goo blog サービス終了のお知らせ 

りとるぱいんわーるど

ミュージカル人形劇団“リトルパイン”の脚本の数々です。

モリーウィズフェアリー ―全4場― 2

2017年01月05日 13時46分18秒 | 新作(人形劇用)



    



    ――――― 第 2 場 ――――― A

    明るく華やかな音楽流れ、紗幕開くと、妖精たちの国。
    妖精たち歌い踊る。

    妖精たち“ごらんなさい
          なんて素敵
          妖精の国
          ここでは
          誰もが幸せ
          夢のような
          輝く場所
          自慢の国よ(さ)
          みんなの心の
          幸せの種がある”

    そこへ上手よりコッコ、クック、続いてモリー、周りを
    見回しながら登場。

  コッコ「さぁモリー、着いたよ!」
  モリー「わぁーっ・・・」
  妖精1「まぁ、人間よ!」
  妖精2「あら、本当!コッコ、クック!お客様?」
  クック「そうだよ!」

    妖精たち“ごらんなさい
          素敵な場所
          妖精の国
          誰もが
          幸せになれる
          一歩足を
          踏み入れたら
          あなたも分かる
          ここでは
          誰にも
          幸せが訪れる”

      モリー“夢のような時間
          時が止まったようね
          本当なんて素敵
          誰も意地悪なんて
          言わないわ”

  コッコ「モリー・・・」

    妖精たち“ここにいれば
          分かる筈よ
          素晴らしい国
          あなたもきっと好きになる

          ごらんなさい
          なんて素敵
          妖精の国
          ここには
          みんなの
          幸せの種がある
          ここでは
          誰にも
          幸せが訪れる”

  妖精たち「ようこそ!!私たちの国へ!!」(曲終わり。)

  妖精たち「こんにちは!」
  モリー「こんにちは、妖精さんたち!」

    そこへ一人の妖精(エストラ)、コッコ、クックの前へ
    走り出る。

  エストラ「コッコ!クック!一体どこへ行ってたの!?この妖精
       の国にいないなんて、随分心配してたのよ!!」
  コッコ「ごめん、エストラ。」
  クック「ごめんよ。」
  エストラ「(チラッとモリーを見て。)誰?その人間・・・」
  クック「僕達の友達さ!」
  コッコ「僕達がこの国へ招待したんだ!」
  妖精1「まぁ、そうなのね。」
  妖精2「人間が私たちの国へ来るなんて、そうないことだものね。
       」
  妖精1「ええ。」
  妖精2「ねぇ、エストラ!」
  エストラ「フン!」
  妖精2「まぁ・・・」
  モリー「みんな小さくて可愛いわね。」
  妖精1「ありがとう。」
  モリー「私なんて・・・(頭を岩陰にぶつける。)あいたっ!もう・・・」
  エストラ「(モリーの様子に大笑いする。)」
  妖精2「エストラ!」
  妖精1「大丈夫?」
  モリー「この国は小さいあなた達に合わせて、何でも小さく出来
      てるのね。とっても合理的だわ。それにひきかえ・・・人間
      って無駄に大きかったのね・・・(ブツブツと。)」
  クック「ねぇ、モリー!君もこれからずっとここで暮らすのなら、僕
      らのように小さな体にしてもらいなよ!」
  エストラ「クック!」
  モリー「え?」
  コッコ「そうだよ!」
  モリー「そんな簡単に・・・」
  クック「ホワイトフェアリーがいるじゃないか。いっそ妖精になれ
      ばいいんだ!」
  エストラ「クック!!」
  モリーホワイトフェアリー・・・?」
  コッコ「うん!ホワイトフェアリーは、いいことをした人の願いを叶
      えてくれる、夢の妖精なんだ!」
  クック「この国の女王様、聖なる妖精たちの母だよ!」
  モリー「へぇ・・・」
  コッコ「だからモリーも何か一つ、いいことをすれば、きっとホワイ
      トフェアリーがモリーの願いを叶えて、僕らの仲間にしてく
      れるはずさ!」

    音楽流れる。モリー、妖精たち歌う。(途中、エストラ去る。)

  モリー「・・・でも・・・いいことって・・・何をすればいいのかしら、私
      ・・・」
  コッコ「モリーが思う、いいことでいいんだよ。」
  クック「そうさ!」
  モリー「私・・・」

    コッコ・クック“みんな持つ優しい気持ち”  モリー“私が
                                   考えている
                                    いいこと
    コッコ・クック“君が思う                それでいいの
            いいことがある”            私が思うこと
                                   心の中に”

    妖精たち“優しい
          気持ちが
          いいことにかわる
          誰にも思い当たること
          きっと君の捜し求める
          答えがそこにある筈だから
          思いもしなかったこと
          ほら そこ すぐ
          心の片隅
          誰もとどめてる
          大切に温めてきた”

  モリー「いいことって・・・」

  声「何でもいいのですよ・・・」
  
  モリー「え?」
  コッコ「ホワイトフェアリー?」
  クック「ホワイトフェアリー?」

    そこへ上手より、白い羽を持つ妖精(ホワイトフェアリー)
    優雅に登場。

  ホワイトフェアリー「あなたがいいことだと思うことを一つすれば、
              私はそのいいことに対する褒美をあなたに
              与えることが出来るのです。」
  モリー「・・・ホワイトフェアリー・・・」
  ホワイトフェアリー「あなたは我々のような妖精になりたいので
              すか?」
  モリー「・・・(頷く。)」
  ホワイトフェアリー「人間に戻れなくなりますよ。それでも?」
  モリー「・・・はい・・・」
  ホワイトフェアリー「ならばいいことを探しにお行きなさい。どんな
              小さなことでも、あなたが人の為になるいい
              ことだと思うことを見つけに・・・」
  コッコ「行こう!モリー!」
  クック「さぁ早く!」
  モリー「・・・ええ!」

    モリー、コッコ、クック上手へ走り去る。

  妖精たち「いってらっしゃい!!」
  妖精1「さぁ、私たちも妖精の仕事に戻りましょう!」
  妖精2「そうね。」

    そこへ下手より黒い羽を持つ妖精(ブラックフェアリー)
    登場。

  妖精1「見て見て!ブラックフェアリーよ!」
  妖精3「(ブラックフェアリーを認め。)本当だ!ブラックだ!」


 
    



  妖精2「何しに来たのかしら!」
  妖精3「見てみろよ、あの不機嫌そうな顔!」
  妖精1「本当!」
  妖精2「あの人、あんな風だから仲の良い友達もできないんだ
      わ。」
  妖精3「そうだな!」

    妖精たち、笑い会う。

  妖精1「さぁ、みんな!向こうへ行きましょう。」
  妖精3「また何かブラックが悪さをしないうちに!」
  妖精2「ホワイトフェアリーも早く行きましょう!」
  ホワイトフェアリー「ええ、そうですね。」

