りとるぱいんわーるど

ミュージカル人形劇団“リトルパイン”の脚本の数々です。

第11回人形劇公演のお知らせ♪

2018年07月30日 22時19分31秒 | リトルパインニュース



 ミュージカル人形劇団リトルパイン第11回
     人形劇公演のお知らせ♪ 




     




  
 2018年7月28日(土)吹田メイシアター小ホールにて
 
 ミュージカル人形劇団リトルパイン第11回人形劇公演を

 開催致します。

 昨年度は、都合で一年間公演を見送り、今回は一昨年の

 10回公演以来の開催となります。

 1年間空いたこともあり、準備にはいつも以上に時間を

 かけることが出来、見た目にもクオリティの高い作品に

 仕上がっていると思います。
 
 是非、その仕上がり具合を生でご覧になりにいらして下さい。

 お待ちしております。







  『シャーロットの翼』ー2幕ー



  〈あらすじ〉

   ある国には、15歳になると代々国を守る役目を引き
  継ぐ「シャーロット」の名を持つ、王女様がいました。
   しかし、明日15歳を迎えるシャーロットは、そのこと
  を疑問に感じ、引き継ぐことを拒否し、お城から逃げ出し
  てしまいました。
 
   そしてシャーロットが自由を求めて行き着いた先で、
  ある一人の女性と出会います。どこか懐かしい香りの
  するその女性は一体誰なのでしょうか・・・。




   2018年7月28日(土)

     開場  ・・・  17:30
 
     開演  ・・・  18:00

     会場  ・・・  吹田メイシアター
                  小ホール



          
            入場無料




   〈主な登場人物の紹介〉


   
         じぃとシャーロット





   
         王様とシャーロット






         
        ピッチ(シャーロットの友達)





   
           王様と王妃様
  




   
          ❓とシャーロット
              




   
          アレックとビリー








   
        「見に来て下さいね~











― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ —

  
  〈お礼〉

   2018年7月28日(土)   

   
   台風が迫りくる中・・・どうなることやら・・・と

   心配しましたが、予想よりもゆっくりとやってきて

   くれたお陰で、沢山のお客様にも来て頂きなんとか

   無事に公演を終了することが出来ました。

   
   当日は大きな失敗もなく・・・舞台の組み立ても

   いつもよりスムーズに進み・・・私達も楽しんで

   公演することが出来ました。ただ熱中症対策には

   随分と気を使いましたが・・・(◎_◎;)

   個人的には体力復活に今日までかかってもまだ、

   完全とはいかないところが・・・辛いところでは

   ありますが・・・^^;

   8月は3ボランティア公演が控えています。早く完璧

   に体力を戻し、また元気に公演でお会いしたいと思います。



   ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>

 

 

    

     ↑ 照明を合わせて頂いているところです。

 

   

            ↑ 舞台裏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





゛アレクサンダーの秘密”—全5場―4

2018年06月17日 12時14分25秒 | 新作(人形劇用)



 老婆「さぁ、今こそ城にかけられた悪の呪縛をその手で解
   いてくるのじゃ。」

    コーラス゛今こそ立ち上がろう
         この国の者の為に
         呪縛を解き放とう
         目覚めの時がきた”

    老婆、歌う。

    ゛なんと立派な姿か
     父母にも見せたかった
     その堂々とした
     王の立ち姿”     コーラス゛立派な姿 王様”

 老婆「さぁ、この城に代々伝わる王の剣を持って行くがよ
   い。これで北の国の魔女の首に掛かっておる首飾りを
   断ち切るのじゃ。そうすれば、城に掛けられた魔法は
   解け、全ての者が解き放たれるであろう。」
 アレクサンダー「(剣を受け取る。)僕が・・・」
 老婆「(頷く。)王子よ、そなたが行かぬで誰があの城を
   救う。」
 アレクサンダー「おばあさん・・・」
 老婆「今こそその時じゃ・・・」

    コーラス゛王子こそ 我々みな
        待ちわびた
        生きる希望”

 アレクサンダー「分かったよ、おばあさん!!僕がみんな
        を助けに行く!!」
 老婆「それでこそアレクサンダー王子じゃ。」
 アレクサンダー「はい!!」

    アレクサンダー、歌う。

    ゛立ち向かう時が来た
     長い眠りから目覚め
     前だけをただ見つめ
     僕のすべき役目だ
     果たす時だぞ
     行こう!!”

