さつまいも農カフェきらら

「マツコの知らない世界」では語りきれなかったさつまいもの世界🍠新潟県小千谷市にある店の裏話、日常、おいしいものなど。

のびイモ太のインターン受入計画と最強仲間たち

2022-03-07 11:43:26 | インターン受入やってます
ある日

押し入れの中で寝ていたマリえもんに
困って泣きついているものがいる。


「うわーーーーーん、マリえもーーーん。どうしよーーーーう」

「おやおや、どうしたの?のびイモ太くん。」


何をやってもドジばかりののびイモ太。
そんなのびイモ太のもとへ未来からやってきたイモ型ロボットマリえもん。

マリえもんはポケットから秘密道具を取り出して、のびイモ太を助けてくれるのだ。


「使っていない工場の2階を泊まれるようにしたいんだよーーーーーうわーーーん」

訳もわからず泣き喚くのびイモ太。
突然思い立つけど
自分ではどうしようもなくて泣きついてくるパターンなのだ。

「ふむふむ。
なるほどね

あの場所は何にも使ってないからね

ちょっともったいないよね」

のびイモ太が働く「さつまいも農かふぇきらら」には「時水」という場所に工場があり

菓子製造業を取得し
さつまいものお菓子を作っているのだ。

その2階は

がらんとして

まったくなにも使っていなかったのだ


「イモ太くん。
それはボクの秘密どうぐではどうしようもできないや。

こういうのは
大工さんに頼むものだよ」

さすがのマリえもんもあまりに無謀なことを言うイモ太くんに今回ばかりは他の人に頼むよう諭した。

すると

「そうだーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

叫ぶイモ太。

勝手に
マリえもんの魔法のポケットに手を突っ込むと・・・









テケテケテーーーーーーーーーン

「トモダチノチカラーーーーーーーーーーーーーーーー」

その手には携帯。
すぐに
電話するイモ太。

「もしもしーーーー
あのね
お願いがあるんだよね」

呼び出されたのはイモ太と20年以上の付き合いになるペンギンが大好きな中野氏。

以前
家を建てた中野氏は
自宅のいろいろなものをDIYしていたのを

イモ太はしっかり覚えていたのだ。


「なるほどね~~~~

いいよ~~~~」


その返事はあまりに軽快でイモ太は飛び上がるほど嬉しかった

すぐに工場を見に来てくれて




慣れた手つきで
工事を始めてくれた


しかも


「好きなようにやっていいからね~~~」

という名の


丸投げであった。


1ヶ月の間に

鈴木建築社長にも協力を要請し
断熱工事

雪にも負けない

風除室をも完備


除湿乾燥機も2台購入し

より
快適空間になるように、と

着々と進められた





その結果



見事なリビング

収納棚が出来上がり


テレビも設置

電子レンジ、炊飯器、冷蔵庫

ベッドルームに

ドレッサー

リビングには

ソファと

こたつも購入

見事な宿泊施設が出来上がったのだった


のびイモ太1人では
絶対不可能だと思っていたのに
出来た・・・

驚くイモ太に中野氏は

「そうさ、一番いけないのは、自分なんかだめだ、出来ないと思い込むことだよ。
たいした努力もしないである日突然えらい人になれると思う?」


出来る可能性を見つける。
そうだ
その通りなんだ!!

「中野さん
本当に本当にありがとう!!!!!

これで
ここでの可能性が広がったよ!!
出来ない、無理だ、じゃなくて

何とか出来るよう考えることの大切さを知ったよ!!!

本当に
本当にありがとう!!!!!」


「過ぎたことを悔やんでも、しょうがないじゃないか。
目はどうして前についていると思う?
前向きに進んでいくためだよ」

そばで見ていたマリえもんがそう言ってくれた。

「どんなに勉強ができなくても、
どんなに喧嘩が弱くても
どこかに君の宝石があるはずだよ。

その宝石を磨いて、
魂をピカピカに磨いて魅せてよ。」


のびイモ太は

出来ない言い訳ではなくて出来る可能性を見つけることを

身をもって学んだのだ。


さすが
マリえもん

さすが
中野氏


インターン受入を可能にすることが出来たのだから
若者の未来をもっともっと楽しいものにするため
今日も元気に

頑張れ!!!