    妖精たち、上手へ飛び去る。
    ホワイトフェアリー、上手へ行きかけて立ち止まる。

    ――――― 第 2 場 ――――― B

    音楽流れる。

  ホワイトフェアリー「・・・ブラック・・・いつまであなたはそうやって、
             白い羽になることを拒むのです・・・?フェアリー
             の女王を母に、双子としてこの世に生を受けた
             私の妹ブラック、なぜあなたは本来あるべき姿
             ・・・ホワイトフェアリーになろうとしないのです。」
  ブラックフェアリー「私のことは放っておいて、お姉様!!心にも
             ないことを言って、いい人ぶるのはよして頂戴
             !!」
  ホワイトフェアリー「ブラック・・・」
  ブラックフェアリー「私がホワイトフェアリーになるですって・・・?
             (笑う。)笑わせないで欲しいわ!!そんなこと
             、これっぽっちも思ってないくせに!!」

    ブラックフェアリー、歌う。

      “白い羽になる
      この私がなぜ今
      あなたと同じ
      姿になるなんて嫌よ”

    ホワイトフェアリー、歌う。

      “生まれた時から
      そう決まってた
      2人の運命だわ”

  ブラックフェアリー「決まった?」

    ブラック“私達の運命?
         笑わせないで
         生まれた時に        ホワイト“決まってたことよ”
         言われた言葉は
         忘れない”

  ホワイトフェアリー「生まれた時に・・・?」
  ブラックフェアリー「祝福されたあなたと違ってこの私は・・・!!」
     
    上手方スポットに村人妖精たち、浮かび上がる。
    下手方、ブラックフェアリー、ホワイトフェアリー薄暗く。
    村人妖精たち、歌う。



    
                     ※











              “モリーウィズフェアリー”3へつづく・・・











  ※ この村人妖精たち、おじいさんなのですが、とっても
    可愛くてお気に入りです。
    が・・・手をもうちょっとどうにかして作れば良かったな・・・
    と、少し反省です。


― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪






  (お詫び

   とっても長いこと・・・( ↓ にも同じ、で出しの文章が・・・)
  ご無沙汰してしまいました

  こんな長いことホッタラカシにしたまま、なんの音沙汰もない
  このページのことは、きっと皆さんに忘れられているだろうな・・・
  なんて、一人勝手に思っておりました

  今日、たまたま毎年夏休みに公演依頼のある小学校から、
  今年もお話を頂き、去年、一昨年と、何の作品で行ってた
  かな~・・・と確認をする為にここへ覗きに来て、皆さんに
  忘れられていなかったことに気付いたのです

  決してお休みしてた訳でもなく、ホームページを見て頂くと、
  分かって頂けるかも知れませんが、イロイロとボランティアに
  呼んで頂いて公演させて頂きつつ、今は10周年記念公演
  の台詞練習の真っ最中といったところであります

  10周年作品は、ちょっと大人な・・・私の憧れの男性像を
  持つ青年と・・・そして大好きな人間でない者との、心の
  交流のお話になっております
  よろしければ、是非ご覧になりにいらして下さい

  また詳細はホームページにて・・・
  HPは、ちゃんとした担当さんがいて下さるので、私のように
  来たり来なかったり・・・書いたり書かなかったり・・・と
  言うようなことはありませんので、そちらでご確認頂けると
  分かり易いかと・・・

  それでは今日はこれにて・・・

  
  



― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


  (どら余談

   
   長いことご無沙汰しているうちに、今年も後1日となって
  しまいました

  皆さんにとって今年はどんな一年だったでしょうか?
  私もイロイロとありましたが、まずは無事に一年を過ごす
  ことが出来、良かったと思っております

  また来年、今年以上に自分自身、またリトルパインとしても
  大きく成長できたらと・・・中々、何事も複数のことを同時に
  進行していくことが苦手な私でありますから・・・
  たった今も、1月の23日にある小学校公演の準備と平行
  しながら、9月の10周年記念公演の作品書きを進めるのが
  難しくて・・・台詞練習の予定日を、何度、延期にしてもらって
  いることやら・・・

  10周年記念公演は、少し大人な作品を・・・と考えています。
  小さい子どもさんには短編の可愛いお話をオマケに付け
  ようかな・・・と思っているので、またイロイロな年代の方々
  に楽しんで頂ける公演になるようなお話を・・・
  さっさと書き上げます



  それでは皆様、今年一年、拙いこのページに足をお運び
  頂きまして、ありがとうございました
  よいお年をお迎えください



       
      




                 ミュージカル人形劇団リトルパイン
 
                                  どら。




















































































モリーウィズフェアリー ―全4場―

2015年10月04日 01時26分15秒 | 新作(人形劇用)



   
     



     






                 
         客電落ちる。(幕が開く。)

    「ここは、とある国の小さな村にある学校です。この学校では
    色々な事情があって、親と一緒に生活することの出来ない
    子どもたちが、沢山暮らしているのです。
    あ、ほら、あの校舎の一番上の小さな小窓から、今夜も明か
    りがもれているわ。あの部屋には、妖精と友達になりたいと
    心から願う一人の少女モリーが、今夜もクラスメイトが寝静ま
    った今頃、そっとベットを抜け出して一冊の絵本に夢中にな
    っているのです。」

    ――――― プロローグ ――――― (紗幕前。)

         静かな音楽流れ、スポットに一人の少女
         (モリー)浮かび上がる。
         モリー、絵本を広げ夢中になって見入っている。



    


   

  モリー「・・・双子の妖精コッコとクックは、“僕たちはいつまでも
      君の友達だ!どんな時も君の心の中にいる・・・。たとえ
      見えなくても・・・”そう言い残して空高く飛び去って行っ
      たのでした・・・。妖精のお友達かぁ・・・そんな友達がい
      たら、素敵だろうなぁ・・・」

         モリー歌う。

        “心の友達
         いつでもいるわ
         思い出す
         淋しいとき
         夢の中で
         あなたのことを”

  モリー「・・・会いたいなぁ・・・妖精・・・」

         フェード・アウト。

    ――――― 第 1 場 ―――――

         元気な音楽流れる。(紗幕開く。と、校舎内。)
         子ども達、下手より走り登場。

  子ども1「おーい!!みんな来いよー!!」
  子ども2「わぁーい!」
  子ども3「こっち、こっち!」
  子ども1「何して遊ぶ?」
  子ども4「そうだなぁ・・・」
  子ども2「何だっていいよ!」
  子ども3「うん!」
  子ども4「みんな一緒だもん!」

         子ども達、笑い合い歌う。

        “僕らはいつでも
         仲良し仲間
         寝てるとき
         起きてからも
         いつも一緒
         楽しく過ごすさ

         淋しい時でも
         隣に仲間
         パパとママ
         いなくてもさ
         みんないれば
         僕らは幸せ”

         子ども達、一斉に下手方を見る。

  子ども1「あ!!向こうからモリーが来るぞ!!」
  子ども2「本当だ!!」

        “モリーだ
         モリーだ
         モリーがくるぞ”

         下手よりモリー、一冊の絵本を抱え登場。


    



  子ども3「見てみろよ!モリーの奴、またあのボロッちい絵本を
       大事そうに抱えてるぞ。」
  子ども4「わぁー、本当だ!」
  子ども1「それでまた可笑しなことを言うんだぜ。」
  子ども2「そうそう、可笑しなこと!」
  子ども1「夜、私のところへ妖精が来たのよ!」

         子ども達、笑う。

  子ども1「妖精なんかいるもんか!!」
  子ども2「そうだ、そうだ!!」
  モリー「煩ーい!!」
  子ども1「やーい、モリーが怒った!!」
  子ども4「怒ったー!!」
  子ども1「逃げろー!!」