    暗転。

   — 第 4 場 — A

    (紗幕前。)
    音楽流れ、下手スポットに北の国の魔女、浮かび
    上がり歌う。(中央後方スポットにグリエルモ。)

 北の国の魔女「一体この私をどれだけ待たせれば気が済む
       の、お姉様!!この城にいつかきっと戻って
       来ると思っているのに!!」

    ゛何故あなたにこだわるのか
     この胸の苦しみを
     忘れてしまえばいいのに
     忘れることができず
     いつまでも囚われたまま  グリエルモ゛君を
     ただあなたを憎んで          守るよ
     その思いだけで            いつも
     今日まで来た            僕の側に
     辛い過去に縛られて       いてくれた君”
     私は一人”      
            (グリエルモ、フェードアウト。)

              コーラス゛今こそ
                   立ち向かう時だぞ”

    上手スポットにアレクサンダー、浮かび上がる。

 アレクサンダー「父上、母上・・・待っていてください!!
        今直ぐ僕が、みんなのことを助けに参ります
        !!グリエルモ!!待っていてくれよ!!
        君が助けてくれたように、今度は僕が君を助
        けに行くからね!!」

    アレクサンダー、歌う。

    ゛僕がみんなを助ける番だ
     命に代えてもきっと”

 コーラス゛今まさに立ち上がれ 北の国の魔女゛ただ憎んで
      王子たる名の下に        今日まで来た
      この国の者達を         何もかも
      自由への道示す時        手に入れた
      今まさに”            あなたに
                     我慢出来ないの
                     だから終わりに
                     したい”

    アレクサンダー、歌う。

    ゛今までは知らされず
     ただ生きてきたけれど
     これからはこの僕が
     守るから
     大切な者達を”

    (アレクサンダー残して舞台明るくなる。)

   — 第 4 場 — B

    舞台、城の中。
    石造が立ち並ぶ。(その中にグリエルモの石造も
    ある。)

 アレクサンダー「(グリエルモの像を見つけ駆け寄る。)
        グリエルモ!!ごめんよ、グリエルモ・・・
        僕のせいでこんな・・・。でも待ってて!!
        今直ぐ僕が助けるから。(王と后の像に近寄
        る。像を見上げ。)・・・父上・・・母上
        ・・・」

    音楽流れる。

 北の国の魔女の声「誰!?」

 アレクサンダー「はっ・・・」

    下手より北の国の魔女、登場。

 アレクサンダー「おまえ・・・おまえが北の国の魔女・・・」

  北の国の魔女゛この城に無断で入る
         不届きな奴は誰かしら” コーラス゛不届き”

  アレクサンダー゛おまえこそ不届きな奴
          僕の城 父母もみな
          石にしてのさばり暮らす
          この僕がおまえを倒す”

  北の国の魔女゛何を可笑しな話ね コーラス゛なんて奴
         この私を倒すなんて”    不届きな”

  アレクサンダー゛おまえが僕の城を奪った恐ろしい悪魔だ”

  北の国の魔女゛誰が悪魔かしら
         何か証拠があってのことかしら
         おもしろい”

  アレクサンダー゛この僕が”

  北の国の魔女゛やれるなら”

  アレクサンダー゛倒す為”

  北の国の魔女゛やってみろ”

  アレクサンダー゛やってきたんだ”

    音楽変わる。

 北の国の魔女「(笑う。)面白い!!この私に敵うと思う
        なら、かかってくるがいい!!」

    アレクサンダー、剣を構える。

 アレクサンダー「望むところだ!!」

    (アレクサンダー、北の国の魔女、剣を交える。)

 北の国の魔女「(笑う。)」

    アレクサンダー、歌う。

    ゛おまえの悪事を
     正す為にやって来た”    コーラス゛正す為”

