熊本の夜

本番が終わった後、熊本市内に出て夕飯を食べよう、と云う話になったのですが、驚いたのは「熊本の夜は暗い」と云う事です。
バスで熊本駅を目指したのですが、バス停には明かり一つ点いていないし、走って来たバスも真っ暗で、目の前で停車しなければ、それがバスだと気付かない感じでした。沿道で明かりが点いているのはパチンコ屋さんとコンビニくらい。それも東京の何割りか省エネバージョンと云う雰囲気で、20:00前だと云うのに、真夜中の様相でした。何だか不思議な感じでしたね。
写真は熊本駅前で見付けた路面電車です。まだ20:00だと云うのに、この閑散とした感じはどうですか？後ろに写っているのは駅舎ですが、空の暗さを見て下さい。
おまけにauのナビで、駅から徒歩3分と書いてあったお店が、実際は凄く遠くてタクシーに乗ったり、なかなか面白い体験をさせて貰いました。このタクシードライバーさんが凄くいい人で、色々教えて下さったのですが「今日は日曜日だから、いい店は皆お休みだよ」と聞いて、目から鱗。東京で長く暮らすと「日曜日に食べ物屋さんが休み」と云う感覚は薄くなってますよね。
結局、親切なドライバーさんが教えて下さった、いかにも大衆食堂と云う感じのお店で、熊本名物の「馬刺し」と「辛子レンコン」と「団子汁」の御膳を頂きました。食欲が無くて余り食べられませんでしたが、美味しかったですよ。
今回は時間がないので、観光をする余裕もないのですが、バスとタクシーから垣間見た熊本は、なかなか面白い街でした。