         子ども達、上手へ走り去る。

  モリー「・・・何よ!!私・・・可笑しなことなんて言わないわ!!
      妖精はいるもん!!本当にいるんだから!!私の友達
      なんだから・・・。馬鹿ーっ!!」

         その時、どこからか笑い声が聞こえる。

  モリー「え・・・?」

  声1「あはははは・・・乱暴だなぁ・・・」
  声2「本当だ。」

  モリー「な・・・何・・・?」

  声1「女の子が馬鹿なんて言っちゃ駄目だよ。」
  声2「その通り。」
 
  モリー「だって、あいつらが・・・!」

  声1「あいつら・・・じゃないよ。」
  声2「あの子達・・・だろ?」

  モリー「な・・・何よ!!誰なの!?どこにいるのよ!!出てらっ
      しゃい!!隠れてるなんて卑怯者!!」

  声1「卑怯者よばわりされるとは・・・」
  声2「心外だなぁ・・・」
  声1「君が僕達を呼んだくせに。」
  声2「本当だ。」

  モリー「呼んだ・・・?」

         その時、鈴の音と共に、蝶のような2人の
         妖精(コッコ、クック)登場。

  コッコ、クック「こんにちは、モリー!」


     
    

  
  モリー「蝶・・・?」
  コッコ「君に呼ばれて会いに来たよ。」
  クック「僕達は双子の妖精。」
  コッコ「僕がコッコ。」
  クック「僕がクック。」
  モリー「コッコに・・・クック・・・」
  コッコ「ねぇ、聞いてる?モリー!」
  モリー「(手に持つ本を見る。)本当に・・・?」
  クック「うん!」
  コッコ「ほら見て!(羽を振るわせる。)」
  モリー「・・・本当に・・・?本当の本当に・・・妖精なの?」
  クック「そうさ!」
  モリー「妖精・・・やっぱりいたんだわ!!」
  コッコ「あはははは・・・変なモリー。」
  クック「自分でいつも妖精はいるんだって、そう豪語してたのに
      !」
  モリー「だって・・・」
  コッコ「それに・・・」
  クック「モリーが僕らの存在を信じていたから、僕達はここへ来
      れたんだ。」
  モリー「信じて・・・」
  コッコ「うん!」
  モリー「わぁーっ!!夢じゃないのね!?私、本当に妖精に会
      えたんだわ!!これであいつら・・・(ハッとして。)あの子
      達にギャフンと言わせることが出来るわ!!やった!!」
  クック「それよりモリー、そろそろ行かないと時間がなくなるよ!」
  コッコ「早く行こうよ、モリー!」
  モリー「え・・・?行くってどこへ・・・?」
  コッコ・クック「僕達の妖精の国さ!」
  モリー「妖精の国・・・」
  コッコ「モリーがいつも僕達のことを信じて待っててくれたから、
      ほんの少しの時間だけ、僕らの住む妖精界と、この人間
      界の間にある扉が開いたんだ。」
  クック「僕らは僕らの存在を本当に信じる者にだけ、会うことが
      出来るんだよ。」
  モリー「信じれば扉が開くの?」
  コッコ・クック「そう!」
  コッコ「さぁ、だから早いとこ僕らの国へ行こう、モリー!僕らは
      君を迎えに来たんだ!」
  クック「また扉が閉じる前に!」
  モリー「あ・・・でも・・・あなた達の国へ行ったら、私はどうなるの
      ?ここへは・・・」
  コッコ「戻らなくてもいいだろ?こんな場所!」
  クック「僕らと一緒に、ずっと妖精の国に住めばいいじゃないか
      。」
  コッコ「そうさ!モリーのことを苛めるような友達なんて放ってお
      いてさ!」

         音楽流れる。

  モリー「・・・そう・・・そうね!私、行くわ!!」
  コッコ「やった!!」
  クック「そうと決まれば!!」
  
         3人、歌う。

    コッコ・クック“僕らの住む場所は
            誰もが幸せになれる
            素敵な夢の国さ”

        モリー“私も行けるのね
            あなた達の国へすぐに
            不思議な夢の国へ”

        コッコ“案内するよ”

        モリー“ワクワクするの”

        クック“行こうよ”

        モリー“楽しい”

        コッコ“ここだよ”

        モリー“待ってね”

        クック“おいでよ”

        モリー“私が”

    コッコ・クック“僕らが”

        モリー“あなたについて行く”

    コッコ・クック“案内人だよ”

         上手後方にマーサ、シスター上がる。


     


  マーサ「(目を擦りながら。)モリー・・・」

  モリー「(マーサを認め。)あっ、マーサだわ。」

  シスター「あらあらマーサ、また寝惚けたのね。」
  マーサ「先生・・・モリーは?」
  シスター「モリーならちゃんとベッドの中ですよ。」
  マーサ「モリー、本当にお部屋にいる?」
  シスター「当たり前ですよ、マーサ。可笑しなことを言うのね。」

         シスター、マーサ下がる。

  モリー「マーサ・・・マーサ・・・私を姉のように慕ってくれた可愛い
      マーサ・・・さようなら。幸せになって頂戴ね・・・。」
  コッコ・クック「さぁ、モリー!」

         モリー、コッコ、クック残して紗幕閉まる。

     
     



    コッコ・クック“嫌なことは忘れ
            楽しいことだけをみれば
            幸せ訪れるよ”

        モリー“これからは私も
            明るく前を見て
            いつも笑顔で
            いれたらいい”

        クック“僕らの国へ”

        モリー“知らない場所へ”

        コッコ“ここから”

        モリー“嬉しい”

        クック“未来へ”

        モリー“一緒に”

        コッコ“飛び出す”

        モリー“私が”

    コッコ・クック“僕らが”

        モリー“あなたについて行く”

    コッコ・クック“案内人だよ”

         コッコとクック、モリーの手を取ると、
         3人浮かび上がる。

  モリー「わぁーっ・・・私飛んでる・・・私飛んでるわ!」
  コッコ「あはははは・・・さぁ、こっちだよ!」
  モリー「ええ!!」

         3人、上手へ飛び去る。


     
     ↑ 一応・・・飛び上がっている風・・・のモリーちゃん











     ―――“モリーウィズフェアリー” 2 へつづく―――




















   6月24日(水)

   パソコンが直った訳ではありませんが、いつも台詞編集に
   使っていたパソコンを使えばいいんだと気付き・・・
   (もっと早くに気付けばいいものを・・・ただ・・・使い勝手が
   よくなくて、四苦八苦しております。)
   長いことご無沙汰してしまいましたが、またこれからは
   ちょくちょくやって来れるのではないかと思っております。

   しばらくご無沙汰していた間に、夏公演作品のもう一作品
   が書き上がり、ただ今その台詞練習と、人形作りに追われ
   る日々を送っています。
  
   なんとか・・・8月29日には皆さんに楽しんでもらえる
   公演日を迎えることが出来るように、頑張っている最中
   です♪









      











― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪



  (どら余談^^;)

