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ドイツvsトルコ 【EURO2008】

2008年06月26日 | EURO2008
■ ユーロ2008 準決勝
   ドイツ(3-2)トルコ
    ・前半22分 ボラル(トルコ)
    ・前半26分 シュバインシュタイガー(ドイツ)
    ・後半34分 クローゼ(ドイツ)
    ・後半41分 セミフ(トルコ)
    ・後半45分 ラーム(ドイツ)


この試合の詳細は、ブログランキングにてサポーターの方のエントリーをご覧下さい。

■ ドイツが決勝の舞台へ

◆ 超雑感
ミラクル・トルコの快進撃もドイツに止められてしまいました。
グループリーグでは、不安定なチーム状態のドイツがベスト8でポルトガルを破り、その勢いそのまま結果を出した・・・という感じでしょうか。3-2と結構得点が入ったのですが、試合を通して見るとトルコにも決勝進出の可能性はあったと思うのです。ちょっとトルコ目線で考えると。

 前半22分 トルコ先制 ・・・ いかにして2-0とするか
 前半26分 ドイツ同点 ・・・ すぐにドイツに追い付かれた

   1-1で前半終了  ・・・ 決して悲観する必要はなく、確実に1点を取って逃げ切る

 後半34分 ドイツ逆転 ・・・ 痛恨の逆転ゴール
 後半41分 トルコ同点 ・・・ ミラクル・トルコ!!

   2-2で同点

 後半45分 ドイツ逆転 ・・・ ここだよなぁ~強国との差
  
   3-2でドイツ決勝進出


どうやらトルコは、結構負傷者などでベストメンバーを組めなかったようで・・・そのわりには、非常に良いサッカーをしていたという印象。逆に、ドイツは手堅く後方で守備ブロックを形成して、機を見て攻撃に転じるという試合展開。しかし、その中で先制されながらもすぐに同点に追い付いたドイツの強さ、そして、トルコの甘さみたいな部分が気になった。同じことが3失点目にも言える。

この辺の試合の流れ・リズムを読む力というのは、一人の選手だけではどうなるものでもなく、チームとして感じなければならない部分かもしれない。その辺で多少トルコが足りなかったのかもしれないし、ドイツの方が上だったのかもしれない。

ただ、トルコの2、3失点目をクローズアップすれば、同類項のやられ方をされているとも言える。それでも、トルコというチームの雰囲気はどこか欧州らしくなく不思議な魅力を感じた。


一般論で言えば、ポルトガル、オランダ、クロアチア、トルコと、サッカーファンを魅了したチームが敗れ去った。今大会、リアリズム志向のイタリア、フランス、ドイツの中でドイツだけが残った。一方、イタリア、フランスの不調ぶりは、皮肉なことに今大会を面白いものにしたとも言える。

◆ 頑張れ、トーレス
決勝の舞台を賭け、「スペインvsロシア」が今日行われる。
この両チーム、特にロシアのサッカーは、ファンを魅了している。一方で、スペンは、イタリアにPKの末勝利したが、我らがトーレスが爆発していない(涙)この辺で、爆発して欲しいものである。

これは、リバプール・ファンとしての意見であるが、ある程度ロシアに攻め込ませておいての速攻、縦へ素早い展開をすれば、トーレスとビジャであれば、あっさりゴールを決めれるような感じがしている。その為には、ワンテンポ、1つのパスを減らし、とっとと前線に預ける、ある種、イタリアンなフットボールをしても良いような気もする。もしかしたら、それはスペインらしくないのかもしれないんだが・・・(苦笑)
今のスペインに必要なのは、内容ではなく結果だと思う。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (チャン)
2008-06-26 19:50:32
ネットの中継は中断しまくったんで、ドイツの2点目、決勝点は見れずじまいです。WOWOWはどうだったんでしょうか?
ドイツは正直良くなかったですが、なんだかんだで勝ってしまうのはいつもながら素晴らしいですね。スペインは今夜そうなれるのでしょうか。