 アレクサンダー「やあっ!!」
 北の国の魔女「(笑う。)あらあら、どうしたの?手元が
        震えているわよ!!」

    アレクサンダー、歌う。

    ゛おまえが何も知らずにいた
     今日までの長い時を今”

    北の魔女、歌う。

    ゛再びやり直そうと言うのか
     愚かな奴だ”

 北の国の魔女「(笑う。)」
 アレクサンダー「はっ!!やあっ!!」
 北の国の魔女「ほらほら、どうしたの?」
 アレクサンダー「くっそう・・・僕が・・・僕がみんなを
         守るんだ・・・!!石にされた僕の大切
         な人達を・・・!!」
 北の国の魔女「(笑う。)勇ましい話だこと。」
 アレクサンダー「おまえのような悪い奴を、許す訳にはい
         かない・・・」
 北の国の魔女「ほう?それで・・・?」
 アレクサンダー「僕の大切な者を返せ!!やあっ!!(北の
         国の魔女の首飾りを切る。)」

    首飾りが千切れ散らばる音。(゛バラバラバラ”)
    (曲終わり。)

 北の国の魔女「ギャーッ!!何てことするの、この小僧!!
        私の大切な首飾りを・・・何てこと!!・・・
        何てことをしてくれたの!!私の魔法の鍵を
        壊すなんて!!これで今まで掛けた全ての
        魔法が解けてしまうわ!!おまえなぞ・・・
        この私の魔法でこの世から消してやる!!
        (杖を振り上げる。)」
 アレクサンダー「わあーっ!!」
        
  

 



  —————゛アレクサンダーの秘密”5へつづく—————










 12月2日(日)

 多分・・・随分と長い間ご無沙汰をしてしまいました^^;
 世はすっかりと冬・・・の筈ですが、なんとも暖かい日が
 続いております。
 昨日もボランティアに行ってきたのですが、短編の作品
 にもかかわらず、終わった時には汗ダクダクの私なのでした

 ここ数か月、ボランティア公演を重ねながら、来年度の
 第12回公演が決まったり、リトルパインが市長表彰を
 頂くことになり、その表彰式に出席させてもらったり、
 新作を書きながら、相変わらずドタバタと過ごしておりま
 した(◎_◎;)
 
 12回公演の詳細はまた今度に・・・^^;
 公演が終わった新作も色々と溜まってきました・・・(-_-)
 順番にご覧頂こうと思います。
 長-い目でお待ちくださいませ<(_ _)>

 では・・・










— ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ —
 

 (どら余談^^;)

  皆様、お久しぶりでございます。
  いつの間にやら季節は梅雨・・・
  本公演もいよいよ来月にと迫ってまいりました(◎_◎;)
  ドタバタと準備に追われている間に、本公演前後に
  3か所程、ボランティア公演の依頼が入り・・・
  益々追われた感満載の今日この頃ではありますが・・・
  今回は珍しく人形作製がスムーズに進み、毎回本番
  間近にならないと、本番用のお人形で練習が出来ない
  ような状態だったのが、あと一人で完成なのでーす

  「嬉しい・・・(T_T)」

  団員達が今までにも増して、大道具小道具などの準備
  を素早く進めてくれ、それに負けてられないと私も
  頑張ったからなのですが・・・^^;お陰で本番用の
  人形やセットで早くから練習が出来、喜ばしい限りです
  ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ・・・

  それでは、少しその成果をご覧下さい




  「シャーロットの翼」より・・・

   
     (左)アレック (右)シャーロット

 

   
        (左)アレック (右)ビリー

 

  彼らがどういった役どころであるか・・・は・・・
  ご想像にお任せ致します^^; 

  胴体が空洞のお人形なので、なかなか真っ直ぐに立って
  くれなくて、写真に撮るのがちょっと大変でした(-"-)

  

 

 

 

 

 






゛アレクサンダーの秘密”—全5場―3

2018年04月05日 19時13分31秒 | 新作(人形劇用)

  

    コーラス゛危ないぞ 危ないぞ
        来ては駄目 来ては駄目
        帰るんだ 帰るんだ
        今直ぐに 今直ぐに
        この城は 闇の国
        人はみな 石になる
        恐ろしい 場所だから

