■ BARCLYS PREMIER LEAGUE 2007/2008 |
ポーツマス(0-0)リバプール @ フラットン・パーク 【選手交代】 ポーツマス 後半21分 ムワルワル ⇒ クラニツァル リバプール 後半17分 クラウチ ⇒ トーレス 後半22分 ペナント ⇒ ジェラード 後半32分 アロンソ ⇒ バベル |
■ 勝ち点1は、良しとするしかないでしょう |
◆ ポーツマスはあなどれない?
インターナショナルマッチウィーク明けの試合。
この試合前、リバプールは、リーグ戦1位(CL予備予選3回戦に出場したので1試合消化試合数が少ない)でした。前試合は、ホーム、アンフィールドでダービー・カウンティを6-0と打ちのめしたリバプールでしたが、この試合は、ポーツマスのホーム(フラットン・パーク)で、非常に苦戦しました。結果は、スコアレスドロー。
う~ん、この結果を良しとするか・・・
この試合、リバプールのリズムが悪かったと感じました。ポーツマスにPKを与え、GKレイナがファイン・セーブを見せるなど苦しいながら良く守ったと思う試合でした。
ポーツマスは、(多分)昨シーズン見たことないのですが、監督はハリー・レドナップ(ランパードの叔父さん、息子はジェイミー・レドナップ(元サウサンプトン、引退))。そのポーツマスですが、[4-1-4-1(4-4-2)]という感じのフォーメーション。つまり、よく分からない・・・(苦笑)
メンバーは、カヌー、ソル・キャンベル、グレン・ジョンソン、ショーン・ディビス、ムンタリなど、結構な選手がいるなぁ~ってのが第一印象でした。ところが、試合を90分間通して観て印象に残ったのは、ジョン・ウタカ(ナイジェリア)です。勿論、カヌーもいぶし銀のプレーを見せていましたが、「なんだ?ウタカ・・・」って感じで気になってしまいました(笑)
我らがリバプールはお馴染み[4-4-2]。
今回もローテーション・システムをバリっと使ってメンバーを大きく変えてきました。悪い意味で気になったのは、ベナユンですね。左SHに入っていたのですが、どうもプレーが軽い。身体つきもガタイの良いリバプールの選手の中では線が細い感じがしましたし、プレーも軽い。もう一押しってやつが足りない感じですね。その他は、4バックは、左から「アルベロア-アッガーーキャラガー-フィナン」そして、ジェラード、トーレスがベンチスタート。(カイト、リーセはベンチすら入ってない)そして、このローテーション・システムの煽りを一番受けているであろうクラウチとまずまずチームにフィットしてきているヴォロニンの2トップでした。正直、こういう試合をしてしまうとベニテスのローテーション・システムに対する批判も出るような気がするのです。試合は、全体的にリズムが掴めなかったという感じです。
◆ リバプールの好不調を見るには、守備を見る
これは、個人的な意見ですが、リバプールのリズムは、「きちんと守備から入って・・・」と言った戦い方をすることが大事だと思うのです。
例えば、守備については、この試合のリバプールは、守備のバランスが悪かった。ボールを奪うのは中盤ではなく最終ラインでした。その理由は、ポーツマスは、前述のフォーメーションの説明の通り、守備に回ると1トップ(カヌー)を残して引いて、攻撃時は、2トップ気味になったりサイドを上手く使ったりと、前への意識もアクションも強く、さらに、インサイドとアウトサイドの使い方のバランスも良かったと感じました。リバプールにとっては、“潰しどころ”が定まらない。つまり、中盤で封じ込めないので、必然的に最終ラインまで攻め込まれてしまう・・・
ちなみに、リバプールは、ポーツマス戦前まで4試合で11得点2失点という数字を残しています。そういう意味でも、スコアレスドローってのは、ちょっと嫌な感じの引き分けだったんと思います。勿論、決定機もいくつかありましたが、相手を崩す云々というより、自分達の形・リズムで守備を出来なかったから、攻撃のバランスも悪かったと思いました。
結局、リバプールは、アウェイでローテーション・システムを使い(クラウチに気を遣った感あり)、攻守のリズムも悪く、さらに、ポーツマスというチームの戦い方が素晴らしかったということを考えれば・・・そして、来週、遂にチャンピオンズリーグが開幕しますので、それを考えれば・・・うん、勝ち点1は、良しとするしかないでしょうって結論です。
「ポーツマスとの対戦は難しい。彼らには経験豊富な監督と、質の高い選手がいる。彼らは試合をコントロールする術を知っているんだ。さらに、ホームでは素晴らしいサポーターがついている」。 「この種の相手は、インターナショナル・ブレークのあとには難しいよ。しっかりトレーニングをこなせなかったからね。その状況で彼らを叩くことができれば、人々はタイトルレースにリバプールの名前を挙げるだろう。私もそれに同意するさ」。 「でも、我々は勝つことができなかった。よって、次の試合では準備を整えておかなければならない。勝利は誰にとっても力となる」。 引用元:Goal.com - ベニテス、ポーツマスの強さを説明 |
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