ヒディンクはスペインの軽量級な中盤を潰しにかかってくると思うんで、トーレス、ビジャのことを考えてもシンプルにサイドの裏へ運んでもいい気がします。
ロシアはジルコフとアルシャフィンを中心に、セルヒオラモスの周辺を執拗に狙えばチャンスができそうな気がします。
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2008-06-26 20:55:23
チャンさん

こんばんは。
セルヒオ・ラモスの周辺を“狙う方法”ってのが一つポイントだとして、オランダ戦のように片側のサイド潰しつつ攻撃的にくるのか、はたまた中盤を潰すのか・・・

立ち上がりさえスペインがしっかりやれば、意外と前半に得点出来るかなと・・・問題は、その後、ロシアの反撃、またスペインの追加点という試合の流れの中での変化を両チーム共に引き寄せれるか?その辺じゃないでしょうかね。
フィジカルコンディション的には大変でしょうけど、モチベーションは両チーム共に高いと思うので、面白い試合になって欲しいものです。
返信する
Unknown (KAZIM)
2008-06-26 21:17:03
管理人さん、試合、さてはハイライト観戦だけですね?
この試合を通してみたら、ドイツ評として
「ポルトガルを破った勢いそのままに」とか、
「手堅く守備ブロックを形成して」
なんて言葉は、出て来るはずがありません。
私は、94年からの一筋ドイツサポーターですが、
今日みたいなぼろくそ試合を、ものに出来る勝者のマンタリティ、改めて、畏怖と言うか、畏敬と言うか、そんな感じです。
リアリズム? あてはまりません。リスク丸出しなのに、なぜか大崩壊していないだけです。

この試合、トルコの運動量、高い位置からのプレス、個人技、どれも日本代表がうらやましがるくらいのできでした。
きっとトルコが、ベストメンバーだったらとかタラレバが出るでしょうけど、それでも結果は同じだったと思います。

スペインVSロシアは、おっしゃるとおり、カウンターに特化すれば、スペインにも勝機があります。
ロシアの攻撃を、なんとかしのげれば、それこそ4-1とかの再現も可能かと。
しかし、初戦も、ダイナミズムという点では、ロシアにかなりやられていたので、そうはうまくいかないでしょうが。
個人的には、スペインに来て欲しいです。
万年優勝候補と、世界に冠たるドイツの違いを、肌で感じてもらうために。
ロシアは、ひょっとしたら、ドイツを食ってしまうかもしれないので、ごめん、一つ前で負けてくれ。
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コメントのお返事 (コージ)
2008-06-26 21:45:01
KAZIMさん

こんばんは、はじめまして。
きちんと全部観戦しましたよ。
リアリズムは何も試合内容だけではないと思いますけどね。実際に仰っている、ぼろくその試合でも勝利出来る部分こそがドイツらしいリアリズムだと思いませんか?!

サッカーは色々な視点見かたがあると思うんですよね。
例えば、ポルトガル、オランダ、クロアチアはそのリアリズムがなかった。つまり、「勝つか負けるか」という部分がリアリズムだと思うんですよね。何もピッチ上の戦術的な部分の話ではないです。

私は、86、90W杯頃が好きですね。94年はドイツ代表の崩壊が明確になったヒドイ時期ですね(苦笑)

スペインやオランダ、イングランドとは別な魅力ってやつですね。
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Unknown (あっこ)
2008-06-27 17:03:50
コージさん、こんにちは。
すっかりご無沙汰してしまってスミマセン。

今回のユーロはとっても盛り上がってますね!最近まで仕事が忙しく全然見ていませんが…決勝は見たいな~なんて思ってます。

私のブログも最近はサッカーネタが全くなく(汗)全然絡めませんが、これからもどうぞよろしくお願いします♪
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2008-06-27 20:50:39
あっこさん

こんばんは、お久し振りです。
きっと決勝は面白い試合になると思います。
こちらこそ宜しくお願いします。
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Unknown (リュシュトゥ)
2008-08-02 22:04:35
トルコのミラクルは終わりましたが、ベスト4というのはこれからの自信になると思います。。
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