今夜の ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~ BS朝日(18時~)は
ビリー・バンバンでした。
HDD録画したものを今、夕食を頂きながら見ています。
皆さんもきっと心に響く好きな声質がお有と思いますが、かくいう私もやはりそうで、
歌を歌うことを生業とした方々の中でも 大好きな音霊(おとだま)を放つ方々がいます。
兄弟デュオ ビリー・バンバンもその中の一組です。
世代は違いますが、歌の情景がパーッと広がり見えてくるような
iichikoのCMで流れた もの悲しくも美しいハーモニーを聴いた時、
魂がゆさぶられ癒されました
それは子供時代、たまたまつけたテレビから流れてきた
初めて聴いた美しい音霊に心奪われたあの瞬間(とき)と似ていました。
その場面はサイモン&ガーファンクルのセントラルパークでのコンサートでした。
以来、S&Gは変わらず好きで彼らのCDは沢山持っていますし自身も歌います。
描(書)くことや読むこと、歌うことが大好きな私は同じように聴くこともまた好きです。
女性アーティストではサラ・ブライトマン、ナナ・ムスクーリ、
キュートで憧れる声質はシンディー・ローパーやノッコ(レベッカ)です。
私の魂に響くのは「白いブランコ」より「さよならをするために」です。
デビューから4年後 解散したのちご兄弟それぞれご苦労されていたそうです。
1984年12月、 解散から8年後、兄弟仲が悪いのを心配していた母の為に
1日だけ開いたビリーバンバンのコンサート。これがきっかけとなり
兄弟間のわだかまりも溶け再結成となります。
私がビリー・バンバンに惹かれたのは1987年CMから流れてきた、
iichikoのCM (ドナウ編) 「夢を紡ぐ季節~時は今、君の中~」がきっかけでした。
それは深い感動を覚えました。
シリーズ化されたこのCM。
1995年 遅すぎた季節 (ウィーンの森編)も本当に美しく
1999年 砂漠の薔薇 (オアシス編)
そして2007年、また君に恋してる を聴いた時は衝撃でした。
勿論、CDはすぐに買いました。
カラオケでは坂本冬美さんの曲もよく歌い彼女の声も好きですが、
また君に恋してる は ビリー・バンバンさんの歌に惹かれます。
順調に見えたビリー・バンバンも、
お兄さんの孝さんが知り合いの社長の保証人になり
大きな借金を肩代わりし 本当に大変だったといいます。
また、2014年には弟の進さんがステージ3の大腸がんが発覚、
その2ヵ月後には兄 孝さんが脳出血で気救急搬送。
90歳を過ぎた母が、トイレで倒れて動かない息子を見つけ無我夢中で
弟の進さんに電話をかけたそうです。
現在、左半身が麻痺した孝さんは懸命にリハビリを1年近く重ね、
2015年の6月再びステージへ立ったそうです。
どんな気分の時も ずうっと聞いて居たくなる
安心する美しい歌声。
今夜はビリー・バンバンのCDを聴こうと思います。
お二人の人生を駆け足で見てきた中で思うのは、
2人は、2人で歌い続ける為に産まれてきた選ばれし兄弟、
そんな風に思いました。
病で滞っていたという45周年コンサートが3年越しに
2017年3月25日に開催されるそうです。
この日は今年世を去った母きよ子さんの命日だそうです。
お互いを認め、支え合うご兄弟の姿に胸打たれました。
輝いている方々を取り上げる、ヒューマン・ドキュメナンタリー
毎週土曜日夜22時~放送(30分番組)しているBSフジの
『一滴の向こう側』も好きな番組でありお薦めです。
今夜放送されるのは「吹奏楽のカリスマ」(前編)です。