アキレス腱の痛みがひかない。
これまで3年余りのランニング・ライフでいろいろな故障やけがを経験してきたが、アキレス腱の痛みはあまり記憶にない。
また、予兆のようなものがあったかというと何もなかったので、ひじょうに突然起こったような印象だ。
昨日は、ランニングということではなく、出かけた折に何度かおそろおそる走る動作をしてみた。しかし、明らかにアキレスけんが痛い。マッサージしてみると、アキレス腱自体は押しても痛くない。むしろふくらはぎが痛い。位置的に言ってアキレス腱とふくらはぎは、もちろん関係があるだろうから、原因の一端がこのあたりにあるかもしれない。
故障の際にはまず参照しているのが小嵐先生の「まんがでわかる ランニング障害解決事典」。今回も当たってみると・・・ありました。
簡単にまとめてみると、
アキレス腱が痛くなる障害には2種類ある。アキレス腱周囲炎とアキレス腱炎。大まかに言うと、アキレス腱炎の場合は「押すと痛い」という特徴がある、とのこと。
アキレス腱周囲炎とはアキレス腱を包んでいる膜に炎症がおこる。具体的にどういうことかはいまひとつわからないが、この膜にはアキレス腱に栄養を送り込むために細かな血管が多く、比較的治りやすい、ということだ。
アキレス腱自体に炎症を起こしているのがアキレス腱炎ということになる。腱自体が酷使された結果、弱い部分に細かな断裂が起こる。これを修復すべく筋繊維が増えるために腫れてしこりのようになり、ここを押すと痛い。アキレス腱炎は、微細とはいえ筋断裂だから、過度の負荷がかかると切れてしまうこともある。
原因はいずれもほとんどが「走りすぎ」なので走らなければいずれよくなる。
アキレス腱周囲炎ならば、走りながら治すことも可能だと小嵐先生は書かれている。こういうアドバイスがありがたい。前書きにも書かれているように、小嵐先生の基本的な考えは、ランニングによって起こった故障の多くは「自分で治すことができる」ということ。走るのをまったくやめてしまう場合もなくはないが、ランニングの量や質を見直すことで、走りながら治せる場合も多い。
何週間も走るのをやめてしまったら、せっかく積み上げてきたトレーニングが台なしになってしまうし、走ることができず、筋力が落ちれば、健康を維持するのに支障も出るかもしれない。
この辺りの見極めは難しいところだけれど、病気をよく知れば、上手にコントロールできるようになる(たぶん)。
そもそも、歩くこともできないとか腫れがひどいとか、あきらかに重い症状にでもならなければ、よほどランニングに理解のある医者でもない限り、レントゲンを撮り、「安静にして様子を見ましょう」とシップでも渡されるのが関の山なのだ。
予防方法としては、ふくらはぎの筋肉の入念なストレッチを走る前後にしっかりやる。
走る場合には、もちろんアキレス腱に負担の少ない走り方が大事になる。まず、スピードは出さない。上下に跳ねるような走り方は避ける。かかとをうかせた着地方法--フォアフット走法ということでしょうか--はアキレス腱によくないので避けたほうがよいとのこと。
その2へ続く
これまで3年余りのランニング・ライフでいろいろな故障やけがを経験してきたが、アキレス腱の痛みはあまり記憶にない。
また、予兆のようなものがあったかというと何もなかったので、ひじょうに突然起こったような印象だ。
昨日は、ランニングということではなく、出かけた折に何度かおそろおそる走る動作をしてみた。しかし、明らかにアキレスけんが痛い。マッサージしてみると、アキレス腱自体は押しても痛くない。むしろふくらはぎが痛い。位置的に言ってアキレス腱とふくらはぎは、もちろん関係があるだろうから、原因の一端がこのあたりにあるかもしれない。
故障の際にはまず参照しているのが小嵐先生の「まんがでわかる ランニング障害解決事典」。今回も当たってみると・・・ありました。
簡単にまとめてみると、





何週間も走るのをやめてしまったら、せっかく積み上げてきたトレーニングが台なしになってしまうし、走ることができず、筋力が落ちれば、健康を維持するのに支障も出るかもしれない。
この辺りの見極めは難しいところだけれど、病気をよく知れば、上手にコントロールできるようになる(たぶん)。
そもそも、歩くこともできないとか腫れがひどいとか、あきらかに重い症状にでもならなければ、よほどランニングに理解のある医者でもない限り、レントゲンを撮り、「安静にして様子を見ましょう」とシップでも渡されるのが関の山なのだ。


