成人の日？

今日は1/15です。何となく、まだこの日が「成人の日」だと感じてしまうのは、私が年寄りだと云う証拠ですね。
私が振り袖を着て式典に出席したのは遥か昔の話ですが、見知らぬ人に「おめでとう」だの「あらぁ、綺麗ねぇ」だのと声を掛けられ、何とも気恥ずかしいような誇らしいような、くすぐったい気持ちになった事を覚えています。
お気に入りの晴れ着を着て、母校である小学校の体育館に集まったメンバーは殆どが顔見知りで、さながらプチ同窓会の様相を呈していました。小学生の時おチビちゃんだった男の子が見上げるような長身になっていたり、反対に、いつの間に追い抜いたのか、いつも１番後ろに立っていた子が自分より小さくてびっくりしたり。中には、既に結婚して母親になっている人もいて、あれには驚きました。
以前テレビで、高度成長期の成人式風景が映し出されていたのですが、そこに映った新成人の顔は、今の30代40代かと見間違う程「大人の顔」をしていました。今は二十歳になってもまだ学生だったりして、社会的に独立出来ていない状況の人も多かったりするので、「二十歳＝大人」の定義が当て嵌まらない時代ですが、「人生の1/4から1/3を親の庇護の下で生活するのは人間だけだ」と教わった気がします。
今年、無事、成人の仲間入りをされた方々が、これからの地球の未来を見据えて、次世代へのバトンタッチを行って欲しいと思います。何はともあれ、本当におめでとうございます。君の未来に幸多かれ！！