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MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

「全日本実業団女子駅伝2010」を沿道で観戦しました。美濃路ラストラン。

2010-12-21 | レース観戦・応援
30年続いた「ぎふ女子駅伝」の、これが最後ということで、何度もしつこいようですが残念極まりないですね。
 まあ、でもしかたがない。もう決まっちゃったことですから。というか、一市民にどうにかなるものでもありません。
 これまで、毎年楽しませてもらったことにむしろ感謝すべきですね。全国放送なので身近な景色が全国に中継されるのはやっぱり嬉しいもんだったんですけれど。
 今年で4回目になります。沿道での観戦。どうもありがとうございました。

最終回にふさわしく、今年もまた快晴。東には雪をかぶった伊吹山、西には信長の居城・岐阜城をいただく金華山。いずれも青空にくっきりと浮かび上がっていました。
 昨年、今年と3区の終盤に当たる21号線和合インターで観戦しています。
 3区は10㎞。各チームのエースが集結する区間。今年は本当にすごいメンバーで、先頭が来るのが待ち遠しくて待ち遠しくて。「待つ身は長い」とはよく言ったもんで、なかなかこない。

 この場所は毎年ダイハツの応援団の集結するエリアなんですが、今年はダイハツに加え、シスメックスの青い旗も多く見かけました。そう日本中が注目したアテネ五輪マラソン金メダリスト・野口みずきが復活するレースとなったのです。しかも、この3区を走る。わたしももちろん一番注目していたのは言うまでもありません。
 では以下写真とともに簡単な観戦記を。


 3区和合IC。先頭を駆け抜けたのは今年もワコール・福士加代子



 2位赤羽さんに29秒差をつけ、ダントツの区間1位ながら、試合後のコメントでは「大した走りじゃなかった」と言ったそうですね。なんかグッとくるもんがなかったんでしょうね。チーム成績も8位にとどまりました。

 第2集団は5チームがデッドヒート。



 三井住友海上・渋井、第一生命・勝俣、優勝した天満屋の中村友梨香、期待の大きかった豊田自動織機・小島一恵。さらにデンソー・杉原。渋井は福士から40秒遅れの区間5位の記録ながら「また走りたい気持ちになった」と手ごたえを口にしたらしい。小島は区間11位ながら上位10人の記録からは少し引き離され、実業団の洗礼を受けた格好だ。

 第3集団も5チーム。



 まず名古屋国際女子マラソンの好成績で一躍注目を集めた大塚製薬・伊藤舞。今年絶好調のダイハツ・木崎も大応援団の目の前を駆け抜けていった。それから資生堂・村岡、パナソニック・吉川。さらに岐阜が地元の積水化学・清水裕子さん。

 そしてようやくホクレン・赤羽さん登場。



 この時点で12位ということになる。「赤羽さん頑張れ!」と声を掛けた。家人が言うには「今、『はいっ』て応えてくれたんじゃない?」。たぶんそんなことはないと思うけど、万が一そうだったらとてもうれしい。
 ちなみに区間記録で言うと、弾丸娘・福士から29秒遅れの2位が、さすがの赤羽さん。この二人が10㎞の3区を31分台で走った。ただ区間2位の赤羽さんから10位の清水裕子さんまでの差はわずかに17秒しかなかった。

 待ちに待った野口みずき



 たぶん14位だったと思う。所属するシスメックスは初出場だし、当然下位でタスキを受けての走りなので順当もしく出来がいいくらいの順位だと思った。



 初めて目の前に迫ってきた野口。小さい。けど、他の選手の走り方とは全く違う。空中を飛び跳ねるような脚の動き。手の振りもやや横に大きく速く動く。ダイナミックな走りは健在だと思った。個人的にはどうもサングラスが似合ってないと思うんだけど。変えないってことは本人にはフィットしてるんだろうな。
 とにかく野口が走ってるというだけでちょっと感動を覚えさえした。



 そんなに悪いとも思わなかったが、結果は区間20位の惨敗。中継所で倒れこんだ野口は「ゴメン」と言ってひどくつらそうだった。その後39度の熱と感染性腸炎だとかで病院に。
 ただその後の報道ではもうすでに熱も下がり、今後はまずはハーフ出場、さらに来年冬にはフルマラソンへの復帰を目指すプランらしい。
 結果は残念だったが、そんな体調ではやむを得ない。気になるのはむしろ脚の故障や違和感がなかったかどうかだ。あんな走り方ができるのは世界で野口しかいない。ぜひもう一度マラソンで復活する姿を見たいと思った人はTVの前にたくさんいたに違いない。

 最後尾のランナーまで応援して、5区のコース上へ移動。



 帰りがてら、大垣市内を走って再び和合ICへ戻るコースなので、コース脇を歩き5区の選手も応援する。
 しばらくこの写真のコーナーで声援を送ったが、女性とはいえものすごいスピードで突っ込んでくる。迫力の走りをカメラに収めようと、邪魔にならないようにシャッターを押したが、ほとんどは通り過ぎた後で道路しか写ってなかった。
 そんな中、11.6kmと最も長いこの5区で区間賞を取り、天満屋悲願の初優勝最大の功労者となった重友梨佐さんをかろうじてカメラに収めた。ちょっとピンぼけだけど。彼女は今大会MVPに輝いた。

 ミナモ発見。

 その後のレースをTV観戦すべく、ソフトピアへ向かった。1Fロビーに大きめのTVとソファがある。
 途中で2012ぎふ清流国体のマスコット、ミナモの後ろ姿を発見。おそらくはメイン会場の長良川競技場へ戻るところだったんだと思います。
 なかなか愛嬌のあるキャラクターで全国あまたあるゆるキャラ・マスコットの中でも、ネーミングといい姿かたちといい、かなりいい線いってると思います。
 我が家では2009年3月の関シティマラソン以来おなじみ。
 「ミナモ~!」と呼んだら、振りむいて大きく手を振ってくれました。サンキュー、ミナモ。



 といいうわけで、最後の「ぎふ女子駅伝」を大いに楽しみました。
 選手及び関係者の皆さん、おつかれさまでした。

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