、お昼休みですね。そういうふうにできてるみたいなんです。みなさんもご自分の年齢を3で割ったらいま何時にいるかってことがわかると思います。けっこう納得がいくんですよ。



出た!人生時計!私はムネノリ先生のエッセイで学生時代に「人生時計」を知った。
当時まだ二十歳ぐらいだった私は「20÷3で、だいたい7時ちょっと前。そうね、まだ社会人として未熟よね」と納得した。
今は46歳。もうすぐ47歳になる。
47÷3。16時少し前。そう、窓の外の光が陰りはじめ退勤を考える時間だ。
人生に置き換えると50歳の壁の向こうに定年がチラつきはじめたり、上記のように緑内障や諸々のガタがくるようになり、なんとなく「もう勢いがなくなった」と感じはじめるころ。

でも老いることは悲しいことではない。
私、10代、20代、30代よりも今が一番幸せなのだから。
そりゃあ先祖が見たら泣くぐらいの酷いパワハラも受けたし、大病もしたし、緑内障も患っているけれども、色々なことを経験した分、物事を俯瞰して見られるようになった。優しい同僚や見守ってくれてる家族のおかげもあるが、総じてストレスが減った≒幸せ。

16時前の穏やかな人生時間を噛みしめている。
それが今の私。

ということでもうすぐ誕生日。
肉の万世からバースデーカードが届いた。
あまり利用しないにもかかわらず、毎年律義に送ってくれる。
誕生日特典として、インスタントカメラで撮影してくれたり、あとビールが無料になるんだっけな。行かなくちゃ!!


昨日のバリウムのせいでどうも胃腸の様子がおかしい。
なので今夜の夕食はサクッとコンビニの総菜。
クラムチャウダーとからあげクン 北海道チーズ。




明日は甥っ子ちゃん、姪っ子ちゃんに会いに行く。
わくわくま。

体調を整えないと!!早く寝よう!!



法廷デビュー

2025年01月27日 | 日記
10時に起床。今日は有休を取得し、自治体でおこなっている検診に行ってきた。肺がん、大腸がん、胃がんの検査をして数百円。安い!


久しぶりにバリウムを飲んだが、みんなが言うように自分はあまり不味さを感じない。ミルク風味の味付けも好みだし、前日の夜からの絶食で飢餓感のせいで「もう一杯!」とおかわりしそうになる。舌音痴なのかもだけど実に美味しい!

結果は来月。
「地獄で会おうぜ、ベイビー」



郵便局に寄る。
出さなかった余剰の年賀はがきが当選した。去年もそうだった。ラッキー。


あと、平日しか開いていない福祉相談所で「ヘルプマーク」をもらった。
この前の心療内科の時、「緑内障で遠近感が狂い、人にぶつかりそうになる」と言ったら「ヘルプマークをつけてみたらいかがでしょう?」と打診されたのだ。人が避けてくれるのを期待して。
「(装着に)抵抗はありますか?」と問われるも、そんなものはない。
さっそくシャネル様バッグに装着。

あまり期待はしていないけど、優先席に座りやすくなるのかなと思う。

一旦帰宅してコンビニの広島焼きをマッハで食べる。飢餓感からかいつもの100倍美味しく感じる。
食後、平日にしかできないことをしようと思い、今日は裁判の傍聴をば。

霞ヶ関駅まで地下鉄で移動。

東京地方裁判所に到着。


手荷物検査の後、開廷表を見て傍聴したい裁判を選ぶ。
部屋番号も記載されているのでメモと筆記用具は必須(今日は忘れた)。


被告人は覚せい剤所持と使用の罪に問われる中国人男性(会社経営者)。
コロナ後、仕事(中国からの観光客のガイドを手配する会社)が忙しくて、つい覚せい剤に手を染めてしまったそう。

裁判官も検事も女性。
判決が出るまで、被告人が落ち着かない様子でこちらまでドキドキしてしまう。
中国人なので通訳付の裁判というのも興味深かった。

検察官の尋問で、「体に悪いと分かっているのにストレス回避のために覚せい剤を使う、そこまでしても遂行したいあなたの『仕事』ってなんなんですか?」がキツかった…。
あんなこと言われたら私泣いちゃうな。
色々勉強になりました。

民事も傍聴したのだけれども傍聴席に私一人だけ。アウェー感ぱねぇくて、居心地悪かった。「なんか、いて、ごめん…」と思った。

また平日休みの日があったら来たい。



傍聴後、お隣の法務省旧本館を見学する。18時まで開いているらしい。


いかにも洋館ちっくで、霞ヶ関駅A1番出口に降り立った時から気になっていた。
門番の人がとても丁寧に「ぜひ」と仰ってくれたので躊躇なく見学させていただいた。




現役の洋館だぜ!


吉熊、貴公子みたい。



ガードマンに付き添われて見学できる場所へ。ガードマンが侍従長に思えた(私は姫)。


色々な展示物があったけど、やっぱり「虎に翼」に出てきた法服を見るとテンションが上がる。




ベランダに出てみる。気分はアントワネットだ。





民衆が見える(見えない)。
前に見えるのは皇居。



裁判員制度の広報活動のために誕生したキャラクター「サイバンインコ」が今日、一番印象に残った。
ネーミングセンス、やばい。



嗚呼、見ごたえ十分。居心地よかった。



日比谷公園で一服し、そのまま銀座へ。
某くんへのバレンタインチョコレートを買う。
ベルギー王室御用達のショコラティエ「ピエール マルコリーニ」銀座店。
今年はハート缶ではないやつにした。
毎年ハート缶をもらっても彼だって困るだろうし。
だったらチョコレートが充実したこちらのほうがいいのでは。


2018年から続く、私と某くんとのこのイベント。
喜んでくれるかな。
ルンルン♪




地元の駅に降り、タイ料理店でガパオを食した。
いつも行く飲み屋のタイ料理ではなく、こちらはちょっと改まった感じ。
(価格も高い)





土日月の三連休。虎視眈々と計画を立てた甲斐があり、充実した三連休に仕上げることができた。充足感でいっぱい。
さて、明日から仕事。頑張ろう!!