■日本vs.コロンビア【ロシアW杯】 |
日本(2-1)コロンビア 前半6分 香川真司 前半39分 フアン キンテーロ 後半28分 大迫勇也 |
■ 4年前のリベンジ。まだ1勝 |
◆ スタメン
試合からだいぶ時間が経ったので記録的に書いておきます。
スタメンは予想通り
長友と川島以外は予想通りの布陣となった。
西野監督がパラグアイ戦での好調だったメンバーを取るか、それともこれまでの経験値を取るかがキーポイントだったが、結果は、前者だった。
サッカーは何があるか分からない。
いきなり前半3分にコロンビアのDFカルロス・サンチェスのハンドでPKを得た日本。さらに、故意のハンドと判定され一発レッドカードの退場。
つまり、残り時間というか、実質、11対10人で戦う権利を得た日本。香川が冷静にPKを決めて吠えた。
これまでの鬱憤、苦悩を発散するかのようで印象的なシーンだった。
本当に、サッカーは何があるか分からない。もしかしたら、日本が先制点を獲得するかもしれないという想像は出来たとしても、こういう展開は、世界中の誰一人として想像出来なかっただろう。
その後、棚ぼたの状況となった日本だったが、事前のプランには流石になかったのだろう。一人少ないコロンビアに追い込まれる展開になる。勿論、日本が一方的に攻め込まれる状況ではないが、ちょっと落ち着きのない時間帯が続いた。「PKで先制して相手は一人少ない。」まさに負けられない舞台が整ってしまった感じである。
◆ 策士ペケルマン
一人少ないコロンビアは、4-4-1のような形に変えるも日本に局面における数的不利を強いられる。特に、中盤でのフィルターが効かず。そこで、キープレーヤーの一人クアドラードを下げてバリオスを投入。これで、中盤がぎゅっと引き締まった。あとは、カウンターで日本の裏を一発ファルカオが狙う形となった。
前半は、1-0で折り返したいと思っていたが、キンテロにFKを決められてしまう。昌子によると壁は飛ばない約束だったらしいが、飛んでしまったらしい。川島永嗣が止められずゴールラインを超えるがごまかすもののVAR、ゴールラインテクノロジーの餌食になってしまう。もうこの手は通用しない。サンチェスのハンドももしかしたらビデオルームからの判断が即座にあったのかもしれない。
正直、ペケルマンが一人少ないにも関わらず適切な交代でこれだけチームを引き締めるとは、全盛期のヒディングを思い出してしまった。(今、どこでなにやっているんだろ?)
後半も日本は引くことなく真っ向勝負を挑んだ。
とは言え相手は一人少ない状況であり、慣れてきた日本は
ボール回しをして相手を疲弊させようとポゼッションサッカーを行った。
◆ ハリルジャパンと西野ジャパンの融合
パラグアイ戦でも見られたのは、ガーナ、スイスの時よりも守備から攻撃の形がはっきりとしたいたことである。
ハリルジャパンは、デュエル一辺倒だったので、攻撃のパターンが単純になることが多かった。
しかし、西野ジャパンは守備から早い攻撃は残し、活かしつつも柴崎というゲームコントロールができるパサーを入れ、そして、香川のゴール前での攻撃力、そして、乾のドリブルというバリエーションが生まれた。これで、各選手の役割も明確になり、チームとしては「自分たちの形」が出来た。左サイドの飽和状態を原口を右に回すことにより解消された。
今の日本代表チームは、ハリルジャパンと西野ジャパンの融合であると言ってよい。
明日の対戦相手のセネガルだが、ポーランド戦をざっと見た限りでは、ブラックアフリカンの身体能力に依存したチームかと思いきや
組織的で想像以上にチームとしての守備が良かった。特に、局面に対するプレスの掛け方、そして、奪ってからの速攻に注意したい。
明日は、勝ち点3を確実に取るつもりでやってほしい。
仮に、引き分けた場合、コロンビア対ポーランの結果次第だが、こちらも引き分けた場合は、第3戦で、日本とセネガルが、
ポーランドとコロンビアの逆襲を受けることになる。もし、両チームともに負けたら、4チームが勝ち点4で並ぶケースもありえる。
そしたら、アトランタ五輪の時のような不運が…と、オールドファンは邪推してしまうのである。
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