ロバート・キャパって、今年生誕100年だそうですね。
今、横浜美術館で「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」展 が開催されています。3月24日までです。この情報は2月6日の日経新聞の記事からです。そこから引用しますと、以下の通りです。
「・・・近年タローの作品の研究が進み、彼らが内戦の取材にあたった状況などが明らかになってきた・・・同じ戦場の一コマを別のアングルや構図で撮影した写真なども展示。キャパの隣には、「もう一つのまなざし」があったのだ・・・キャパとタローの写真は、共同名義で発表された時期もあり、撮影者の特定が困難なものもあるという・・・」
上記の記事を見ると、前回のブログに書いたNHKスペシャルのことも、何となく理解できそうです。
話は変わりますが、キャパのノルマンディ上陸の有名な写真の話ですが、久しぶりに16年ほど前のキャパ全写真展のときの写真集を見て、載っていた話です。
キャパが決死の覚悟で撮影したノルマンディ上陸作戦の写真は、実は72枚撮っていたそうです(36枚フィルムが二本)。しかし、撮影後、ロンドンにフィルムを送ったけれども、現像担当者が興奮し、フィルムの乳剤が解けるほど現像温度を上げすぎて、結局プリントできたのは、わずか11枚だったそうです。残りの61枚を見たかった!!残念ですね!
しかし、その11枚でも、すごい写真ですよね。
横浜美術館の展覧会、大阪に来ないかなあ・・・。
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