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とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

判断をするという事

2014年08月22日 | よもやま話

千葉県の保育園で、
保育士が2歳女児の口に無理矢理夕食を詰め込んだ強要事件報道を見ました。

その行為自体大きな問題なのですが、
保育士の虐待行為に気付きながら、
女性施設長が注意もしなければ改善対策もとらなかったという事が、一番大きな問題です。
「退職されたら困る」という退職懸念からくる見過ごしです。

ヤフーニュースによりますと、
2歳女児が夕食を拒絶したことに腹を立てて、
頭を平手でたたいた上、頬をわしづかみにして、
「食べろって言ってんだよ」「部屋に閉じ込めるよ」などと言って、
無理やり口の中に詰め込むなどしたという事です。

上記、あくまでも報道の内容ですが。

現場を見過ごす、、、あってはいけない事ですね。
保育士としてプロのお仕事が出来ないのなら、辞めて頂くしかありません。
施設長は、自分の腹を切る覚悟で、
適切でない方にはとことん注意をし監視をし、
それでもダメであるなら退職して頂いて、
どんどん募集をして、
良い方々にのみ残って頂く組織つくりをしていかないといけませんね。

現場で動く人だけでなく、
より良い管理者や教育者を育てていく事もとても大切なのだと思いました。

2歳児といえば、

・スプーンやフォークを自分で使おうとする。
・靴下や靴を自分で脱げるようになる。
・おやつの際に、我慢ができるようになる。
・自分で手を洗える。
・両手でボールを受けとることができるようになる。
・両足跳び(グー跳び)ができる。
・絵本や紙芝居に興味を持ち、集中して見る事が出来る。
などなど、、、

まだまだ可愛い盛りの幼いお子です。
両足跳び(グー跳び)がようやく出来るようになったあどけない乳幼児が、
夕食を好き嫌いせずにきちんと食べる理屈などまで分かろうはずがありません。
優しさと思いやりと愛情が欲しい・・・そう思います。

どんなお仕事でもそうですが、
プロとしてのお仕事をしていかないといけませんね。

特に、弱者に対しては、とても大切な事です。

弱者に優しい社会であり続けますよう・・・。


 追伸 - 本日の夕方6時、クリニックの窓から見えた夏雲のお写真です。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック


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