のびイモ太ーーーーーーーーーーーーーー!!!!







というわけで
昨年夏から始めた宿泊施設は
こんな風に素敵に出来上がり

このたび

4人の受入も可能だとわかりました♪

東京農業大学から
インターンとしてやってきた女子大生4人組

娘が出来たようでとっても可愛くていい子たちでした

農家仲間のところでにんじんのお手伝いをしたり

小泉君ちでヤギ見たり
お掃除したり

若栃に行ったり


長岡の

農家仲間のところへ行ったり

あゆみちゃんちでオータムポエムやブロッコリーを収穫したり

農楽さんちで

切り干し大根やったり

雪ごったくしたり

お菓子の加工したり

私の英会話の先生のところへ行ったり

焼きイモソフトを最後まで食べさせなかったり(笑)
しっかり

おそばも

勝龍のラーメンも

堪能したり

かなり濃厚な1週間だったと思います♪

移動は

きららのソリオさん
ちょいのり保険というのがあり
インターンの期間中
安心して運転できるよう
しっかり保険にも入ります

小千谷の人たちに触れ
雪国の暮らしに触れ
美味しいものをたくさん食べて
突然あがった片貝の花火も見て

初日から

「また来たい!!!!」と言ってくれました

コロナ禍だけど
今、出来ることをやっていきたい!!!

ちょうど一年前

そうだ!!!
それならシャワーを作って、宿泊施設を作って
農業女子やインターンの受入をしよう!!!!

突然思い立ったワタシ

私1人ではできないことも
たくさんの仲間たちがいてくれるから
インターンの受入が可能となりました


のび太にも良い所があるように

私の良いところは

本当に素敵な仲間たちに恵まれていること

たくさんのドラえもんとスーパーマンとイモ神様に見守られて

来てくれる子がいて
受け入れてくれる仲間たちがいて

私の夢はカタチになります

インターンちゃんたち
受け入れてくれたみんな!!
本当に本当にありがとうございましたーーーーーーーーーーーーー!!!!

インターンくんの手紙

2022-01-23 10:35:19 | インターン受入やってます
りっちゃんって


いつも
笑ってて
本当に悩みなさそうだよね



若い頃から
よくこんなセリフを言われてて


さらには


りっちゃんは
苦労したことがないから
笑っていられるんだよ


とまで
言われてしまった




10代で


父の会社がやばいって


言えないっすよ・・・


私は年子の次女で
姉と同時に大学入学で

姉は国立大学だったけど
私は
どうしても
東京農業大学国際農業開発学科に行きたくて

自分で学費を出すから
私立に行きたい


自分から言ったので
決して
母が
学費を出せないって言ったわけじゃあないのです

じっとしていられない性格は昔から

バイトの掛け持ちも
考えてみれば
今だって
何足もわらじを履いてるじゃない



それでも
意味もなく
泣きながらバイトに行ったこともあるし

東京ドームのバイト中
突然涙が止まらなくなったこともある

将来
農業をやりたいと思いながら

全然違うアルバイトを掛け持ちしてて
私はこの先どうなるんだろう?
とか
いつも
お金の心配をしていて
東京を出て農業するより
しばらく働いて
家にお金を入れたほうがいいんじゃないかって


そんな生活していると
身体を壊すのも当然

卵巣脳腫

即入院
即手術

20歳の私には辛すぎた

だからこそ
早く
結婚して
温かい家庭を作りたかったかも

新潟での生活は
とても楽しいし
幸い
子宝にも恵まれて
育児に追われ


それでも夢が諦め切れなくて
葛藤し
もがき
悩み

そんな

時代が

私にだって

あったのです



今はノンストレス

いろいろいろいろいろいろいろいろいろいろあるけれど

本当に悩まなくなりました(笑)

なんとかなる!!!!!!!
いや
なんとかしてやる!!!!!!!

