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ユーロ2008ベスト4プレビュー 【EURO2008】

2008年06月24日 | EURO2008
■ ベスト8を振り返る

ベスト8「ドイツvsポルトガル」戦以来、記事を書いていませんでしたが、実際に試合も見れていませんでした。
「トルコvsクロアチア」は、録画も失敗していました。
「ロシアvsオランダ」は、まだ全部見ていません。
「スペインvsイタリア」は、全部見ましたが、記事を書くタイミングを逃した感があり・・・。
さらに、「日本vsバーレーン」もなんとなく見ていたのですが、書けるほど真剣に見ていない(苦笑)

ブログは、書かないでいると書けなくなってしまいます。さらに、書く気力も起きなくなります。おまけに、来月にバンドのライブがありその練習で趣味の時間をそっちに取られているのです。如何せん、オリジナルをやっていて、やっと先日ライブでやる曲を全部一通り合わせたので、今後ブラッシュアップしていきつつ、サウンドを考えたりと時間がありません(T_T)

ということで、ベスト8の感想とベスト4の希望的予想及びプレビューということでで、お茶を濁しておきます(笑)


ドイツvsポルトガル この試合については書いてあるので、割愛。

「トルコvsクロアチア」 今大会、グループリーグはあえて全試合を見ないで、1日1試合と決めていました。理由は、2試合の記事を書くとすれば時間がない。さらに、クオリティが落ちる可能性がある・・・だったら1日1試合にしよう!と決めていました。すると、偶然にも、トルコの試合を1つも見ていない!という事実にある時に気づきました。ちなみに、ポーランドもギリシアも見てないじゃ~ん・・・ということで、1日1試合と思っていたのですが、そこは無計画(笑)ということで、トルコがどんな感じかてんでさっぱりです。個人的に、今大会のダークホースと目していたクロアチアが敗れたのは非常に残念ですが、2010年W杯南アフリカ大会では、さらなる成熟したチームになって戻って来て欲しいものです。しかし、“延長ロスタイムに失点してPK負け”非情過ぎるわ・・・そして、真のダークホースは、トルコだったと。

「ロシアvsオランダ」 こちらも個人的には、期待度満点のオランダでしたが、やはりヒディンク・マジックはおそるべし!といったところでしょうか・・・きちんと最後まで見ていませんけど、他の方の記事を読んだり色んな情報によるとロシアのクオリティが非常に高かったとのこと。
グループリーグ第3戦、第2戦目でグループリーグ突破を決めた「ポルトガル、オランダ、クロアチア、スペイン」は、選手のコンディションを考慮してBチームで第3戦を戦いました。その結果はどうでもよく・・・そんな中、スペインを除く他の3チームがベスト8敗れてしまったという事実。(スペインも結局、引き分けPKだったわけだが)
ひとつ問題を提起しておきたいのは、グループリーグ3試合目で“Bチーム”を編成するのは果たして正解か――ということである。
 今大会の準々決勝は、ここまで3試合を終え、グループリーグ首位チームが3連敗中である。この3チームは、グループリーグ第2戦目に1位勝ち抜けを確定しており、2位以下のチームに比べてハッキリとした強さを誇っていたはずである。ところが、3試合目を休んで約1週間の休養を取った直後の試合で、ポルトガルもオランダもおかしな試合をして負けてしまった。

(中略)

 実はオランダでは、グループリーグ3試合目のルーマニア戦を「フルメンバーに近い編成で戦うべきではないか」という意見がいくつかあった。いわく、「ユーロ(欧州選手権)のような短期決戦では、5月までの複数大会を同時並行で戦うシーズンとは違う調整方法が必要になる」というものである。
「せっかくいいリズムをつかんで2試合戦ったのに、3試合目で休んで準々決勝までの間隔を空けてしまうと、もう一度いいリズムを取り戻すのが難しい」という意見は、まさにポルトガル、オランダに当てはまる。


別の考え方もある。「オランダはピークが早く来過ぎたのではないか」というものだ。オランダは明らかに初戦のイタリア戦に照準を当てて調整してきた。それがうまくいき、その後のグループリーグ突破に勢いをつけたのは良かったが、ロシア戦で失速してしまったという考え方である。これは1986年のワールドカップ(W杯)・メキシコ大会でスペインに1-5と大敗したデンマークと同じパターンだ。

引用元:スポナビ・コラム - “オランイェ”はなぜ敗れたのか

 1.短期決戦で、好調のチームをいじるべきではない。
 2.このような大会でのピークの持って行き方。

この2つがポイントとして挙げられているが、他にも何かあるような気がする。とりあえず、この“問題提起”に関しては、機会をみて書いてみようと思う。


「スペインvsイタリア」 この試合は、スペインにとっては非常に大きな勝利だったと思う。その理由は、「ドイツvsポルトガル」で書いたこととシンクロするので割愛する。イタリアは、ピルロとガットゥーゾの不在が響いたか・・・特に、ピルロがいないことにより中盤での構成力を失ってしまったし、ローマの選手を中盤で3人使ったもののローマの“ゼロ・トップシステム”的な攻撃が発揮出来るわけもなく。ただ、延長に入り、そのままPKになったらスペインが勝つような気がしていた。ドイツW杯決勝ではPKで勝利したものの、イタリア代表の近代史を見ればPK戦で敗れている。(W杯:1990、1994、1998 PKで敗れる)ユーロ自体は、あまり成績は芳しくない。
ただ、どういう内容であったとしても、このスペインの勝利は、スペイン代表として考えれば、まさに“歴史的一勝”だと思う。

