今日もカザフで元気ゲンキ!

カザフスタンのアルマティに住んでいた2006~2009年の記録です。

豆腐を作った!

2007-10-27 14:37:21 | アルマティ生活
初めてのことでしたけど、今はネットで何でも調べられるので、詳しく作り方を書いているサイトを参考にして、割合スムーズに作れました。ネットバンザイです。

アルマティでは韓国食材店やバザールで豆腐が購入できます。日本の木綿豆腐に似ていますが、もっと堅くてずっしり重くて、しかも4丁分くらいありそうな巨大なお豆腐です。こちらに来てから半年ほど、このお豆腐を食べていたのですが、アルマティに来てからしばしば起こす胃痛がこのお豆腐が原因らしいと気づいてから、ずっとハウス本豆腐だけにしていました。数に限りがあるので、大事に大事に2ヶ月に一度くらい。

 韓国食材店の豆腐は、使っている水があまり衛生面などから良くないらしいとか、色々な話が日本人の間でも時折聞かれています。実際に購入するときは、ビニール袋に入っている豆腐の臭いを嗅いでから購入しないと、古くてすぐに傷んでしまったりしていました。それでも私のように胃痛を起こすという話は聞いたことが無く、同じように食べているダンナは何ともないので、体質によって合わない人がいるのだと思います。

 日本に住んでいれば、豆腐は一丁40円の安いものから、1000円などという高級な豆腐までよりどりみどりなので、どんな作り方かなんて考えたことも無い生活でした。外国でも、日本人の多い都市では日本食材が溢れていて、日本人のお豆腐屋さんまであるというはなしですが、日本人の少なく日本食材店が無いところで生活する人の中には自分で作る人もいると知りました。じゃあ、自分で作ることにしようと、タイミングよくアルマティに遊びに来てくれる友だちに、アルマティでは手に入らない「にがり」をお願いしたわけです。

 豆腐の原料は大豆とにがりと水だけ。だから、大豆が手に入るなら、にがりさえあれば豆腐が作れるのです。ハウス本豆腐はとても美味しいのですが、とても柔らかいので、麻婆豆腐などに調理したり鍋物に入れるなどにはちょっと不向きなのです。

豆腐の材料の大豆ですが、これはアルマティでも韓国食材店で手に入ります。持ってきてもらったにがりは10gが1袋で、これは大き目のお豆腐1丁分で大豆300gが必要になります。こちらで手に入れた大豆は質が悪く、水を吸わない大豆が結構な量混ざっているので、作るときは10~20gは多めにしたほうが良いです。

 作り方の詳細は省きますが、大豆から豆腐を作れば、副産物として出来るのがおから。なんと、400g以上できました。これは、卯の花などのお惣菜にしたり、クッキーなどのお菓子にしたりと色々なレシピがネットで調べられるので、大豆は捨てる分が全然ありません。おから料理で定番の卯の花って大嫌いな料理だったのですが、ダンナが大好物だというので初めて作ってみました。それほど難しくないし、しかも美味しい! どうやら、私の母の作るおからが美味しくなかっただけのようです。すごいショック。
豆腐は大好きだし、作り方の要領もつかめたし、ツボにはまった感じです。にがりは10gが15袋も入っていたので、帰国までの期間も考えると10日に1回くらいは作れるなあとほくそ笑んでいるところです。今回はただ豆腐を作るので一杯一杯だったので、次回お豆腐を作るときには、ちゃんと写真とかも撮ってみようと思います。

ちなみに、にがりは、東急ハンズで購入してきて貰いました。豆腐を漉す用の布巾や、最後に使う型など、お豆腐作り道具も売っているそうです。
コメント (2)
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