  またまたお久しぶりしてしまいました

  連休前に漸く、夏公演の1作品の録音が終わり、その仮編集
  CDでやっとこさ人形(代役)の動かしの練習に入り始めました
  "^_^"
  今月の終わりには、2作品目の台詞練習に入る予なのです
  が・・・
  
  ・・・早いとこ新作を書き上げてしまわねば・・・^_^;

  




   10月4日(日)

   第9回公演以降、私的なことでチョー多忙な日々を送って
   おりました
   その多忙も漸くと一段落し、やっとこさパソコンを開く時間的
   余裕も出来た次第であります

   そんな多忙な日々を送りながらも、来年度、10周年記念
   公演の日程が決まりました


           「2016年9月3日(土)」


   であります

   作品的にはまだなんの構想も出来てはおりませんが・・・
   いつもより少し大人な作品を書いてみたいな・・・と思って
   います
   またいつもと違った“リトルパイン”に出会って頂けるので
   はないかな・・・と考えておりますので、まだ1年も先のお話
   ではありますが、楽しみにしていらして下さい























 





 


“僕といいひとたち”―全7場― 3

2015年04月08日 23時30分44秒 | 新作(人形劇用)




    



  老夫人「待って頂戴。このチュー吉くんは私のお友達なの。今日
      のパーティにもご招待差し上げてるのよ。だからチュー吉
      くんのお友達のポン太くんも、私のお友達と言う訳ね。是
      非あなたもパーティに参加して頂戴な。」
  コック「奥様!!」
  老夫人「構わないのよ。もう一人分、席を用意して頂戴。」
  コック「しかし・・・」
  老夫人「さぁ、早くなさい!」
  コック「・・・(溜め息を吐いて。)そうですか・・・?」
  老夫人「ええ。」
  コック「じゃあ・・・(ポン太を放す。)」
  ポン太「(チュー吉に駆け寄る。)チュー吉!!」
  チュー吉「ポン太!!」

         コック下手へ去る。

  チュー吉「ありがとう、おばあさん!!」
  老夫人「いいのよ。(微笑む。)」
  ポン太「怖かったよ、僕。」
  チュー吉「よかったな!」
  ポン太「うん・・・」
  老夫人「さぁ、お友達も揃ったところで、お話の続きをしましよう
      ・・・」
  
         そこへ、上手よりワンダ、慌てた様子で登場。



    



  ワンダ「おばあ様!」

  老夫人「あらあら、また邪魔が入った・・・。(笑う。)どうしたの?
      ワンダ。偉く慌てた様子だけれど・・・。」
  ワンダ「それが・・・おばあ様が大切になさってるショールが、突
      然、大きく開け放った窓から入って来た突風に巻き上げら
      れて、お庭の大木の枝に引っ掛かってしまったのよ・・・。」
  老夫人「え?私のショールが・・・?」
  ワンダ「ごめんなさい!直ぐに掴もうとしたのだけれど・・・」
  老夫人「まぁ・・・そうなの・・・(悲しげに。)」
  ワンダ「あんな高い木の枝の天辺に引っ掛かってしまって・・・あ
      んな大木を登れる人はいないし、もしいたとしても上の方
      の細い枝まで登ることは出来ないわ・・・。」
  老夫人「諦めるしかないわね・・・私が子どもの頃に、おばあ様
      から譲り受けた、大切なショールだったのだけれど・・・。
      窓を開けっ放しにして部屋を出た私が悪いのよ・・・。ごめ
      んなさいね、ワンダ。」
  ワンダ「おばあ様・・・」
  チュー吉「僕が・・・」
  ワンダ「え?」
  チュー吉「僕が取って来てあげるよ・・・」
  老夫人「チュー吉くん・・・?」
  ポン太「チュー吉・・・」
  ワンダ「いくら子どものあなただって、あんな細い枝に掴まれば、
      その重みで折れて落ちてしまうに違いないわ!無理よ!
      」
  チュー吉「大丈夫・・・!!おばあさんがポン太を助けてくれたよ
       うに、こんなちっぽけな僕でも・・・一つくらい人間の役に
       立つよ!!」
  老夫人「チュー吉くん・・・」

         チュー吉、ポン太残し、紗幕閉まる。

     ――――― 第 5 場 ―――――

         (紗幕前。)

  チュー吉「流れ星さん!!もう一度だけお願いを聞いて下さい
       !!もう人間は十分楽しみました。だから僕を今直ぐ、
       ネズミの姿に戻して下さい!!」
  ポン太「僕も!!」

         音楽流れ、チュー吉、ポン太歌う。 



    

    

     2人“僕ら 2人 いつも
        力合わせ乗り越えてきた     コーラス“友達だ”
        どんなに 道が すごく
        険しくとも恐れはしない”

     チュー吉“たとえ辛く
           高くそびえる山でも
           横を見れば
           いつでも君がいる”      ポン太“僕が”

     2人“僕ら 2人 どんな
        大変なことがあろうとも     コーラス“君がいるよ”
        いつでも一緒ちゃんと
        前を向いて立ち向かうんだ”

     チュー吉、ポン太、人間の姿からネズミの姿に
     戻り、じゃれ合う。



    



    コーラス“仲良し 2人 側に
         それが当たり前かのように    2人“君がいるよ”
         気付けばどんな時も
         隣に聞こえる君の声”

    チュー吉“広く 青い この大地を駆け巡り
          思い馳せた先には君がいる”   ポン太“僕が”

    2人“僕ら 2人 いつも
       力合わせ乗り越えてきた     コーラス“どんな時も”
       どんなに道がすごく
       険しくとも恐れは・・・”       チュー吉“恐れは・・・”
                            ポン太“恐れは・・・”

  チュー吉「さぁ、行くぞ!!」
  ポン太「うん!!」

         チュー吉、ポン太、上手へ走り去る。

    ――――― 第 6 場 ―――――

         紗幕開く。と、庭。(中央に大木。)
         音楽流れる。
         ワンダ、下手より走り登場。

  ワンダ「チュー吉くん!?チュー吉くーん!!どこにいるの!?」
 
  チュー吉の声「ここだよ。」

  ワンダ「(大木を見上げる。)どこ!?」

  チュー吉の声「木の上さ。」

  ワンダ「大丈夫なの?」

  チュー吉の声「平気だよ!」

         
         そこへ車椅子に乗った老夫人、登場。

  老夫人「ワンダ。」
  ワンダ「おばあ様・・・」
  老夫人「チュー吉くんは?」
  ワンダ「もうこの木の上よ。姿が見えないわ。」
  老夫人「そう・・・」

         チュー吉、ワンダ、老夫人歌う。

    チュー吉“ここにいる      ワンダ“どこにいるの心配
          平気だよ            飛び出して行ったまま
          大丈夫             姿が見えない”
          見ていてね
          僕のこと        老夫人“分かっている私は”
                       コーラス“あなたのことが”
          心配ない      老夫人“本当はここにいない筈”
          任せてよ”

    ワンダ“不思議だわ
         出会ったばかりよ”

    老夫人“昔から知ってる”

    ワンダ“なぜかしら
         気になるとても
         いつか
         きっと
         また会える”

         ワンダ、老夫人一寸端へ。(話しているよう。)
         紗幕開く。と、中央大きな木。(木の枝にチュー吉
         座る。)



    