■ ベスト4プレビュー

「ドイツvsトルコ」 トルコの試合は一切見ていないので分からないが、少なくともドイツがここまで来て下手な試合をするとは思えない。ポルトガル戦では前半に2-1と2点決めて試合のアドバンテージを握ったまま進めたが、トルコ戦は、わりと堅実な試合の入り方をすると思う。逆に、トルコとしたら前半20分くらいまでの、いわゆる立ち上がりに奇襲戦法ではないが、一気にドイツに噛み付くってのも面白いとも思う。純粋なチーム力ではドイツが上だろうが、トルコもここまで勝ちあがった勢いと自信、そしてサポーターの後押しが大いにあると思う。その中で立ち上がりに先制出来たら、ドイツもあたふたし兼ねない。そして、前掛かりになった所をさらに突く!こんな攻撃的かつ狡猾なフットボールを見せてくれたら面白いと思う。ただ、これまでの勝ち上がり状況をみると、最後まで諦めずに粘り勝ちという感じになるかもしれない。ただ、そういうやり方はドイツも苦手ではない。


「スペインvsロシア」 まず、グループリーグ第1戦の時のロシアと今のロシアは違うと考えていいと思う。スペインには気持ちを引き締めて試合に臨んで欲しいと思う。アラゴネス監督は、これまでと戦い方を変えることはしないと思う。つまり、“自分達のサッカーを貫く”という形になると思う。なにせイタリアにPK戦で勝ったという事実は、チームにとっても“スペイン代表”という歴史においても大きな勝利だったわけである。一方のロシアは、ヒディンク・マジックが絶対にあると思う。第1戦で戦った後のスペインの戦い方もチェックしているだろうし、その中で、スペイン中盤とビジャへの対策をとって来ると思われる。さらに、今のロシアを見ると攻撃は「最大の防御なり」ということで、攻撃の脅威を相手に植え付けることにより、パワーバランスを保つような戦い方をしていると思う。つまり、相手チームの対策と共に自分達の戦い方をその中で大きく崩すことなく生かす方法論を取っている。

ユーロ2008も残す所3試合となった。
やはり、W杯とは異なり“欧州・臭”満載である(笑)

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2 コメント

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Unknown (コロン)
2008-06-25 20:21:19
自己犠牲の上にコージさんの記事が成り立っている事を知り、恐縮する思いです。

イタリアがそのまま2トップで行くとは思っていませんでした。てっきり4-3-3(4-1-4-1)で基本的にいくのかと考えてましたから。カモラネジを途中から、というのはもったいない。それに、サイドを押さえていれば、ローマ三人衆でも中盤の守備・ゲームメイクはそこまで悪くはならないと思っています。そのせい、でもないのですが、眠気を誘う試合でした。何よりデルピエロの最後の大舞台であろう試合がこの程度だったのも非常に悲しいです。

ロシアは今回は、基本守備に重きを置いていたように思います(守備的、というのとは少し違いますが)。カウンターの武器がスウェーデンよりも質が高いオランダ相手に、あの写真の状態が生まれるのは危険でしょうから、当然ではあるのでしょうけれど。とりあえず、左サイドに仕事をさせない、というのは徹底してました。ジオのミドルパスの本数が他の試合の半分程度、というのは、そのあたりが出てるんでしょう。

ただ、この敗戦でファン・バステンの評価が地に落ちたりしない事を望みます。インテリ・サッカーファン(ダサいな…)の声をまとめると、評価が低くなるのかもしれませんが、ああいうタイプの監督もいないと面白くない(ファンバステンが戦術を知らない、ということではなくて、思想の問題です)。

とりあえず、結果的にトルコの優勝、というのを望みます。コンフェデでの隣国対決、というのも面白いでしょうから。

それでは失礼します。
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コメントのお返事 (コージ)
2008-06-25 20:47:36
コロンさん

こんばんは。
ロシアの概念は、仰る通りだと思います。
守備組織がしっかりしているからこそ攻撃が生きる。
その反対に攻撃力で相手を押し込み、そして、守備への労力を軽減するというスタイルもあると思います(ユナイテッドくらい力ないと難しいけど・・・苦笑)

ファンバステンはヒディンクほどではないですけど、戦術眼というか試合眼はあると思っています。意外とひょうひょうとしながら適切な選手起用していたのでね。
とりあえず、このユーロで退任のようですが、その後どっかのクラブとかあるかもしれませんね。

私は、スペインの優勝した姿を見てみたいと思っています(*´▽`*)
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