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やっぱり!子供のお好みは「鶏排」と「珍珠ミルクティー」

2009年10月11日 23時39分46秒 | 台湾ニュース

(「鶏排」はこんな感じで紙袋に入ったものを歩きながら食べる!「蜜汁鶏排」とか「炭●鶏排」とかいろいろ。これは「脆皮鶏排」で衣がカリカリサクサクしていることを強調している商品) ※ ●は火へんに「考」

最近明らかになった「小中学生放課後飲食安全調査報告」によると、台湾の小中学生のうち半分以上が、校門を出てから3時間の間に「乱吃(適当に食べること)」していることがわかった。
この調査は、台北市と台北県の小学校五年生から中学三年生、そしてその保護者を対象に行ったもの。これによると、下校して帰宅するまでに52.5%の生徒は何か適当に食べている。そして保護者のうち4割近くは、子供に胃腸の問題が出なければ飲食に注意しないという。
子供たちは何を食べているのか?双和病院の医師によると、子供が好むおやつのうち6割は油で揚げたもの。代表的なものは台湾式のフライドチキン「鶏排」やハンバーガーショップで売っているポテトフライの「薯条」。「鶏排」は鶏の胸の肉を平たく広げて揚げてある。油で揚げたもの以外では「珍珠●茶(●は女へんに「乃」)。これは、「パールミルクティー」などと訳されているが、大きなタピオカの粒が入ったミルクティー。飲み物であると同時に、タピオカで空腹もしのげるというものだ。台湾ではこういったミルクティーをベースにした飲み物を売る店が多いのだが、その場で作ってくれる新鮮さの反面、衛生面での問題が指摘されることもある。

(これが「珍珠ミルクティー」。下に沈んでいるのが「粉圓」と呼ばれる大きなタピオカ。これが吸いだせるよう太いストローを使って飲む)

「鶏排」や「珍珠ミルクティー」は、伝統的な食べ物ではないが台湾の社会に深く根付いている。もちろん味覚の面でも魅力的なもので、特に「鶏排」はその独特の香ばしい香りを嗅ぐだけで、「老闆!来一個!(ご主人、一個おくれ!)」と買いたくなる。夕方から夜、これらの食べ物を売る店の前には下校途中の子供たちが集まり、用意されたベンチでおしゃべりしながら食べていたり、歩きながら食べているのをよく見かける。しかし、子供たちの健康に対する影響を考えた場合、確かに保護者はよく注意する必要があるのだろう。ジャンクフードや食品の衛生の問題が関心を呼ぶようになって久しい。子供の喜ぶものを食べさせてやりたい気持ちと健康への気遣い、永遠に解消出来ない矛盾のようだ。(U)



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2 コメント

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Unknown (◆G9FlhTJB1k)
2009-10-13 18:38:19
脆皮鶏排、すごく美味しそうです・・・・・(涎
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美味しそう・・・いえ、美味しいんです! (U)
2009-10-13 21:14:24
◆G9FlhTJB1kさま、コメントありがとうございます!
いや実際おいしいんですよ。だから困る。(笑)小麦粉やサツマイモの粉をブレンドしたコロモらしいんですが、これが独特のいい香りを出すんですね。ナイトマーケットでは食べたくて仕方がなくなる厄介なシロモノです!
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