さつまいも農カフェきらら

「マツコの知らない世界」では語りきれなかったさつまいもの世界🍠新潟県小千谷市にある店の裏話、日常、おいしいものなど。

さつまいも子と発酵活動家オリーが出会った~さつまいも発酵飲料ミキへの挑戦~

2020-11-19 08:55:44 | さつまいも発酵飲料ミキとオリーの物語

2020年

ステキな出会いがさらにパワーアップします!!!!!!!!

きららスタッフに最強メンバーが加わります

山形で発酵カフェを創るため、発酵調味料や発酵飲料のアレンジ料理を発信している
発酵活動家「オリー」(日本人、独身、27歳)と出逢ったのは
9月のこと

共通の友人から紹介をされたとき
まったく前情報がなかったので





おじいちゃんが来ると思ったのです;;;



すると
ジャニーズJrにいそうな爽やかなイケメンくんが登場

話を聞くと難病・潰瘍性大腸炎を患い、闘病中とのこと

そこで出会った「さつまいも発酵飲料ミキ」を普及させるべく、試飲活動をしているとのことでした

お話を聞きながら
27歳(出逢った日がオリーの誕生日というミラクル)のときの自分を思い出していました

いざ
加工場を借りて
念願だった「さつまいもお菓子加工」を始めようとしていたとき
中越大震災が起こったのです・・

契約したのが10月20日
震災が10月23日

たった3日で夢が崩れた


絶望のふちに立っていた気がします。

そんなとき
たくさんの出会いがあり
「マイナスをプラスに変えよう。小千谷という名前が有名になった、こんな時だからこそ 私に出来ることをやろう!」

奮起し
翌年2月にはラーメン屋さんを間借りして
菓子製造業を取得したんです。

あの時
私一人の力では絶対不可能だったことが
たくさんの方の支えで
一歩を踏み出せたのです。

彼の話を聞いていて
いや
そのあともずーーーーーーーーーーっと「ミキ」のことが頭から離れなくて
山形に帰っていったオリーに
私から
電話をしました


「もしよかったら
私のところで「ミキ」をやってみない?」と


2年前に借りた加工場の2階
ずっとそのままになっていて
誰かやる気のある方がいたら住み込みで働いてもらいたいな、と考えていたこともあって

「やる気があるのなら
私も全力で応援するから!」

全面的に受け入れる気持ちでお話しました。

私自身
2度の大きな病気で時間を止めたこと
そして
震災によって予測不可能なくらい人生がガラリと変わることを経験したこと

ストレスが
カラダに支障をきたすことを何度も経験していること

たくさん騙されたり 裏切られたり 回り道をしてきていること

そんなことが頭を巡り

発酵カフェをやりたいという若者の夢を応援したい!と思ったんです



しばらくして
いろいろ今後について話したい

1時間くらい電話で話し合い




結果




新潟で「ミキ」そして発酵食品の活動を始めることを決意してくれました


病気再発等の不安がありますが

私は
「病気は誰にだって いつだって 起こりうるもの。
そんなことを恐れて
なにもしないのはもったいない!!!
今、目の前にあるチャンスや出会いを100%つかんでいこう!!」

オリーを見ていると
可能性が無限大に思えているんです


彼の作る
さつまいも発酵飲料「ミキ」

衝撃的でした

甘酒とも
ヨーグルトともまったく違う爽やかな酸味
そして
発酵飲料と聞くとくせがありそうなのに
全然くせがなく
飲んだ瞬間から
お腹の中が喜んでいる感じ


長男も飲んだのですが
「さつまいも」というキーワードに一瞬反抗的でしたが(笑)

「これはおいしい!!」と大絶賛

さらに
オリーの作る甘酒も飲みやすくて
豆乳入れたやつが私はすっごく好きなのです(←きららスタッフはすでに虜。何度もリピってます)


とある夜
ずーーーーっとパソコン前で仕事をしている私に
「発酵カレー食べますか?」

持って来てくれた

このカレー

思わず
「うま!!!!!!!!!!!」

叫んでしまうほど
丸ごと優しい それでいてスパイシーで、カラダが喜ぶようなカレーでした!!!!

そこに
味噌玉という手作りの味噌のチーズみたいなものを添えて食べるのですが
これもまた美味!!!!

きららのお客様に食べてもらいたい

そんな想いが

そろそろ
叶いそうです(次の記事に書きます!)





そんなわけで

きららスタッフに
「オリー」という最強発酵職人が加わり

今後のさつまいも人生がまたまたパワーアップしような予感です



出会いは財産




いつもいつも思います。
私に出会ってくれた全ての方へ

出逢ってくれてありがとう

この良き出逢いを大切にしていきます