    チュー吉“優しい人たち
          怖くはないよ
          素敵な出会いだ     コーラス“素敵”
          分かったよ
          どんな人でも
          僕がそう思えば
          誰でもが
          いい人に変わる
          悪い人なんて
          いないんだ
          この世に生きる
          今
          全ての人が”

         チュー吉、木の陰へ去る。
         その時、ショールが落ちてくる。

  ワンダ「あっ!!おばあ様のショールよ!!(上を見て。)・・・
      チュー吉くん!?」
  老夫人「・・・帰ってしまったのね・・・」
  ワンダ「え・・・?どう言うことなの、おばあ様・・・」
  老夫人「あの子の本当の家へ戻って行ったのよ・・・」
  ワンダ「本当の・・・」
  老夫人「さようなら・・・チュー吉くん・・・」

         ワンダ、老夫人、下がる。

    ――――― 第 7 場 ―――――

         背景変わる。(屋根裏。)
         音楽流れ、上手よりチュー吉登場。
         下手より、じいさんネズミ登場。



   
                    ※



  じいさんネズミ「チュー吉!!」
  チュー吉「おじいさん・・・」
  じいさんネズミ「今までどこへ行ってたんじゃ!!」
  チュー吉「ただいま・・・」
  じいさんネズミ「ただいまじゃないわ!!どれだけみんなが心配
           してあちこち捜し回ったか!!」
  チュー吉「ごめんなさい・・・」
  じいさんネズミ「どうかしたか・・・?何かあったのか?」
  チュー吉「ううん。おじいさんが僕によく話してくれた人間って・・・
        」
  じいさんネズミ「何!?やはり人間のところへ行っておったのか
           ?」
  チュー吉「ごめんなさい!でも・・・」
  じいさんネズミ「・・・いい人間に・・・会ってきたのか?」
  チュー吉「・・・うん、おじいさん!!僕もおじいさんが話してくれ
       たいい人に会って来たよ!!それも沢山の!!」
  じいさんネズミ「そうか・・・よかったの。しかし・・・!今度からは
           一言わしに断ってから行くのじゃよ!」

         チュー吉、歌う。

        “どうしても見たかったんだ
         いつも話し聞いてばかり
         自分で確かめたかったんだ”  
                            コーラス“素敵な世界” 

         そこへポン太、下手より大きなチーズを
         両手に抱え登場。


   



  ポン太「チュー吉ー!!見て見て見てー!!」
  チュー吉「どうしたんだい、ポン太。そんなに大きなチーズ・・・ま
       さか盗んで来たんじゃあ・・・」
  ポン太「違うよ!屋根裏の入り口のとこに、沢山置いてあったん
      だ。」
  チュー吉「屋根裏の・・・?」
  ポン太「だから食べてもいいよね!!ね!!ね!!」
  チュー吉「しようがないなぁ・・・あれ・・・何かついてる・・・(ポン
       太の持つチーズに引っ付いた紙を剥がす。)」
  ポン太「何、何?」
  チュー吉「・・・チュー吉くんへ・・・」

  老夫人の声「チュー吉くんへ・・・これはショールのお礼よ。おじ
          いさんにもよろしく伝えて頂戴ね。また会いましょう
          ・・・。」

         チュー吉、歌う。

        “少しの勇気出せば
         思い気付くこともあるよ
         誰もがいつも心の片隅ある”   コーラス“優しい心”

         後方、ワンダ、車椅子に乗った老夫人、
         上がり歌う。
         (チュー吉、ポン太話しているよう。)

     ワンダ“不思議な男の子だったわ
          もういない気付いた時には” コーラス“夢のような”

     老夫人“確かに私は知っている
          あなたのことを
          昔2人は出会ったことがある
          思い出したの”          
                         コーラス“懐かしい思い出
                               2人で過ごした日
                              素敵な時間の共有”

         チュー吉、歌う。

        “僕は夢見てた
         いつの日にか
         おじいさんの        コーラス“話”
         確かめることを
         素敵な世界があるならば
         行ってみたいと      コーラス“未知の世界が”
         いつもそう願っていたんだ
         心の中で          コーラス“いつでも
         踏み出したいよ           知らない世界が
         優しい人と出会ったこと      あるのなら
         忘れはしない”            心のままに”

  チュー吉「いい人たち・・・ありがとうー!!」



   






          ――――― 幕 ―――――







   載せ終わるまで長いことかかってしまいました<(_ _)>

   ようやく・・・次回から去年夏公演のもう1本の作品
   「モリーウィズフェアリー」の掲載を始めたいと思います^^;
   
   お楽しみに♪














   ※ 一瞬一人で二体持ちしています(^^)v





― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


   (どら余談^^;)

  長ーいこと・・・ホント長いことご無沙汰してしまいました
  

  年末に色々と私的なことでドタバタと過ごしていた為、
  中々ここへやって来ることができませんでした(>_<)

  そんなドタバタした日々を送りながら、公演の依頼をこなし
  ・・・痛めた膝痛と戦いながら、新作の執筆に追われ・・・
  やっとその夏公演の新作が今日、ほぼ出来上がり・・・
  一先ずブログページを開いたところであります^^;

  そんなこんなでひょっとしてこの好き勝手書き連ねていた
  ブログは、突然に終了してしまったのか・・・などと思われて
  いた方がいらっしゃったとしたらホントごめんなさい

  またこれからも好き勝手書き綴っていきたいと思います♪
  

                                 どら。
  





  3月14日(土)

  今日は公演があります"^_^"
  4度チュー吉くんです・・・^^;
  しかも本舞台・・・(>_<)
  こんなに続け様に本舞台を組む公演があることは珍しく・・・
  ・・・頑張ります・・・^_^;























“僕といいひとたち”―全7場― 2

2014年11月30日 21時10分19秒 | 新作(人形劇用)




    



         そこへ上手よりミルダ登場。

  ミルダ「お姉様!どうしたの?こんなところで・・・」
  ワンダ「ミルダ。」
  ミルダ「(チュー吉を認め。)誰?」
  チュー吉「あ・・・えっと・・・僕、チュー吉・・・」
  ミルダ「チュー吉?チュー吉ですって?(笑う。)変な名前!丸で
      ネズミね!」
  ワンダ「ミルダ!失礼でしょ!ごめんなさいね、チュー吉くん。」
  ミルダ「フン!」
  チュー吉「(首を振る。)」
  ミルダ「それよりお姉様!そろそろパーティの支度が整うころよ
      !早く食堂へ行きましょう!」

         ミルダ、上手へ去る。

  ワンダ「さぁ、チュー吉くん、あなたも一緒にどうぞ。(チュー吉の
      手を取る。)」
  チュー吉「あ・・・でも・・・」

         ワンダ、チュー吉の手を引っ張りながら、
         上手へ去る。



    
               「チュー吉ー!!」




  ポン太「美味しいなったら美味しいな!美味しいなったら美味し
      いな!(食べるのを止め、振り返る。)あ・・・れ・・・?誰も
      いない・・・。チュー吉・・・?チュー吉ー!!どこ行ったん
      だよ!!チュー吉ー!!」      ※

         紗幕閉まる。
  
    ――――― 第 3 場 ―――――

         音楽流れ、紗幕前。
         ソワソワとネズミたち、上手下手より
         それぞれ登場。歌う。



    