ぐらいの気持ちがあって

やるっていったら
やるんだーーーーーーーーーっていう

図太い私がいます(笑)


そんな時
来てくれたインターンくんが

私を
ちゃんと見ていてくれて







泣かされました





必修ではないのに
インターンに来てくれたときの感想を
残して行ってくれたのです

こんな風に
私のことを表面だけでなく
ちゃんと「見ていた」んだと

びっくりして

読み返して

また泣かされました

インターン受入

いいな
やっぱり

イマドキの若者

将来が楽しみだ!!!!!

またおいでね
そして
明日にはこれでもかーーーーってくらいのさつまいも商品送るからね

卒業感謝状

2021-10-07 13:29:21 | インターン受入やってます
卒業感謝状☆





令和3年度インターン研修生殿







あなたは11日間の農業実習において、㈱農プロデュースリッツ さつまいも農カフェきららの猛烈な忙しさの中、献身的に活動されました。

その活動内容の広さ、苛酷さは、他のインターン受入農家に比べ、数倍にも及ぶもので、あなたの功績は多大であります。



このたび

㈱農プロデュース リッツ11日間実習を終了するにあたり、あなたのご功労に心より感謝の意を表します。



また



弊社で養ってきた知力・体力・ど根性で、失敗を恐れず積極的に挑戦し、そこから輝かしい未来を自ら切り開いてください。



そして

つらいことがあっても、悩むことがあっても

小千谷で出会った

数々の個性あふれる農業人たちを思い出し、涙を笑いに変え、素敵な女性になれるよう頑張っていってください。





実習卒業による新たなる門出を心より祝福するとともにさらなる発展を願って、卒業のお祝いとします。











追伸


今度はみんなで飲みに行きましょう







令和3年10月4日



さつまいも子



















いうわけで

ブログにご紹介する時間もなくインターン生が11日間の実習を終えましたーーーーーーーーーーーーーーー



本当にね

うちでの研修はやる内容がさまざますぎて大変だったかも・・・



農業実習をやると聞いて、ウキウキわくわくできただろうに・・・



稲刈り??と思いきや、さつまいもを延々とカットしたり・・・

カリフラワー農家さんにいったり
枝豆やったり
闘牛イベントの準備したり


わーーーい、さつまいも掘り?と思いきや、機械がないので手でツル切って、掘って、運んで、と腰が痛くなったり・・・


「今日は接客もやるよ☆」



鬼監督さつまいも子の悪魔の微笑みに騙され

きらら店舗で接客・・・かと思いきや
想像を絶する大混雑で、目が回りそうだったり・・・



「今日はイベントお手伝いしてね、あは☆」



鬼監督さつまいも子の適当かつ、いい加減な説明のままいきなり売り子をさせられ、、、るのかと思いきや
わしま道の駅で一日中おにぎりを作ったり・・・



それはもう・・・ありとあらゆる仕事をお願いしまくってしまいました・・・







ごめんねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



でもでも

「楽しいですよ!」っていってくれて私もとっても嬉しかったのです



ありがとう☆

ほらね、さつまいもさんたちも喜んでるよ





本当にうちのお店の実習はやること多し!!!!!!!!!

それでもね

きっと

農業を志した子の心に響くものが得られると思うの

一緒にお蕎麦も食べたし


へぎそばを教えられたし


スタッフあべちゃんたちみんなが勝龍推しで

がっつり

ラーメンも食べてきたしね^^






令和boy&girl!!!!!!

be

ambitious!!!!!!!!!!



いつかまた遊びに来てねーーーーーーーーーーーーーーーーーー