groblog

【グロテスクな表現が含まれています】
作品の一覧はカテゴリーのINDEXからどうぞ。

新・桃太郎1

2006-04-23 13:56:16 | other


桃仙人を倒し桃の国から太陽の剣を奪った赤鬼大魔王と仙人の息子、桃太郎の戦いを描く特撮アクション映画。誰でも知ってる“桃太郎”の話をベースに様々なアイディアを盛り込んで、作品自体は稚拙でも、アジア映画ならではのサービス精神旺盛な所を見せてくれる一作。犬・猿・キジも人間となって共に戦うわ、アドバイザー的な妖精は出て来るわ、挙げ句に桃の合体した奇怪なロボットもどきも出るわで、賑やかな事この上ない。少女スター、リン・シャオロウが桃太郎に扮しなかなかの美丈夫ぶりを見せる。


桃太郎         雉丸         犬丸          猿丸


赤鬼大魔王     魔女ボラボラ

たまにはホラーちゃうのも見てますよー
「新・桃太郎1」もう見つけた瞬間借りました。
この続編である「新・桃太郎2」は家にビデオを持っていて何回も何回も見ためっちゃ大好きな映画やったんすよ。
やし、この新・桃太郎シリーズを見つけた時はほんま嬉しかったです。
この映画は三部作らしく初めて見る「新・桃太郎3」もあったのでかなりテンション上がりました!!
2と3は次回借りようと目論んでおります。

この映画の桃太郎役はあの「幽幻道士4」の大人になったテンテン役のリン・シャオロンです。
これがめっちゃ可愛いんすよ!!
今回幽幻の時のキャストの方が大勢出ているので、幽幻ファンの方は必見ですね。
犬丸・猿丸・雉丸というお供を連れて、桃太郎は悪魔島へ向かいます。
てか、まぁツッコミ所は満載ですけどね。
でもアクションはめっちゃかっこいいし、ストーリーも面白いし大好きです!!
桃太郎軍団はかなりかっこいいです。
あ、あと赤鬼大魔王が幽幻の時の親方キョンシーらしいっす。
それにはびっくり。
全然顔が違う・・・

「幽幻道士」シリーズ好きやった人にはかなりお勧め!!

★★★★★
----------------------------------------------------
『新・桃太郎1』 1987年 台湾
原題:新桃太郎
監督:チン・チュンリャン

フライトナイト

2006-04-19 01:57:14 | horror


TVの恐怖番組「フライトナイト」に目がない平凡な少年・チャーリー。彼は隣に越して来た男が吸血鬼だと知ってしまい、番組のホストであるバンパイアハンターに退治を依頼し、4人対バンパイアの闘いが始まる。エドランドのSFXシーンは必見。

今まで見た吸血鬼ものの映画の中で、この映画が一番好きです。
もう見たのは何年も前なんですが、その面白さだけは今でも覚えています。

吸血鬼は家に招かれないと入れないとか、吸血鬼は鏡に映らないとか、狼に変身するとか覚えてます。
あと特殊メイクが印象的やったんすよ。
ストーリーも面白いし言うことないです。
あの頃は十字架を持って主人公の真似をしてました。

最近になってまた見たい映画の一つです。
これはグロくないです。
ほんまに面白いんでとにかくお勧めです!!

★★☆★★
------------------------------------------------------
『フライトナイト』 1985年 アメリカ
原題:FRIGHT NIGHT
監督:トム・ホランド

人間解剖島 ドクター・ブッチャー

2006-04-18 22:13:16 | 糞B


手術台の美女に迫る狂気のメス!悪魔のゾンビ島で戦慄の生体実験が始まる……。頭皮を引き剥がされる美女。眼球を押し潰され、内臓を食い荒される男。画面を深紅に染める凄まじい残酷描写の連続で、劇場公開時にはカットを余儀なくされた問題作が、完全ニュープリント・オリジナル編集版で復活!

