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日本vs.セネガル【ロシアW杯】

2018年06月28日 | ワールドカップ(ロシア大会)
■ 勝ち点1以上の結果

◆川島のミスと乾のテクニック
第1戦を勝利した日本。
大会前は、全く期待出来なかったのだが、
パラグアイ戦での希望を西野監督が見逃さずに、一気にメンバーを代えた。そして、コロンビア戦での勝利。
これでチームの軸が出来た。

一方、FIFAランキング8位のポーランドに2-1と勝利したセネガル。
戦前の予想とは逆の結果に、そして、驚いたのは何よりも組織的なサッカーだったことである。そんなセネガルとの第2戦は、2-2の引き分けで勝ち点を4にした日本。そして、グループ首位に。

日本の1失点目は完全に川島のミスである。
あの場面であのボールであの局面でのパンチングは有り得ない。
ボールをキャッチしに行くのがファーストチョイス。難しそうなら自分の右側に弾き出すのがセオリーである。

嫌な失点をしたものの挑戦者の気持ち、そして、変な焦りもなく自分たちのサッカーを繰り広げた。

日本代表の司令塔となった柴崎から長友へのロングフィードを長友がトラップしてDF2人を外す。それが乾の足元に渡り、フェイントを入れて、得意の左からの斜めにカーブを掛けたシュートがネットを揺らして同点に。

非常に良いプレーだったし、何よりも前半の内に追いつけたのが良かった。

後半26分、再びセネガルが逆転ゴールを決める。
PA内で柴崎がマークにつくもののグランダーのぼーるを入れられ右に流れたボールを決めて逆転。
日本の右サイドがマークしておらず、ほぼフリーの状態だった。ある意味、この試合で数少ないミスを決められてしまった。

後半27分この試合ゴールに絡むことの出来なかった香川を外し本田を投入。後半33分に原口に代えて岡崎を投入。
4-2-3-1から4-4-2の形に。

そして、後半33分、本田がゴールを決める。
さすが「W杯に愛された漢」(岡崎・談)である。
そして、ケイスケホンダである。

◆西野ジャパンの形
この試合の結果以上に大きかったのは、先制を2度許しながら、最後まで諦めずに、(決して焦って雑になることもなく)戦ったことである。今までの日本だったら、追いつけなかった、むしろ、2失点目を許していたかもしれない。仮に同点に追いつけたとしてもその後の失点で焦ってダメだったと思う。そういう意味でこの試合の勝ち点1は、チームの底力を上げたという意味で大きな自信となっただろうし、大きな意味の引き分けだった。

西野ジャパンは、ハリルジャパンの土台に香川、乾、柴崎というテクニック志向の選手を入れて、デュエル一辺倒を変えたことである。ただて、親善試合のパラグアイ戦でそれが偶然生まれたに過ぎなかった。しかし、それに希望、可能性を見出した西野監督が第1戦で、その時の布陣を踏襲し結果を出した。そして、もう一つ、大きな変革が、岡崎、本田というベテランをサブとして使うことにより、明確な役割を与えて、いざとなれば得点を取れる、前線からハードワークが出来るというシステムを作ったことが大きい。これは、短期決戦、チームのスタイルという意味では非常に大きい。

昨夜のドイツvs.韓国では、ドイツに日本が持っているような、チャレンジャー精神、チームの形、自分たちのスタイルってのが見えなかった。ボールを保持させられているだけだった。今夜、日本は、ポーランドに引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。選手たちが大きく入れ替えるという報道もあるが、逆に、控え組が奮起してチームのモチベーションが上がって欲しい。そして、結果を出して欲しい。そうすれば、日本の強さが増し、他の国もリスペクトするだろう。

◆ベスト16以降についても
隣のグループGは、イングランドvs.ベルギー。お互いに勝ち点6を取っており決勝トーナメント進出を決めている。
そういう意味で、グループ首位抜けか2位抜けを狙う戦いとなる。
試合開始は、日本のグループHが終わってからなので、日本、セネガル、コロンビアの順位が決まった後の試合となる。
場合によっては引き分けや負けを意図的に狙って、日本と戦う道を選ぶかもしれない。

なぜなら、決勝トーナメントの2つの山のチームの分布の戦力が大きくことなるからである。
https://russia2018.yahoo.co.jp/schedule/final/
日本が1位通過した場合、グループGの2位(現時点ベルギー)、スウェーデンvs.スイス、クロアチアvs.デンマーク、スペインvs.ロシアの山である。
日本が2位通過した場合、グループGの1位(現時点イングランド)、ブラジルvs.メキシコ、ウルグアイvs.ポルトガル フランスvs.アルゼンチンの山である。

もし、日本が1位通過すれば最高である。相手がイングランドであれベルギーであれ、チャレンジャーの気持ちは変わらないのでどうでもいい。
ただ、仮にベスト8以降を見れば、2位で通過した側の山よりはマシである。個人的には、ワールドカップの舞台でイングランドと戦う日本代表を見てみたい。
そして、それに勝利して、スウェーデン、そして、スペインとベスト4で戦う。最高なシナリオである。
個人的には、ベスト16の壁を越えれば、日本サッカー界にとって未知の領域、そして、日本サッカー界にとって大きな一歩となると思う。

まずは、ポーランド戦である。スタメンを大きく入れ替えるのであれば、まずは、先制点を奪いたい。
グループリーグ敗退が決まっているポーランドの気持ちを折るには先制点である。

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