Bluetooth 4.0モジュールを2基搭載することにより、パフォーマンスおよび堅牢性を最大限に引き出し、さらにオーディオ音質を最大限に高める事に成功しました。オーディオマルチタスク機能により、インカム通信中もナビ(A2DP)、またはオーディオ音楽などの音声(A2DP)がバックグラウンドで聞こえてきます。より自然な形で耳元に音楽、情報、声が届くようになりました。(SENA公式HPより)
と、謳っている愛用のインカム「SENA20S」
「全ての悪天候に対応、雨の日も安心な耐水設計」
ともコマーシャルしています。

昨年の北海道ツーリングに向けて、これまで使っていた「SENA SMH5」からグレードアップし、20Sを購入。
北海道ツーリング初日に、一日中雨という悪天候の中ナビの音声案内を聞きながら目的地を周遊しました。
ツーリングの最中はこれといった不具合もなく、快適に使えていたのですが、
2か月後に不具合発生。
スマホとの接続は問題ないものの、あろうことかこちらからの電話の音声が相手に伝わらないという不具合が。
クランプユニットから本体を外し、端子を確認したところ、緑青が吹いていました。(つまり錆びていました)
とりあえず、端子を磨いてみたら正常に使えるようになったので、しばらくその状態で使っていました。
そして、年が明け2016年のツーリングシーズンが始まったわけですが、
雨天ツーリングでまたまた不具合が発生!!
出先でクランプユニットを確認するとなんと、接続部についている防水用のウレタンラバー内側に水が入り込んでいました。
端子と端子との間に水分が入り、ショートしたんですね。
これにより、動作がエラーを起こした模様。
本体のショートではなかったので、まったく使えなくなったわけではなかったのが幸いです。
「それならば」
ということで、そのラバー部分を自作してしまえ!!
それにより一年間の保証が受けられなくなるリスクも覚悟のうえで(*^^*)
まず、おおよそのサイズを測定。

細かい作業になりそう・・・。
厚さは1mmなので、ホームセンターで1mm厚のラバーシートを購入。

角が切れているのは、作った後なもので(;´∀`)
これは裏面に両面接着シートが貼ってあるものなので、クランプユニットに貼りつけるにはうってつけです。

これをさっきの図面通りに切り、あとはクランプユニットに貼りつけるだけ。

かなり細かい作業なので慎重にやったつもりですが、なんかイビツですね(´ω`*)
この状態で、先日の東北周遊ツーリングをしてきたんですが、
2日間、雨に打たれても異常は発生しませんでした。
帰宅後、端子に錆が発生していないか確認しましたが、きれいなものでした。
あの雨の中を長時間使用しても、不具合が発生しなかったところをみると、
どうやらうまくいったようです。
しかしもう・・・保証は受けられないだろうな(´・ω・`)