えーっと、ゾンビと食人族とマッドドクターの3つが楽しめる映画だとちょっとだけ期待してたんですけど、感想はまぁまぁ。
ふーん、と別に興奮もなく普通に見終わりました。
いかにもB級らしさが終始漂ってましたねー。

見所は・・・ちょいちょいあるんですけどね、ドクターが捕まえた女の人がわめくと「うるさい」と言って声帯を切るとことか。
でもゾンビが頭良いんだか悪いんだかよくわらんし、食人族に拉致られた女はなぜか花の模様のペイントを全身にされて全裸で石台に固定されてたり(結局助かってる
で、最後は実験小屋かなんかが燃えちゃって終わり、でほんまに「ふーん・・・で?」って感じでした。
やっぱ欲張りはダメっすね。
もう一押しなんか欲しかったです。
でも一気にゾンビ・カニバリズム・マッドドクター見たというお得感はなくもないけど・・・


------------------------------------------------------------
『人間解剖島 ドクター・ブッチャー』 1981年 イタリア
原題:ZOMBIE HOROCAUST/LA REGINA DE DEI CANNIBALI
DOCTOR BUTCHER M.D./ISLANDO OF THE LAST ZOMBIES/QUEEN OF THE CANNIBALS
監督:フランク・マーティン

恐怖と戦慄の美女

2006-04-18 18:37:17 | 糞B


3話の独立したショート・ストーリーから成るオムニバス作品。全話主演女優が同一という凝った作りになっており、女性の奥底に潜む魔性を描く。

第一話 「ジュリー」
第二話 「ミリセントとテレーズ」
第三話 「アメリア」


全話主演女優が同一だったということを見終わった後に知りました。
一話と二話は見ながら何回寝て巻き戻したかというくらいの程度のもので、うーんちょっと失敗したかなぁーと思っていましたが、三話で見事挽回してくれましたね。

第三話「アメリア」はもうほんま内容とか単純なんやけどそれだけで怖いんです。
軽くあらすじを言いますと、アメリアは恋人へのプレゼントとしてズーニー族の「首狩人」という人形を買ってくるが、呪いの封印が解け、アメリアに襲い掛かってくる・・・。
といった内容なのですが、この人形の凶暴さといったらかつてないです。
ギャーギャー言いながら手に持ったナイフで切りかかって来るわ、スーツケースに閉じ込めても中から鞄を切って出てくるわで、息つく暇もなくアメリアは人形に襲われ続けます。
最後、人形をオーブンに放り込み、一件落着・・・と思いきや・・・・
あぁもうあの最後のアメリアの顔が忘れられません。(下に貼ってあるやつ
で、ヤンキー座りして母を待つ姿は見ものです(笑
「アメリア」は面白かったけどあとの二つがまぁまぁなので星3つで。

☆★★



-------------------------------------------------------
『恐怖と戦慄の美女』 1975年 アメリカ
原題:TORILOGY OF TERROR
監督:ダン・カーティス

バタリアン

2006-04-16 03:29:25 | 糞B


人間の脳ミソをエネルギー源にするゾンビ・バタリアンが、ひょんなことから復活してしまい…。バタリアンと人間の壮絶かつユーモラスな戦いを描いたゾンビコメディ。

こんなに走りの速いゾンビは初めて見ました!!
もうこれは疾走です(笑
大群になってぐわぁーーって襲い掛かってくるところはまさに圧巻。

あとバタリアンは喋ります。
常に「脳ミソを!脳ミソをー!」って言うてます。
このへんが今まで見たゾンビと違うなぁって思ったところです。
バタリアンを撃退している間もBGMはロックが流れていて斬新でした。

途中に出てくるオバンバ(ビデオジャケ右側参照)も流暢に哲学めいたことを喋るし、ゾンビなのに皆賢かったです。
脳ミソ食べたら死への痛みがやわらぐんやって。
脳ミソってそういうもんなん?

結局バタリアンはどううやったら倒せるんかなぁ。
頭撃っても死なへんとか掟破りなことするし、強すぎやろ、あれは。

斬新なゾンビを見たい方は是非!

★★★☆★
---------------------------------------------------------------
『バタリアン』 1985年 アメリカ
原題:The Return Of The Living Dead
監督:ダン・オバノン

遊星からの物体X

2006-04-15 21:09:51 | 糞B


南極に飛来したエイリアンが蘇生し、次々と観測隊員たちに襲いかかっては、その身体を乗っ取っていく。隊員たち(カート・ラッセル、キース・デヴィッド、ウィルフォード・プリムリーほか)は、仲間の中にエイリアンがまぎれこんでいるかもしれないと疑心暗鬼になっていき、ついに血液検査が行われるが…。