 
    
        “大変だ 大変だ
         どこにいるんだ ここじゃない

         大変だ 大変だ
         どこにいるんだ ここじゃない”

         そこへ上手より、杖をついたじいさんネズミ
         登場。

  じいさんネズミ「皆の衆、チュー吉とポン太は見つかったかの?
           」
  ネズミ1「じいさん!」
  ネズミ2「それがまだ・・・」
  じいさんネズミ「一体2人はどこへ行ったんじゃろうか・・・」

         ネズミたち歌う。

        “おかしい 今まで 近くに いた筈
         気になるものでも見つけたか

         大変だ 大変だ
         どこにいるんだ ここじゃない

         大変だ 大変だ
         どこにいるんだ ここじゃない”

  じいさんネズミ「まさか人間の家の中へ行ったのではあるまい
           な・・・」
  ネズミ1「人間の・・・?」
  ネズミ2「まさか・・・」
  ネズミ3「おじいさん、そんなに心配なさらないで。さ、みんな!
       もっとよく捜してみましょう。」
  じいさんネズミ「チュー吉やー!!」

         ネズミたち、チュー吉の名を呼びながら
         上手下手へそれぞれ去る。
         じいさんネズミ、上手へ去る。

    ――――― 第 4 場 ――――― A

         紗幕開く。と、人間の家の中。(キッチン。)
         音楽流れる。
         鼻をクンクンさせながら、ポン太下手より登場。
         歌う。



    


    
         
         “どこだろう         コーラス“ハッパヤ
         いい匂い                パッパドゥワ
         屋根裏では嗅いだことない    とてもいい香りだよ
         初めて                 パッパヤ
         この香り                パッパドゥワ
         美味しそうでワクワクするよ    ハーブにミントだ”

  ポン太「ここはどこだろう・・・。こんないい匂いの部屋、今まで来
      たことないや・・・。クンクンクン・・・この部屋中から匂って
      くる。」  
         
         (↓コーラス被る。)

     コーラス1“素敵な        コーラス2“気分
            香りに                今
            全て                 包まれ”
            幸せな気分に溢れる”

       ポン太“どこだろう
            この辺りかな
            ここかも知れない
            ここだろきっと
            お腹が鳴るよ
            いい香りに溢れてる”

         ポン太、鼻をクンクンさせながら、部屋中を
         ウロウロする。

  ポン太「(後方に置いてあった鍋に近寄る。)わぁーっ!!何て
      美味しそうなんだろう!!(お玉で中の物をすくい、口に
      運ぼうとする。)いっただきまー・・・」

         その時、音楽流れ上手よりコック登場。

  コック「こら!!おまえは誰だ!!」
  ポン太「ひゃあっ!!」

         コック、歌う。



    



        “どこから入って来たんだ見たことない奴
         汚れた身なりしてこの部屋へ
         大事なお客様の為用意した食事の数々なのに
         なんてこと”           ※2

  コック「一体どこから入って来たんだ!!」
  ポン太「ごめんなさい!!僕!!」
  コック「今日は大切な大奥様のバースディパーティなんだぞ!!
     一週間も前から下ごしらえして準備した料理を、どこの馬
     の骨とも分からん坊主に食われてなるもんか!!」
  ポン太「わぁーっ!!」

         コック、歌う。

        “どこから入って来たんだ見たことない奴
         汚れた身なりしてこの部屋へ
         大事なお客様の為用意した食事の数々なのに
         なんてこと”

  コック「ええい、待てーっ!!」
  ポン太「助けてーっ!!」
  コック「さぁ、捕まえた!!」
  ポン太「放してよーっ!!」(曲終わり。)
  コック「この泥棒猫!!今直ぐ警察に突き出してやる!!」



    




  ポン太「僕は猫なんかじゃないよ!僕はネズミだよー!!」
  コック「何、訳の分からないことを言ってんだ全く!!」
  ポン太「助けてくれよーっ!!」

         コック、ポン太の首根っこを捕まえて、
         下手へ去る。

    ――――― 第 4 場 ――――― B

         背景変わる。(食堂。)
         下手方、一人の老夫人、椅子へ腰を
         下ろしている。
         そこへ上手よりワンダ、ミルダ登場。
         続いてチュー吉、不思議そうにキョロキョロ
         回りを見回しながら登場。
         (中央、テーブルの上には豪華な料理が
         並んでいる。)


    



         音楽流れ、ワンダ、ミルダ歌う。

        “おめでとう おめでとう
         おばあ様の誕生日
         おめでとう おめでとう
         美味しそうなご馳走
         綺麗に着飾った人”

  ワンダ「おばあ様!お誕生日おめでとう!」
  ミルダ「おめでとう、おばあ様!」
  老夫人「まぁ、ワンダ、ミルダ、ありがとう。」
  ワンダ「おばあ様、今日もお元気そう。」
  老夫人「そうね、こんな年まで元気に過ごせるなんて、思って
      もいなかったけれど。(笑う。)」
  ミルダ「いつまでも長生きしてちょうだいね、おばあ様!」
  老夫人「まぁ、ミルダったら・・・」
  ワンダ「そうよ、おばあ様!」
  老夫人「ワンダも。(チュー吉に気付いて。)あら・・・?あなたは
      ・・・」
  ワンダ「おばあ様、チュー吉くんよ。」
  老夫人「チュー吉くん・・・」
  ミルダ「ご存知ないの?おばあ様。」
  老夫人「・・・ああ、そうだったそうだった。チュー吉くんね、思い
      出したわ。よおく知ってますよ、あなたのことは。(微笑む
      。)よく来てくれたわね。今日はゆっくりして行って頂戴な
      、チュー吉くん。」
  チュー吉「・・・はい・・・」
  老夫人「ワンダ、ミルダ、少し冷えてきそうだから、お食事が始
      まる前に私の部屋からショールを取って来てもらえないか
      しら?」
  ワンダ「はい、おばあ様。」
  ミルダ「おばあ様の一番大切な、あの素敵なショールね。」
  老夫人「ええ、そうよ。それとあなたたちも、何か一枚羽織る物
      を持ってらっしゃいな。」
  ワンダ「はい。」

         ワンダ、ミルダ、頷いて上手へ去る。



    



  老夫人「さぁ、2人きりね、チュー吉くん。」
  チュー吉「おばあさん・・・僕のこと知ってるの?」
  老夫人「(微笑んでチュー吉を見る。)いいえ。あなたは私のこと
      を知っているのかしら?」
  チュー吉「(首を振る。)」

         音楽流れる。 
  
  老夫人「何だかあなたを見てると・・・昔々に私が出会った、小さ
      な私のお友達のことを思い出すわ。」
  チュー吉「小さな・・・?」
  老夫人「ええ。」

         老夫人、歌う。

        “昔私が出会った           コーラス“昔に
         とても不思議な出来事            不思議な
         夢のようで夢でない感じ
         誰にも分からないわ              今まで
         友達になれるなんて              心に
         思いもしなかった私              秘めてた
         小さな瞳で見上げてた
         私の友達なの”                 友達”

  チュー吉「それは誰のことなの?おばあさん・・・」
  老夫人「それはね・・・秘密よ。(笑う。)」
  チュー吉「秘密?」

         老夫人、歌う。

        “遠い昔 思い出す
         あなたを見ていると”