        危ないぞ 危ないぞ
        来ては駄目 来ては駄目
        帰るんだ 帰るんだ”

 王の声(エコー)「アレクサンダー・・・アレクサンダー・・・」
 后の声(エコー)「ここはあなたの来る場所ではないわ・・・」
 王の声(エコー)「早くここから出て行くだ・・・」
 后の声(エコー)「アレクサンダー・・・アレクサンダー・・・」

 グリエルモ「アレクサンダー!!」
 アレクサンダー「グリエルモ!おまえも来たのか?」
 グリエルモ「こんなところへ来ちゃ駄目だよ!!早く戻ろう!!」
 アレクサンダー「何故だよ。折角来たんだ。もっとこの城の隅々
       まで見て回ろうよ!」
 グリエルモ「駄目だよ!!・・・あ・・・ほら、来た!!」
 アレクサンダー「来た?来たって誰が・・・」 
 グリエルモ「・・・あ・・・駄目だ!!アレクサンダー!そこのカー
     テンの陰に隠れるんだ!!後は僕がなんとかする!!」
 アレクサンダー「え・・・?」
 グリエルモ「早く!!(アレクサンダーを無理矢理下手方、カー
     テンの後ろに隠す。)」
 アレクサンダー「・・・グリエルモ・・・!」
 グリエルモ「しっ!!黙って!!絶対に何があっても顔を出しち
     ゃいけないよ!!君は僕が守るんだから!!」
 アレクサンダー「・・・グリエルモ・・・」

    (扉の開く音。) 

 北の国の魔女の声「誰!?私の城で煩くするのは!?」
 
    下手より北の国の魔女登場。

 北の国の魔女「(グリエルモを認めて。)キ・・・キャー
       !!ネズミ・・・ネズミ・・・ネズミだわ!!
       偉大な魔法使いのこの私が、この世で唯一苦手
       とする生き物が、こんな小さなネズミだなんて
       !!」
 グリエルモ「チュー!!チュー!!」
 北の国の魔女「キーッ!!この・・・ウロチョロ逃げ回る、
       目障りな子ネズミめ!!」
 グリエルモ「チュー!!チュー!!」
 北の国の魔女「この忌々しいネズミ!!お待ち!!」
 グリエルモ「チュー!!チュー!!」
 北の国の魔女「全く、ちょこまかと逃げ回る子ネズミだ!!
       今直ぐにおまえもこの城の奴ら同様、石造に
       してやろう!!(杖を振り上げる。)」

    (魔法の音。)

 グリエルモ「チュー!!チュー!!チュー・・・(石像に
      なる。)」
 アレクサンダー「グリエルモ!!」

    北の国の魔女の笑い声残して、暗転。

    — 第 3 場 —

    舞台明るくなる。と、屋根裏。
    上手より老婆、登場。

 老婆「アレクサンダー?グリエルモ?二人してどこへ行っ
   たんじゃ・・・全く・・・。アレクサンダー?アレク
   サンダー!グリエルモ!(溜息を吐いて。)この狭い
   家のどこにそんな長い間隠れておる場所があると言う
   んじゃ・・・(ブツブツと。)」

