今日もカザフで元気ゲンキ!

カザフスタンのアルマティに住んでいた2006~2009年の記録です。

チャリン・キャニオン

2007-04-20 20:55:39 | アルマティの観光地


念願のチャリンキャニオンに行ってきました。ここは、個人の観光ではちょっと行きにくい場所で、夏は暑すぎるし冬は寒すぎて行けないということだったので、ちょうど良い時期に大学の遠足でチャリンキャニオンに行くことになって、とってもラッキーでした。
大学に7時集合と言われたので遅刻しないように到着したのに、やっぱり出発は8時。このいい加減さがカザフスタンですね。途中、一度のトイレ休憩(道路脇の林の中)と食料品調達の休憩があったものの、なかなか着かなくて、しかも途中から舗装されていない道路を30分ほど走って、到着は12時過ぎていました。

着いたところからちょっと険しい坂道を降りてキャニオンに入ります。もちろんアメリカのグランドキャニオンに比べれば高さは低いのですが、十分迫力のある崖が続きます。3km位歩いて、イリ川のほとりに到着。ここにはユルタや休憩所(有料)やトイレがあったので、茂みでする羽目にはならないで済みました。お昼ごはんはそれぞれが持ってきたお弁当。

食べるとすぐにまた出発して、ちょっと道を戻ったところから山登り。そこからが大変でした。崩れやすい砂地の斜面を通ったり、岩を登ったり降りたり。実はそのままバスに向かって帰るのだと思っていたのですが、一回りしてまたお昼を食べた場所に戻ってきました。川岸に下りると、ちょっと岩がごろごろしたところがあって、そこなら川にちょっと入ることも出来ました。とっても流れが速いので、足をつけただけ。とっても冷たい水なので、我慢しても5秒くらいが限界です。

そこで30分ほど休憩した後、今度こそ帰るルート。ところが来たときとは違う面白いルートを通ろうということになって、そちらに入ったとたん物凄い岩によじ登らなければならず、他の生徒の手を借りて上った先が行き止まり。だと思ったら、なんと崖を上って、正面に見える岩の隙間をくぐって向こうに抜けると言うんです。冗談かと思ったのに本気で、本当に岩肌を登って、1箇所崩れているところはサポートを受けてなんとか抜けました。その後もちょっとしたところを登って、来るときは谷の底を通ってきたけれど、谷の上を通るルートに出たのです。上まで登ってしまえば、後はそれほど急な斜面は無かったのですが、峰を歩くので風をまともに受けます。とっても気持ちのいい風が吹いていて、素晴らしい眺めを堪能しながら歩けてとっても良かったです。入り口ではどうなるかと思ったけど、来て見ればやっぱりこのルートで良かったなあと思いました。

バスに着いたら5時半。もう8時くらいまでは薄明るいので全然夕方という感じではないのですが、家に着いたら9時半を過ぎていました。もうボロボロのくたくた。トレッキングシューズだから良かったですけど、キャニオンに登るなら、最低でもスポーツシューズじゃないとダメですね。

それじゃ、写真です。


一時休憩した通り


途中は一面の花畑


渓谷の入り口
あと100kmで中国との国境


坂道を下る


崖が始まりました


色々な形の岩が


落ちたのは右側?左側?


ここから層が変わっています


岩肌に咲いた花


今にも落ちそう・・・


上から休憩したところを見る


すべる斜面に気をつけて


グリズリーという岩


ピークに登った人たち


鷲か?鷹か?巣がありました


帰り道、岩を登る 


いい風が吹いています


行きは下を通ったのでした


岩場の花

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