浦和レッズ2012年布陣を考える

　補強も終了したみたいなので去年に続いて浦和レッズの今季の布陣を考えていきます。フォーメーションは情報見る限り3-3-3-1でいきそうなのでこれを基に書いていきます。

FW・・・今季ヴィッセルから加入してきたポポを軸にエスクデロ、デスポトビッチがポジションを争う形になりそうです。ただ強烈なキック力と対レッズ戦での活躍の印象が強いポポですがリーグ戦では2桁ゴールを決めた実績がないんですよね。他の2人も怪我の多いエスクデロ、昨季リーグ戦無得点のデストボビッチと決定打となる人材がいないこのポジション。1トップで行くとはいえもう1人計算できるFWが欲しい所です。せめて天皇杯で結果を出した原は残してほしかったです。

MF（攻撃）・・・トップ下はマルシオと直輝、両サイドは原口、梅崎、達也、宇賀神、峻希が争う形になりそうです。ポポとの相性、アルビレックス時代の実績を考えればマルシオですが昨季の様にパッとしないと直輝にもチャンスがありそうです。五輪もあるので個人的には直輝に期待したいですが無駄なファールが多いのが気になる所です。両サイドは原口、梅崎が軸となりそうですが前者は昨季後半の伸び悩みとシーズンオフの愚行によるイメージ低下、後者は怪我の多さが気になる所。梅崎同様怪我の多さが気になる所ですがやはり達也に期待したいです。

MF（守備）・・・阿部の加入で一気に充実したこのポジション。順当にいけば実績充分の柏木、啓太、阿部の3人で決まりそうですが暢久、平川の両ベテランにキャンプで評価急上昇の2年目小島、両サイドがこなせる野田もいるだけに層の厚いポジションになりましたね。トップ下の2人の出来次第では柏木がトップ下にポジションを移す可能性がありそうです。

DF&GK・・・守備的MF同様槙野の加入で層が厚くなったポジションですね。槙野を軸に五輪代表の濱田、圧倒的な高さが売りのスピラノビッチ、自慢のスピードが健在のベテラン坪井、マルシオ同様アルビレックス時代の実力を発揮すれば代表を争えるレベルにある永田と多彩な人材が揃ってます。GKは昨季同様加藤がレギュラーを掴んでいきそうですね。

　以上を踏まえて今季の予想フォーメーションを考えていきます。
FW:ポポ
MF:マルシオ（直輝）、原口、梅崎（達也）、柏木、阿部、啓太（暢久）
DF:槙野、濱田（永田）、スピラノビッチ（坪井）
GK:加藤

　こんな感じですかね。阿部、槙野、スピラノビッチとセットプレーに強いメンバーが集まったのは魅力的だと思います。昨季同様決定力不足に悩まされる可能性もありそうなので柏木、マルシオの精度の高いキックを軸にセットプレーの戦術を磨いてほしいものです。

　FWを除けば優勝争いはともかく決して残留争いをするレベルではないと思います。昨季の様な苦しい思いをしないシーズンにしてもらいたいです。