 アレクサンダーの声「おばあさーん!!」

    上手よりアレクサンダー、慌てた様子で走り登場。

 アレクサンダー「おばあさん!!おばあさん!!あばあさ
        -ん!!」
 老婆「そんな大声を出さんでも聞こえておる。やっとこさ
   出てきおったわ。全く、出て来たと思ったら騒々しい
   のぉ・・・」
 アレクサンダー「おばあさん!!おばあさん!!大変なん
        だよ!!」
 老婆「何をそんなに慌てておるんじゃ。」
 アレクサンダー「おばあさん・・・大変なんだ!!グリエ
        ルモが・・・!!」
 老婆「グリエルモ・・・?グリエルモがどうかしたのか?」
 アレクサンダー「僕を助けようとして石に・・・」
 老婆「何!?石じゃと!?おまえまさか城へ行って来たの
   じゃあ・・・!!」
 アレクサンダー「ごめんなさい!!僕どうしても、あのお
        城の中のお宝が見てみたくて・・・それで
        ・・・」
 老婆「馬鹿者!!あれ程あの城へ近寄ってはいかんと言っ
   て聞かせておったのに!!おまえと言う奴は!!一体
   わしの話をどの耳で聞いて・・・」
 アレクサンダー「もう!!だからごめんなさいって言って
        るじゃないか!!僕は後でどんなお仕置き
        でも受けるよ!!だから僕のことよりグリ
        エルモを助けて、おばあさん!!グリエル
        モは僕の為に・・・僕を逃がして自分が・
        ・・!!」
 老婆「・・・アレクサンダー・・・あの城にお宝があった
   か・・・?」
 アレクサンダー「え?何言って・・・」
 老婆「お宝があったかと聞いておるんじゃ。」
 アレクサンダー「ないよ、そんなもの!!石ころが一杯転
        がった、つまらない場所だったよ!!」
 老婆「そうか・・・」
 アレクサンダー「だから何なの!?グリエルモが大変だっ
        て言ってるのに・・・そんな落ち着き払っ
        た・・・」
 老婆「そなたの父母に会うて来たか・・・?」
 アレクサンダー「何?」
 老婆「そなたの父母は城にいたか?」
 アレクサンダー「父・・・母・・・?」
 老婆「そうじゃ・・・」
 アレクサンダー「そんな人っ子一人いないお城に、ネズミ
        なんている訳がない・・・石造ばかりで・
        ・・」
 老婆「そうか・・・もう隠してはおれまいな・・・。あの
   城は・・・おまえの城じゃ・・・」
 アレクサンダー「だからお城は石造で・・・え・・・?」
 老婆「あの城は、わしの妹・・・北の国の魔女により、全
   てを石に変えられてしまった、おまえの城じゃ・・・。」
 アレクサンダー「・・・僕の・・・城・・・?」
 老婆「うむ・・・」
 アレクサンダー「僕の城って・・・僕はネズミの・・・」
 老婆「人間じゃ。」
 アレクサンダー「え・・・?」
 老婆「おまえは人間じゃよ。」
 アレクサンダー「まさか・・・」
 老婆「わしの魔法で、今はそんなネズミの姿をしておるが、
   本当はあの城に住むアレクサンダー王子なのじゃ・・
   ・」
 アレクサンダー「王子・・・」
 老婆「(頷く。)」
 アレクサンダー「じゃあ・・・あの石造達は・・・」
 老婆「城に住む人々・・・おまえの父、母・・・王と后も
   ・・・グリエルモのように石造に変えられて・・・あ
   そこで眠っておる・・・。」
 アレクサンダー「そんな・・・でも・・・おばあさん!!
        じゃあ・・・どうして僕は・・・!それに
        妹って・・・」
 老婆「色々と昔にあってな・・・わしと妹は別れ別れにな
   ったのじゃ・・・。」
 アレクサンダー「別れ別れ・・・でも・・・僕・・・僕だ
        けどうして・・・」
 老婆「おまえはこのわしが、王と后から託された者・・・」

    (音楽流れる。)

 老婆「王と后は自分達の命よりも、おまえを助けてくれと
   ・・・そう言ってわしにおまえを託して、石になって
   いったのじゃ。そんな王と后の思いを知っておるから
   わしは・・・おまえを何としても守ろうと・・・ネズ
   ミの姿へと変え、城の見えるこの一軒家の屋根裏で、
   今までこっそり隠れて暮らして来たのじゃ・・・。じ
   ゃが・・・」

    老婆、歌う。

    ゛時が来た 今こそ姿
    元に戻す時きた
    おまえの本当の姿へと
    まさにこの時
    やっと戻す時が来た”

 老婆「あぶらかたぶら・・・あぶらかたぶら・・・」

    コーラス゛本当のあなた 凛々しく
        今 現れ出でたる王子の姿”

    アレクサンダー、ネズミの姿から人間の姿へと
    変わる。(途中下がり、曲ラスト上がる。)

 アレクサンダー「僕・・・(自分の姿を見て驚いたように。
        )」

    音楽変わる。



   
      ↑ 人間になったアレクサンダー君。




 





      (゛アレクサンダーの秘密”4へつづく)















― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ — ♪ ― ♪ ― ♪ ―





       

      ↑ 来年7月の第11回公演に登場する、
   少ない出番の割りに重要な役割の小鳥(ピッチくん)です♪ 








  11月24日(金)  

  新入団員の紹介により、初めての保育所に公演に行かせて
  頂きました。

  当日は私的なことで団員達をドタバタと慌てさせてしまい、
  申し訳なかったと反省しきりではありましたが、公演は
  なんとかいつものように無事終了することが出来ました。

  子ども達にも喜んでもらえたようで、私達が片付けをする
  横で、ずっとと可愛い感想を聞かせてくれる園児がいました。
  その子曰く、最後は「涙が出そうになった」そうで、何かしら
  小さな心に残るようなお話であったのなら、これほど嬉しい
  ことはないと感じた公演日でありました。

  お世話になりました保育所の先生方、保護者の皆様、
  本当にありがとうございました


  さて、リトルパインは来週の育児サークル公演に向け、
  短いお話ではありますが、新作2本の為、練習に励んで
  いるところである筈なのですが・・・
  私、また風邪をひいてしまいまして・・・練習をお休みさせて
  頂いたりと、なかなか上手いこと進まない今日この頃・・・
  頭も物書きモードにスイッチが入らず、1月2月と公演が
  続くな~・・・などと、ボーッと考えながら、今日は止まらぬ
  咳と戦っておりました

  皆様もくれぐれもお体には気をつけて下さいませ













  2018年4月5日

  皆様、またまた本当にご無沙汰してしまいました
      季節はすっかり春・・・
  最近の私は・・・と言いますと、7月の本公演の
  録音編集がようやく終わり、ただ今より人形制作に
  取り掛かろうか・・・と思い始めたところであります。

  なかなか重い腰が上がらず・・・
  時間があるとついボ~ッとしてしまう今日この頃・・・
  温かな陽気のせいにしつつ、
  痛めた膝のせいにしつつ、
  色んなせいにしつつ・・・
  「あ~・・・新作も書かなければ・・・」・・・と、
  気持ちは焦るものの・・・

  春ですね~・・・頑張ります^^;








「森のケーキ屋さん」&ご挨拶

2018年01月06日 11時54分03秒 | 新作(人形劇用)


 2018年1月6日  

 皆様、新年あけましておめでとうございます<(_ _)>  
 本年もリトルパインをよろしくお願いいたします。 

 さて皆様、お正月休みはどのようにお過ごしでしたか?
 私はゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ・・・^^;
 のんびり、まったりと過ごしておりました。  

 今年は切羽詰まるまでボーッとせず、早め早めに作品
 を書き上げることを誓い・・・
 ゛頭”始動はじめます!

 それでは昨年末にお邪魔した育児サークル公演の為に
 書いた、短編の作品をご覧ください♪


― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― 

  〈主な登場人物〉

  クマさん ・・・ 森に住むケーキ屋さん

  ナナ ・・・ ママのお誕生日ケーキを買いに来た女の子
  
  小鳥1、2、3 

  子リス1、2 

 

  
    子リスさん達         クマさん 

 

 

   音楽流れ、上手より女の子(ナナ)登場。歌う。

   ナナ゛今日は素敵な日    コーラス゛ママの 
      特別な日なの          お誕生日”
      一年に一度の
      ママが生まれた日”

 子リス1「こんにちは、ナナ!」
 子リス2「どこへ行くの?」 
 ナナ「まぁ、子リスさん達!こんにちは!」 

   ナナ゛ママの誕生日     コーラス゛今日は
      みんなで祝うの         素敵
      ご馳走山盛りプレゼント
      用意して楽しい日よ” 

   子リス達゛ナナの ママの お誕生日” 

   ナナ゛今日は 特に いい子でいる”
 
   子リス達゛今日は素敵な日  ナナ゛ママの
        特別な日だね      お誕生日”
        一年に一度の
        誰にでもある日” 

 ナナ「私、ママの為におっきなケーキを買いに、森のケーキ
    屋さんへ行くところなの。」
 子リス「へぇ・・・」 

   ナナ゛今日は素敵な日    コーラス゛本当
      ワクワクするのね        お誕生日”
      みんなにもある筈 
      特別な日がきっと” 