         チュー吉、歌う。

        “前に聞いたことがある
         同じような思い出が
         とても優しい人と出会った
         初めての友達と”

  チュー吉「僕のおじいさんが言ってた・・・。僕らにとって、人間は
       いい人と悪い人がいるって・・・。おじいさんが昔・・・たっ
       た一人出会った人間は、身なりの全く違う自分なんかと
       仲良くしようと言ってくれた、とてもいい人だったって・・・
       いつも僕に懐かしそうに話してくれるんです。」
  老夫人「まぁ、おじい様が?」
  チュー吉「あなたはいい人なんですね・・・。知らない僕を招き入
       れてくれた・・・。」
  老夫人「さぁ、どうかしら。(笑う。)でも・・・どんな方なのかしら、
      あなたのおじい様。もっとお話が聞きたいわ。」
  チュー吉「(頷く。)僕のおじいさんは・・・」

         そこへ下手よりコック、ポン太を捕まえて
         登場。   



    



  ポン太「放してくれよー!!」
  コック「煩い!!静かにするんだ!!」
  チュー吉「(ポン太を認め。)ポン太!!」
  ポン太「(チュー吉に気付く。)チュー吉!!助けてくれよーっ!
      !」
  チュー吉「(2人に駆け寄る。)おじさん!!ポン太が何かしたの
        !?」
  コック「おまえもグルか!?」
  チュー吉「グル・・・?」
  老夫人「まぁまぁ、物騒なお話ね。(笑う。)」
  コック「大奥様!申し訳ありません。こんな大切な日に大騒ぎし
     まして・・・」
  老夫人「そちらの坊やは、チュー吉くんのお友達かしら?」
  チュー吉「はい!!僕の友達でポン太って言います!!」
  老夫人「まぁ、可愛らしい名前だこと。」
  コック「ふざけた名前の泥棒猫だ!!」
  ポン太「だから僕は猫じゃなくてネズ・・・」
  チュー吉「ポン太!!」
  ポン太「あ・・・」
  チュー吉「おじさん!!どうかポン太を許してあげて!!お願い
       だよ!!」
  ポン太「放してーっ!!」
  コック「駄目だ!!」
  チュー吉「おじさん!!」










   ――――― “僕といいひとたち”3へつづく ―――――













  ※ 舞台では一回ポン太くん去って、再び登場させました^^;

  ※2、この歌は“、”があまりありません(>_<)
     きっとコックさん役の団員には歌い難い歌だったことで
     しょう^^;かく言う私も練習用のCDに歌を入れるのに、
     四苦八苦したものです^_^;



― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ 




    (どら余談)

    少し最近バタバタと私用に追われてて、中々更新しに
    来ることが出来ませんでした(>_<)

    公演が続いていたこともあってなのですが、中々新作を
    書き上げることが出来なくて・・・どうしたものかと・・・
    
    ちょっと最近は「書きたいから書く」感覚が薄れ、「書か
    なければいけないから書く」・・・と言った義務的な感覚
    が大きくなり、皆の感動もあまりなく・・・ただ公演の為
    だけに書くと言った作業が、書きたい意欲を削ぐと言う
    か・・・楽しみに待ってくれる読者が一人でもいるなら、
    私は書き続けることが出来るのですが・・・・・・・・・ね・・・
    




    11月12日(水)

    ここしばらく朝晩の気温の変化大などで、風邪をひいて
    しまいました(>_<)
    止まらなかった咳が、漸く治まりつつありますが、明日
    からは一段と寒さが増すそうで・・・
    皆様も風邪など、体調の変化にはお気をつけ下さい"^_^"























































“僕といいひとたち”―全7場―

2014年10月06日 15時36分19秒 | 新作(人形劇用)



   
    
      (左) おじいさん、(右) チュー吉くん(ネズミ)




― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


    〈 主な登場人物 〉

    チュー吉   ・・・   人間に憧れるネズミくん。

    ポン太   ・・・   チュー吉の友達。

    ワンダ   ・・・   人間の少女。

    おばあさま   ・・・   ワンダ、ミルダの祖母。

    ミルダ   ・・・   ワンダの妹。

    じいさんネズミ   ・・・   チュー吉のおじいさん。

    コック   ・・・   ワンダの家のコック。


    その他。



 
― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪



         音楽流れ、幕が開く。

    ――――― 第 1 場 ―――――

         紗幕前。
         上手より一匹のネズミ(チュー吉)、走りながら
         登場。続いて太ったネズミ(ポン太)、チュー吉
         を追い駆けるように息を切らせ登場。  ※


    
            (8月28日小学校公演より)



  チュー吉「来いよ、ポン太!」
  ポン太「待ってよー、チュー吉!!」

         チュー吉、歌う。

        “見てご覧よ 素晴らしい世界が見えるよ
         人間たちの様子に憧れるよ”
   

    
            (左)チュー吉、(右)ポン太     ※1



  チュー吉「わぁーっ・・・」
  ポン太「危ないよ!」

      コーラス“僕らネズミ
            僕らネズミ
            僕らネズミだから
            あの場所には
            行けない
            壁の向こう”

         チュー吉、歌う。

        “僕らネズミだって構わないさ
         人間たちと同じ
         この世界に生きてるんだ
         みんな同じ仲間”

  チュー吉「楽しそうだなぁー・・・人間たち・・・」
  ポン太「僕はお皿の上のご馳走の方が気になるよ。」
  チュー吉「(溜め息を吐く。)ポン太はいつもそれだな。」
  ポン太「だって・・・」

         チュー吉、歌う。

        “僕らネズミ 前から無理なことだと
         分かってはいるけれど
         人間になれたならばいいな
         僕の願いさ
         心に秘めた願いさ”

         その時、声が聞こえる。

  (ミルダ)「キャーッ!!ネズミよ、ネズミだわーっ!!」

  チュー吉「えっ!?(驚いて上を見上げる。)」

         (チュー吉、ポン太逃げ回る。)

  チュー吉「わ・・・わぁーっ!!」
  ポン太「チュー吉・・・!!チュー吉ー!!」

         (音“バシッバシッ!”)

