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MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

2016ツアーファイナル 錦織対マレー、すごい試合だった。

2016-11-17 | ランニング以外のスポーツ
3時間20分。ツアーファイナル史上最長記録。7-6、4-6、4-6。惜しくも負けたけど、すごい試合だった。LIVEで見た価値があった。錦織もマレーも最後まで手を抜かなかった。諦めなかった。勝敗を分けたのは何だろうな? 技術的にはサービスに一日の長があったこと。そして、やっぱり、ここがロンドン、O2アリーナってことは大きかった。錦織はまったく雰囲気に飲まれたりしたわけじゃないが、マレーは世界ランク1位になっての凱旋で負けられないというプライドが感じられた。応援に鼓舞される場面も何度かあった。とてつもなく素晴らしいプレーの連続で最高の試合だった。
錦織には絶対チリッチを破って決勝トーナメントで再びマレーと戦ってリベンジしてもらいたい。体力消耗がやや心配。
いい試合だったなあ
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ええっ、平尾が死んだって?!

2016-10-20 | ランニング以外のスポーツ
 びっくりした。最初活字を見たときは意味がわからなかった。闘病中だったのか。全然知らなかった。まだ信じられない。ご冥福をお祈りします。ああ、残念でしかたない。

 彼の前に松尾雄治もいるけど、日本ラグビー全体のことを考え行動してきた平尾の存在は日本ラグビー界にとってとてつもなく大きかったと思う。99年のW杯で監督を務めながら惨敗に終わり、なんとなく公には一旦一線から弾いたような印象になっていて、とても残念に思っていた。ただ、いずれまた平尾が日本ラグビーを引っ張る時代がくるだろうと期待していた。

 同世代でもあり、平尾のラグビーをずっと見てきた。大学、社会人と平尾のいるところ無敵だったし、平尾の求めるラグビーは文化であり芸術であり学問のようでもあった(ように感じていた)。監督を置かなかったり、やることが斬新だった。しかも、いつも颯爽としていた。日本ラグビー史上最大のスターであり、最大の功労者の一人に間違いない。
 私のイメージは、強いて言うならサッカー界におけるヨハン・クライフである。

 風貌もかっこよかった。ひげを生やし、軽々とステップを切ってトライをする。ドロップゴールを決める。ぎりぎりのタイミングでウイングにラストパスを出す。大学ラグビー史上最強で最高にかっこよかったのが平尾のいた同志社だったと思うし、神戸製鋼だった。いつどうやったら負けるんだか想像できなかった。それでも負けるときはやってくるんだなあ、と教えてもらった。

勝者のシステム―勝ち負けの前に何をなすべきか
平尾 誠二
講談社


 もう6年も前にこの本について感想を書いた。追悼の意を込めてここに再掲し、故人のご冥福を祈ることにします。
 お時間のある方、よかったら、読んでみてください。

 「平尾という男、やはり只者ではない。」
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リオ・オリンピック、男子400mリレー銀メダル! ここまでで一番感動した。燃えた

2016-08-20 | ランニング以外のスポーツ
【NHKリオ 8/20昼パック】400mリレーで銀メダル 歴史的な快挙!