宇宙から来た何かわけのわからない「生きもの」に隊員たちは翻弄されます。
「生きもの」は何にでも姿が変えられるので、もしかしたら自分たちの中の誰かがその「生きもの」なのかもしれない・・・という底知れぬ不安を抱かされました。

最初のほうはなんか話の展開も遅く、何が起こったのかのかもよくわからへんなぁーと思っていたんですが、ところがどっこいです、「生きもの」恐ろしいです!!
まず、火炎放射器で焼いても残った血液から感染するんです。
だから何をしても安心は出来ません。

途中で隊員の一人の顔をした体を持つ蜘蛛に変身するとことか最高に気持ち悪くて良かったです。
この「生きもの」はまさにぐちゃぐちゃのべちゃべちゃのドロドロのねちょねちょといった感じです(ぐちゃぐちゃやな 笑
最終的に皆がお互いを信じれなくなり、血液検査をします。
またそこでもひと波乱が・・・

こんな状況に追い込まれたら・・・・・・・・・想像もしたくないです。
やっぱり逃げ延びる術はないんかなぁー
かなり緊迫したムードが終始漂うドキドキ映画でした!!

★☆★★
---------------------------------------------------------------------
『遊星からの物体X』 1982年 アメリカ
原題:John Carpenter's "The Thing"
監督:ジョン・カーペンター

フレディVSジェイソン

2006-04-09 01:40:48 | horror
かたや「エルム街の悪夢」シリーズに登場し、その鋭利なナイフ爪と変身能力で人々を襲撃したフレディ・クルーガー。かたや「13日の金曜日」シリーズで、キャンプ場の若い男女を震え上がらせた殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズ。ホラー映画界を代表するニ大ヒーローが、夢の共演を実現させた最恐の作品。
エルム街で起こった惨劇から10年。フレディ(ロバート・イングランド)は現実世界にはびこる殺人鬼ジェイソン(ケン・カージンガー)の存在を知り、彼の夢に忍び込む。しかしジェイソンはフレディの支配から脱し、ついにはこのふたりの戦いが始まるのであった…。


この映画はミクシー友達に教えて貰いました^^
気になっていた映画だったのですぐ借りて見ました。

夢の中のフレディと不死身のジェイソンがどのような戦い方をするのかすごく楽しみでワクワクしながら見てました!!
最初フレディはジェイソンを利用するつもりやったのに、ジェイソンがそんなことお構いなしに殺しまくるとか最高ですな。フレディがジェイソンの過去のトラウマを見せて攻撃するとかいかにもいやらしくてフレディらしいなと思いました。

フレディの弱点が火で、ジェイソンの弱点が水と対称的になってるのにはびっくり!!
主人公ローリたちは夢の中ではジェイソンが不利なのでクリスタル・レイクへ連れて行き現実で戦わせるためにジェイソンを助けたのに、友達とかジェイソンのナタで一発で殺されてるし・・・
結局ドローっぽい終わり方で良かったんではないかと。
私としては二人ともに負けて欲しくなかったので。
お互いの特技というか特長を生かして戦い、恐怖に陥れるといったストーリー面白かったです!!

これを機にまた『エルム街の悪夢』と『13日の金曜日』見たくなったなぁ・・・

☆★★☆
--------------------------------------------------------------
『フレディVSジェイソン』 2003年 アメリカ
原題:FREDDY VS JASON
監督:ロニー・ユー

クリープショー

2006-04-04 22:09:34 | horror


雷雨の夜、ビリー少年が愛読していた俗悪コミック「クリープショー」が厳格な父親に没収される。路傍のゴミ箱に捨てられた「クリープショー」はやがて風に煽られてページが開き、おぞましい物語を次々と展開する。
監督はジョージ・A・ロメロ、製作ルビンシュタイン、特殊メイクにトム・サヴィーニと『ゾンビ』のチームが、脚本のスティーヴン・キングと組んだ、全5話からなるコミック仕立てのオムニバス・ホラー。「クリープショー」というコミック雑誌に入り込んで、架空の絵が現実に変わる。実写でのマンガ的表現を狙い、照明、構図、演技など全てがコミック調でところどころにキッチュな笑いが散りばめられている。第3話にはキング自らが出演。またビリー役はなんとキングの実の息子。物語は最後にビリーが父親を殺すシーンで終わる…ホラーファンであれば二重三重に笑える映画。