  チュー吉「わぁーっ!!ポン太、逃げろー!!」
  ポン太「わぁーっ!!」

  (ワンダ)「待って、ミルダ!!やめてちょうだい!!」
  (ミルダ)「だってお姉様!!ネズミなのよ!!ばい菌だらけで
        汚らしい・・・」
  (ワンダ)「そんな風に言っては駄目よ。ネズミさんだって生きて
        いるんだもの。」
  (ミルダ)「変わっているわね、お姉様!ただのネズミにそんな言
        葉!フン!今度お父様にネズミ捕りを置いてもらいま
        しょ!」

  ポン太「はぁー・・・行ったよ、あの怖い女の人・・・。命拾いしたな
      ぁ・・・。ふぁああ・・・僕なんだかホッとして眠くなってきたよ
      ・・・(寝込む。)」
  チュー吉「しようがないなぁ・・・こんなところで眠ると風邪をひく
        ぞ、ポン太・・・」


    
    
   
  
  (ワンダ)「ネズミさん・・・いらっしゃい。怖くないから・・・」

  チュー吉「・・・え・・・?」

         頭を抱え縮こまっていたチュー吉、その声に
         反応するように見上げる。
         音楽流れ、チュー吉歌う。

        “なんだろう不思議だ
         心が温かい
         今までは
         恐ろしい人間
         怖いとばかり
         思っていた
         違うのか           コーラス“違うかも
         思い過ごし                違いない
         優しい思いに包まれてる       あなたの温もり
         温かい
         夢のような時間―とき―   
         今まで知り得なかった思いに     気付いた
         初めての                 不思議な思い”
         優しい気持ち
         もう一度会えたならばいいな”

  チュー吉「なんて優しい人なんだろう・・・。こんな野ネズミの僕
        に声を掛けてくれるなんて・・・。」

         その時、流れ星が流れる。(音“キラキラキラ”)

  チュー吉「あ!!流れ星だ!!お星様!!僕を一晩だけ・・・
        あの人と同じ人間の姿にして下さい・・・!!」
  ポン太「(寝言で。)僕も・・・ムニャムニャ・・・」

         チュー吉、ポン太下がる。

    ――――― 第 2 場 ―――――

         音楽流れ、紗幕開く。と、人間の家の中(大広間)。
         そこへ下手よりドレス姿のミルダ(妹)登場。
         続いて追い駆けるようにワンダ(姉)登場。
         上手方へ。


    



  ミルダ「もう、大人たちのパーティって、本当退屈ねぇ・・・。お食
      事の時間はまだなのかしら・・・。」
  ワンダ「ミルダ・・・ミルダったら、待ってよ!」
  ミルダ「(立ち止まり振り返る。)お姉様もそう思うでしょ?」
  ワンダ「それはそうだけれど・・・でも見て!(上手方を指差し。)
      お客様が楽しく踊っている様子。見ているだけで楽しい気
      分にならない?」
  ミルダ「ならない!」
  ワンダ「(溜め息を吐いて。)ミルダったら・・・」

         2人、上手へ去る。
         入れ代わるようにダンスを踊る人々。  ※2
         そこへ下手より回りをキョロキョロ見回しながら、
         一人の少年(チュー吉人間)登場。歌う。


    



      チュー吉“こんなところ        コーラス“夢のような
            見たことない             輝く場所
            初めてだよ              何もかもが
            不思議な場所            素敵な場所
            僕はどこに              憧れていた
            今いるのか              心の中
            何もかもが輝いてる”        広がるのは

                                 夢のようで
                                 夢でないわ
                                 今見ている
                                 全てのもの
                                 何もかもが
                                 現実なの
                                 あなたがいる
                                 この場所”

         その時、声が聞こえる。

  ポン太の声「おーい、チュー吉ー!!」

         息を切らせて、下手よりポン太(人間)登場。



    
                                                            


  チュー吉「ポン太・・・?」
  ポン太「待ってよ、チュー吉!(チュー吉を認め、不思議そうに。
      )・・・チュー吉・・・?」
  チュー吉「・・・ポン太・・・?」
  2人「どうしたんだよ、その格好!(笑う。)」
  ポン太「チュー吉、人間みたいだ・・・」
  チュー吉「ポン太だって。」
  ポン太「え?僕?(自分の姿を見て。)本当だ・・・僕、人間になっ
      ちゃった・・・。てことは・・・?あ!わーい!!あそこにある
      ご馳走が食べられるぞー!!(後方、料理皿が並ぶテー
      ブルの方へ駆け寄る。)」
  チュー吉「あ、おいポン太!!危ない・・・(後方、ガラス扉に映る
       自分の姿を見る。)人・・・間・・・?これが・・・僕・・・?(
       音楽流れる。)人間みたいだ・・・」

         チュー吉、歌う。

        “いつでも憧れてた
         優しい人
         そっと見てた
         同じ姿になれればと
         だけどそんなこと
         夢の話さ
         きっとただ願うだけだと
         いつも遠くで
         見ているだけで
         僕の心は満たされていたよ”

         そこへ上手よりワンダ登場。チュー吉の側へ。



    



  ワンダ「こんばんわ。」
  チュー吉「え・・・?わっ!!人間だ!!(横にかかるカーテンの
       陰に、思わず隠れる。)」   ※3
  ワンダ「(笑う。)可笑しな人ね。あなたも人間じゃない。」
  チュー吉「・・・あ・・・そうだった・・・(ワンダを認め。)君は・・・いい
       人・・・(呟くように。)」
  ワンダ「どうかした?」
  チュー吉「(首を振る。)」
  ワンダ「今日は素敵な夜ねぇ・・・(窓の外を見ている。)」  ※4
  
         チュー吉、ワンダを気にしながら歌う。

        “夢のようだけど
         確かにそこに
         憧れたいい人がいる
         願い叶った
         嘘みたいだよ
         僕の横には
         優しい人いる”

  ワンダ「ねぇ、あなたの名前は?おばあ様のお知り合い?」
  チュー吉「え?」
  ワンダ「今日はおばあ様の100回目のお誕生日パーティなん
      だもの。私が今まで知らなかった、おばあ様のお知り合い
      が沢山いらっしゃっているの。」
  チュー吉「僕・・・」












    ――――― “僕といいひとたち”2へつづく ―――――










   パソコンの調子が良くない為、突然!勝手に電源が落ちて
  焦っていました(>_<)
  勝手に電源が落ちるようになると、もうそろそろパソコン限界
  に近付いていると、誰かに聞いたことがありますが・・・
  頑張って~!!私のパソコン!!まだ買えない・・・(>_<)

  明日は初めてお邪魔する保育所公演です"^_^"
  楽しんで行って来たいと思っています♪
  
  それでは“2”でお会いしましょう・・・^^;

     
                                    どら。










   ※ 本番は板付きにしました"^_^" ↓

    


   ※1、ビデオから写真にしたのですが、パソコンの調子が
     良くない為(?)、色が抜けた感じになってしまって
     ます(>_<) ごめんなさい、我慢して下さい

   ※2、こんなト書きがついていたことに、“今”気付きました~
     ^^;

   ※3、カーテン・・・ありません^^;人形劇の舞台ですから・・・
     (>_<)でも・・・欲しかったな~・・・隠れる場所・・・^_^;

   ※4、窓・・・ありません・・・^^;人形劇の舞台ですから・・・
     (>_<)でも・・・欲しかったな~・・・外の様子を興味深く
     見ている演技の出来る窓・・・^_^;
   


― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


   (どら余談^^;)

   明日は、毎年呼んで頂いている小学校でのボランティア
   公演です"^_^"
   この「チュー吉くん」をご覧頂こうと思っているのですが、
   意外と私的に膝を酷使する作品となっています^^;
   人とお皿の形が違うらしい私の膝・・・長時間の膝立ちが
   辛くって・・・おまけに明日は2回公演・・・(>_<)

   「私の膝、頑張れ~・・・」

   ・・・頑張って来ます^_^;



   
















― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


   

   連日、広島地方の土砂災害のニュースが流れています。
   大好きな・・・大好きな広島です。
   私の第二の心の故郷と、勝手に思っている広島です。
   ニュースを見る度、涙がこぼれそうになります。
   一日も早く、元の・・・私の知っている広島に戻るのを、
   心から祈っています。