ろいぶろ【裏】

ロイヤルスポーツクラブ発信。

肩の力を抜いてテキトーに読んでください(=゜ω゜)

冬場のウエイトコントロール⑤

2012-12-12 12:27:58 | Weblog
水です。

『1日2リットル以上は飲みましょう。』にはちゃんと理由があります。
それだけ1日で出ていくわけです。


1日の消費水分は、個人差は多少ありますが2000~2500mlと言われてます。

2500ml/1日を基準としてみると、
呼気(吐く息)に300ml、
食物の消化に100ml、
汗など皮膚から600ml、
尿として1500mlぐらい体から水分が出ていきます。

出て行った分は摂らないと、簡単に言えば脱水状態を起こすということですね。
細胞の呼吸によって200ml程度は体内で作られますので、
食べ物に含まれる水分で700ml、
飲料で1600ml程の摂取が必要となります。

運動等で発汗した
場合はさらにその分が要ると。


血液中から水分が失われる弊害はいろいろあります。

血液が固まりやすい、要はドロドロの血で血栓ができやすいとか、
電解質のバランスが崩れて意識障害、脱両状態を起こしやすいなどなど。


不要な水分は尿として出ていきますので、基本的にはしっかり水分を補給することをお勧めします。

あとは、不要に糖分・塩分を摂りすぎないように気を付けていただければ。
市販のスポーツドリンクはちょっと糖分が多いですので、多飲には注意です。
水で薄めればいいんですが、不味いですからね。



ああ、胃腸カゼが流行ってますが・・・、下痢したときには水分摂りましょう。
冷たいとまた大変になるかもしれませんので、ちょっと温かいほうが楽かもしれませんね。
間違っても下痢止めは使わないように。(今はお医者さんも出さないと思いますが)
下痢や嘔吐は排毒現象なので、止めると治りが遅くなります。



食物繊維です。
多くは野菜や果物に含まれますが、精製前の穀物(玄米とか)や、鳥肉にもあったりします。

これらは保水、膨潤、吸着などの作用がありますので、
・食べたものが消化管に滞留している時間を短縮する
・排便量・回数の増加
・腸内細菌叢の変化(善玉菌を増やす)などに働くとされています。


要はいらないものを出すのを手伝ってくれると。
野菜なら緑黄色野菜がいいといわれてます。
果物は・・・あまり食べすぎると果糖がありますからね。ちょっと気を付けましょうか。

玄米はいいんじゃないですかね。
最近は玄米炊き機能も炊飯器についてますので、固すぎるってことはないと思います。



ファイトケミカルです。
あんまりウエイトコントロールには関係ないようなあるような・・・。

抗酸化作用があるということで、体内の解毒作用に効果があると。
カロチノイドとかポリフェノールとかですね。

細胞の老化や発がんには活性酸素が関わっているとされていますが、
その活性酸素の働きを抑える効果として最近流行ってます。

健康体を保って体を動かせる期間を長くしましょうという意味では関係あるかもしれません。
ちょっと強引につなげてますが。

これはまだ今後研究とかが進む分野ですね、たぶん。

通常の代謝には必要ない栄養素なので、過剰症は探しましたが実例があまりないです。
ああ、ワインの飲みすぎにはとりあえず気を付けましょうか。



そんな感じで一連のシリーズを駆け足で(いや、更新は遅かったですが)ご案内してみました。



年内はあと数回更新できるかどうかです。
明日から期末試験が始まりますので


12月23日(日)のイベントにはぜひお越しくださいね~。


では、またそのうちに。