 土曜の朝の陸上男子400mリレー決勝。燃えたなあ。銅メダルの可能性は想定してたけど、まさか銀メダルとは! 銀メダルってことはボルト、ブレイク擁するジャマイカか、ガトリン率いる陸上王国、いやスポーツ大国であるアメリカのどちらかに勝たなくてはならないわけだから。バトン落として失格にでもならない限りありえない。アメリカは結局失格になったし、どうやらバトンのルール違反のようだが、レースを見てる限り内容でも負けていなかったと思う。
 山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥。4人ともそれぞれの持ち味と役割をきっちり果たした。ロケットスタートの山県はこのレースでも1走を完璧にスタートさせた1。2走飯塚は唯一200mを主戦とするが、大きく落とさずに頑張った。3走桐生。解説の方も言ってたけど、ノープレッシャーで桐を走らせたらこのスピードだ。恐ろしく速かった。そしてアンカーのケンブリッジ。ボルトの隣、100m銀メダルのドグラスなど、100m9秒台の凄いメンバーを物ともせず、得意の後半の伸びのある走りを最初からやってくれた。並ばれそうになったが一歩も引かず走りきった。途中一瞬ボルトに並んだかにも見えた。リレーってのは、このバトン技術と高いチームワークはまさに日本にしかできないレベルの高さだと思った。ボルトもびっくりしてたらしいけど。そりゃそうだ、100mのファイナリストが1人もいない(二人は準決にも進めなかった)のに、オリンピックの決勝で9秒台が何人もいる国に勝ってしまうのだから。魔法みたいに思ったに違いない。
 素晴らしかった。想定外だった。37秒60。日本新でアジア新。2008年北京の銅も感動したけど、あのときとは内容もメダルの価値も数段高いレベルの2着だ。4人ともおめでとうございます。この大会を通して、あえて言うなら日本がこの五輪で成し遂げた最も困難なことといってもいいと思う。何てったって、国別対抗レースではオリンピックの最高の華である種目での銀メダルなのだから。
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リオ五輪、ここまでで一番興奮した! 錦織対モンフィス、奇跡の逆転勝ち。そしてゴルフ・・・

2016-08-13 | ランニング以外のスポーツ
 リオオリンピック、テニスのクォーターファイナル。錦織圭はモンフィスと対戦した。眠い目をこすりこすり、第3セットの第12ゲームからLIVE観戦。半ば無理矢理起こされたのだが、起こしてくれたことに感謝することになる(とはこのとき知らなかったけど)。

 ゲームカウント5-6。錦織はこの12ゲームをキープして第1セットに続いてタイブレークに突入した。モンフィスのサーブから始まって錦織は2本のミニブレークを許し、あっという間に0-4。この時点で半分あきらめかけた。なんとか粘って3-4まで持ち返したものの、連続でポイントを失い再び3-6とモンフィスのマッチポイント。これは絶対絶命。「ここから逆転したら奇跡だ」と力なく家人につぶやいたのだった。96年ぶりのテニスのメダルは潰えたか。あーあ。くっそー(失礼)。

 ところがところが、錦織がサービスゲーム2本を奪い5-6。あー、でも、ここから2本モンフィスのサーブ。なんとかしてくれ、錦織、がんばれ!ともちろん私は早朝にもかかわらず叫んでいた。
 1つめの奇跡が起こった。モンフィスがまさかのダブルフォルトで6-6のタイに。あー本当にミラクルが起こるかもしれない。すでに錦織はゾーンに入っていた。すべてのショットが決まった。外す気がしなかった。7-6と逆転。だが、次の1本で決めなければ、再びどうなるかわからない。そして最後はモンフィスのショットがラインオーバー。その瞬間、錦織は天を仰ぎあふれる涙を抑えることができなかった。見ているこちらも興奮を抑えられるはずがない。何度もガッツポーズを繰り返し、いつもより入念にモンフィスとハグし、互いの健闘をたたえ合った。
 ベンチに座ってもタオルで顔を覆って嗚咽する錦織の姿。あー、この試合を生で見れた幸運に感謝した。我が家でも勝利の瞬間、がっちり手を握って錦織の勝利を喜んだのだった。

そして、続いてゴルフの録画中継が始まった。

 私はゴルフはやらない。でも試合はたまに見る。リオから復活したゴルフに日本からは池田、片山が出場。松山は多くを語らなかったが、他のトップ選手同様ジカ熱感染と悪化している治安への懸念から出場を辞退した。私はその理由が本当に本人の考えかどうかはわからないと思っている。そこにはスポンサーやらなにやら、さまざまな経済的な論理(つまりお金にまつわるあれこれ)が絡まり合っているのだと推察する。松山に限って言えば、そんな臆病な男とはとても思えない(事実はわからないが)。

 ほかの競技のほとんどが、この大会のために4年間(それ以前の競技生活もおそらく)を捧げてきたような選手ばかりが参加している。プロスポーツの選手にとっては、オリンピックが一番の大会でないことは理解できる。かれらの生活根拠はレギュラーシーズンの戦いであり、ツアーであり、スポンサーである。オリンピックで金メダルを取っても直接的には1円にもならない。

