■男子の国内選考レースが終了。
3月3日、「びわ湖毎日マラソン」が行われ男子の国内選考レースが終了しました。
日本人トップは、初マラソン&学生最高記録を10年前にこの大会で記録した藤原正和。2010年の東京マラソン優勝後目立った記録もなかったはずで、今回もマークしてなかったが、積極的なレースを繰り広げ、見事なサプライズだった。
一方、「ひょっとしたら」と期待し、楽しみに観ていた駒澤大・窪田のチャレンジは、前半トップ集団前方で若者らしいチャレンジャブルな走りを見せてくれたけれど、終盤はなされて31位、2時間15分台の苦い結果となった。やはり、マラソンは勢いや若さだけでは勝てないと痛感。
男子代表選考の行方は、残すところボストン、ロンドンの海外の2レースのみとなった。
これまでの結果から、
・福岡国際マラソン・・・・・堀端(2位 2時間8分24秒)
・東京マラソン・・・・・・・前田(4位 2時間8分00秒)
・びわ湖毎日マラソン・・・・藤原正和(4位 2時間8分51秒)
・別府大分毎日マラソン・・・川内(優勝 2時間8分15秒)、中本(2位 2時間8分35秒)
残す海外レースで選考基準(2時間8分を切るタイムで日本人1位)を満たす選手が現れなければ、8分台のタイムで各選考レースで日本人1位だった4名と川内に続く2位ながら同じく8分台の中本で決まりだろう。
8分台で走ったのはこの5人だけでもある。
ただ1人、忘れてはいけない選手がいる。もちろん、藤原新。東京を故障で回避したあと動向が伝わってこないが、プロ・ランナーである以上、よほど故障の程度がひどいか、練習が全くできていないか、ということでもなければ、世界陸上にチャレンジしないということはありえないと思っている。
代わりのレースに出場する可能性を求めての「回避」だったはずだ。
もし、藤原がボストンかロンドンを走って選考対象となる成果を出した場合には(すなわち2時間7分台のタイム)、中本がはずれることになるだろう。
■女子は重友が名古屋ウィメンズ欠場を発表
五輪のダメージが懸念されたものの、期待が高かった天満屋の重友梨佐が今週末の名古屋ウィメンズマラソン欠場を発表した。
2月の米国合宿中に左足足底部からふくらはぎを痛めたそうだ。残念。
マラソンは本当に難しいね。
※名古屋ウィメンズマラソン、招待選手やっと発表。 ~モスクワ世界陸上代表選考の行方。追記。
3月3日、「びわ湖毎日マラソン」が行われ男子の国内選考レースが終了しました。
日本人トップは、初マラソン&学生最高記録を10年前にこの大会で記録した藤原正和。2010年の東京マラソン優勝後目立った記録もなかったはずで、今回もマークしてなかったが、積極的なレースを繰り広げ、見事なサプライズだった。
一方、「ひょっとしたら」と期待し、楽しみに観ていた駒澤大・窪田のチャレンジは、前半トップ集団前方で若者らしいチャレンジャブルな走りを見せてくれたけれど、終盤はなされて31位、2時間15分台の苦い結果となった。やはり、マラソンは勢いや若さだけでは勝てないと痛感。
男子代表選考の行方は、残すところボストン、ロンドンの海外の2レースのみとなった。
これまでの結果から、
・福岡国際マラソン・・・・・堀端(2位 2時間8分24秒)
・東京マラソン・・・・・・・前田(4位 2時間8分00秒)
・びわ湖毎日マラソン・・・・藤原正和(4位 2時間8分51秒)
・別府大分毎日マラソン・・・川内(優勝 2時間8分15秒)、中本(2位 2時間8分35秒)
残す海外レースで選考基準(2時間8分を切るタイムで日本人1位)を満たす選手が現れなければ、8分台のタイムで各選考レースで日本人1位だった4名と川内に続く2位ながら同じく8分台の中本で決まりだろう。
8分台で走ったのはこの5人だけでもある。
ただ1人、忘れてはいけない選手がいる。もちろん、藤原新。東京を故障で回避したあと動向が伝わってこないが、プロ・ランナーである以上、よほど故障の程度がひどいか、練習が全くできていないか、ということでもなければ、世界陸上にチャレンジしないということはありえないと思っている。
代わりのレースに出場する可能性を求めての「回避」だったはずだ。
もし、藤原がボストンかロンドンを走って選考対象となる成果を出した場合には(すなわち2時間7分台のタイム)、中本がはずれることになるだろう。
■女子は重友が名古屋ウィメンズ欠場を発表
五輪のダメージが懸念されたものの、期待が高かった天満屋の重友梨佐が今週末の名古屋ウィメンズマラソン欠場を発表した。
2月の米国合宿中に左足足底部からふくらはぎを痛めたそうだ。残念。
マラソンは本当に難しいね。
※名古屋ウィメンズマラソン、招待選手やっと発表。 ~モスクワ世界陸上代表選考の行方。追記。