第一話「父の日」」
第二話「ジュディ・ヴェレルの孤独な死」
第三話「迫りくる潮流」
第四話「木箱」
第五話「這い寄るやつら」


の全五話から成ります。

この中でも私のお気に入りは、第三話「迫りくる潮流」と第五話「這い寄るやつら」です。

第三話「迫りくる潮流」はドSの監視カメラオタクの話です。
妻ベッキーの浮気を知ったリチャードは、妻と浮気相手を海辺に誘い出し2人を砂の中に首まで埋めてしまう。彼らはそれぞれ離れた場所に埋められ、目の前にはテレビが設置。
ブラウン管には互いの浮気相手が砂の中でもがき苦しむ姿が映されている。
海は間もなく満潮となり、2人は互いに苦しむ顔を見ながら溺れて死ぬ。
次の夜、復讐を遂げたリチャードが自宅でくつろいでいると、家の外から水気を含んだ足音が聞こえる。足音の主はゾンビとなって海から帰ってきた妻と浮気相手だった…。

ゴポゴポと水の音と共に現れる二人のゾンビは水を含んで、海藻が絡みついていかにも良い感じですv
リチャードはも同じように首まで砂浜に埋められます。
果たして生き延びることが出来たのか?
息を止められると言い張るリチャードの行く末はいかに・・・

第五話「這い寄るやつら」は潔癖症老人を襲うゴキブリの話です。
近未来的な設定で、白い無菌室のような場所にこの老人は住んでいます。
ゴミは常に机の角にある吸い込み口に捨てて部屋はいつも清潔に保たれていた。
が、ある時ゴキブリが次から次へと出て来て、追いつかなくなる。
老人は鍵のかかったさらに小さな個室へと逃げ込みますが、そこへ停電が起こり、その間に老人の身体の中全体をゴキブリが覆いつくす・・・

皮膚を突き破ってゴキブリが何万匹も出てくるところが圧巻!!
口から鼻から大量に溢れてくる数万匹のゴキブリは本物が使われていたようです!!

短編オムニバス形式ですが、それぞれに味があり面白い作品です。

★☆☆★
-----------------------------------------------------------
『クリープショー』 1982年 アメリカ
原題:CREEPSHOW
監督:ジョージ・A・ロメロ
脚本:スティーヴン・キング
特殊メイク:トム・サヴィーニ

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記

2006-04-04 19:34:16 | horror


バーバラと兄のジョニーが母親の墓参りに郊外の墓地へたどり着いた時、突如うめき声を上げた不気味な男が現れ彼女に襲い掛かった。すぐにジョニーが助けに入り男との格闘になるが、ジョニーはあえなく墓石に頭をぶつけ絶命してしまう。兄の姿を見てパニック状態で逃げ惑うバーバラに別な男が近づいてきた。だが、彼女が助けを求めたその相手は棺桶から起き上がってきた腐乱死体だった…。

この映画はロメロ監督の同タイトルのリメイク。
冒頭の墓地のシーンからいきなりゾンビが出て来て、主人公バーバラの兄を襲う。
そこからバーバラは悲鳴を上げながら逃げ、ある一軒の家に辿りつく。
その家にも何人かゾンビがいてバーバラは逃げ惑う。と、そこへベンという人物が現れ、協力して家にいるゾンビを撃退する。ゾンビを撃退している時に男女二人組みのカップル、悪役クーパーとその妻とゾンビに腕を噛まれた娘が登場する。

ゾンビがなぜ出て来たのか、ということはわかりません。気付いたら家の周りにうようよいて襲い掛かって来ます。

ゾンビの特殊メイクは素晴らしいです。
でもこの映画で怖いのはゾンビではなく、人間の残虐性だと思いました。確かにゾンビが襲い掛かってくるのは怖いのですが、そのゾンビから逃げるためには自分のことしか考えなくなってしまう人間の愚かさを見せ付けられた気がします。ラストの人々が面白半分にゾンビを射殺したり、吊るして遊んでいる姿には考えさせられるものがありました。

しかし、何と言っても“カニバリズム”“伝染性”の二大属性、元祖ゾンビの王道!!見応えあります!!

★★★★
-----------------------------------------------------------
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記』 1990年 アメリカ
原題:NIGHT OF THE LIVING DEAD
監督:トム・サヴィーニ