 メジャープロスポーツの中ではテニスだけが、なぜかわからないがオリンピックでもトップ選手が嬉々として勝利を目指している。確かに4大大会と同じモチベーションではない気はするが、それでもチームとしてベンチ一体となって国を背負って戦う姿が、たとえばこの錦織VSモンフィス戦でも見られた。ひょっとしたらそれは、デビスカップのような権威ある国別対抗戦が存在しているからではないかと思う。テニスにはそうした伝統がある。
 いろんな意見があるとは思うけど、妊娠してるわけでもないのにジカ熱の蚊が怖いとか、戦場でもないのに治安が悪いからとか、そんな理由でオリンピックを辞退するトップ選手が続出する競技は外して、別の競技を選ぶべきだと思う。一般の観光客が「怖いからやめとく」というのとは全く意味が違う。「スポーツなんて(究極的には)遊びにすぎない」とある競技のトップ選手が言った。その通り遊びに過ぎないが、人生をかけ、命をかけているという意味で言えば、命がけの遊びなのであって、だからこそ見ている方も感動する。時に生きる勇気さえ及ぼしうる力を持っている。 
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日本がワールドカップで勝てない訳。

2016-07-03 | ランニング以外のスポーツ
2016ユーロ準々決勝でイタリアが3連覇を目指すスペインに2-0で勝ったというニュースの試合経緯を読んでるうちに、腑に落ちていった。

彼等ヨーロッパの国々は、とりわけ強豪国と言われる国々---スペインでありイタリアであり、フランス、イングランド、クロアチア、ベルギー、オランダ・・・。かの国々は、普段からこうして、練習試合だって何だって、しょっちゅうワールドカップの常連国と試合をして、勝った負けたとやってる訳だ。

同様に、サッカーのもう1つの勢力である中南米No.1を決するコパアメリカがチリの連覇で終わった。メッシのアルゼンチンはまたしてもトロフィーを逃し、メッシ、アグエロ、マスチェラーノ、イグアインが代表を引退するのではないかと言われている。ブラジルは予選リーグ敗退の憂き目に遭い、監督のドゥンガはクビ。

彼等はこうしたことを100年もやってきたのだ。そりゃ、四年に一度だけ本気の強豪国と当たる日本がちょっとやそっとで勝てるはずがない。監督がどうとかそんなことは小さなことだと思えてくる。せめて、トップ選手たち全員がヨーロッパのクラブでレギュラーを張るくらいのことをしなくちやどうにもならない(それでもこの地理的な不利は如何ともしがたいが)。

FIFAランクなんて、ヨーロッパと南米の国ばかり有利な、実体の伴わないランキングだと腹立たしい思いを持っていたが、その考え方の正しさを納得した。

前回ブラジル大会では、世界の中心近くにいたのは香川と長友の2人。本田はまだロシアにいた。今はこれに本田と岡崎が加わった。それでも本大会では予選突破も簡単ではない。そりやそうだ、決勝トーナメントに進むのはたった16カ国なのだから。2018ロシア大会の出場枠は欧州14(開催国ロシアを含む)、南米4.5となっている。実質19に近い。シードによってこれら強豪国が振り分けられる。前参加国の半分以上をこれらのチームが占めている中で、上位半分に入らなくちゃならないのだ。グループリーグ突破がどれほど大変か、今実感がある。

目標は優勝、といった本田の心意気は買うけど、現実は簡単ではない。そういうことを言う選手の心理ってのはどういうっものなんだろう? 本田にしても「優勝できる」と思っているわけじゃなくて、「参加する以上優勝を目標にしなくてどうするんだ」と自分自身を、チームを振る立たせ努力を惜しまない、苦しさにも立ち向かえる状況を作り出す意味合いが大きいとは思う。それもこれも、どこかでかすかに、本当にかすかであるにせよ、手の届く可能性に触れているのかもしれない。
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