 子リス2「それじゃあナナに、木の実のお金を分けてあげ
      るわ。」
 ナナ「ありがとう!」 

   ナナ、下手へ走り去る。
   音楽変わり、上手よりクマさん登場。トレーに
   ケーキを乗せ、運びながら歌う。 

   クマさん゛美味しそう いい香り
        上手く出来たぞ
        みんなが大好きなもの
        ケーキ出来たよ
        クリームに フルーツと
        見た目鮮やか 
        ようこそいらっしゃいませ
        森のケーキや” 

   コーラス゛みんなが好き 美味しそうで
        甘い香りに包まれた森のケーキや”

   クマさん゛どうですか 今日のケーキ
        完璧な出来
        美味しそうな仕上がり
        ケーキ出来たよ” 

   そこへ小鳥達、下手より飛んで来る。 

 小鳥1「クマさん!」
 クマさん「やぁ、小鳥さん達。」
 小鳥2「今日もいい香りだね。」
 クマさん「ケーキをどうぞ!(トレーを差し出す。)」
 小鳥3「わぁーっ!!」 

   小鳥達゛ありがとう 僕達に
       美味しいケーキ
       いつでも分けてくれるね
       すごく嬉しい” 

   クマさん゛誰にでも このケーキ
        分けてあげるよ
        僕からのプレゼントさ
        みんなで食べて” 

   コーラス゛親切だね クマの店主
        甘い香りに包まれた森のケーキや” 

   クマさん゛いらっしゃい 今日もまた
        沢山ケーキ
        君の為に作るよ
        森のケーキ 森のケーキ 森のケーキや”  

   クマさん下がる。
   音楽流れ、下手よりナナ登場。歌う。 

   ナナ゛大好きなママ 特別な日
      お誕生日のプレゼントに
      美味しそうなケーキを買う
      森のクマさんの美味しいお店
      甘くてほっぺが落ちそうな” 

   小鳥達゛誰なの       コーラス゛君は
       初めて            出会う
       見る顔 君は         いつかな
       どこかで           どこへ
       見たかも           行くの
       どうして           この先”
       この森 知ってる
       来たこと あるの
       いろんな 仲間が いるんだ” 

   ナナ゛この森の中のクマさんが 
      美味しいケーキを売るお店へ
      ママの為に買いに来たの
      今日はママのお誕生日だから
      でも本当にこの木の実で買えるかな” 

 小鳥1「ここがそのケーキ屋さんだよ!」
 小鳥2「クマさん!クマさん!」
 小鳥3「お客さんだよ!」 

   上手より、クマさん登場。 

 クマさん「いらっしゃい、お嬢さん!」
 ナナ「こんにちは・・・私、ママのお誕生日ケーキを買い
    に来たの。クマさんのケーキ屋さん!私にこの木の
    実でケーキを一つ、分けて下さいな。」
 クマさん「勿論、喜んで!でも・・・」 

   クマさん゛ママのお誕生日ケーキならば” 

   (小鳥達、どこからかエプロンを運んで来て、
    ナナに着せる。)


        



   クマさん゛一緒にどう 教えるから
        作り方を レシピどおり
        たちまち出来る
        フワフワして すごく甘い
        とろけそうな スポンジケーキ
        いちご乗せ” 

   ナナ゛ホント出来る? この私に
      あなたみたい 甘いケーキ
      美味しそうな 
      ショートケーキ 生クリーム
      たっぷり乗せて
      色鮮やか いちご色
      今日はママのお誕生日 特別な日” 

   音楽変わる。 

 クマさん「まず、ボールと泡だて器を取り出して・・・」
 ナナ「(頷く。)」 

   クマさん゛初めはたくさんの卵をボールに割り入れ
        次にはフワフワの元になる白い粉を入れる” 

 クマさん「さぁ、こんな風にやってごらん。」
 ナナ「うん・・・」 

   (ナナ、ボールの中身を泡立てるように。) 

   コーラス゛初めは沢山の卵をまずボールに割り入れ
        次にフワフワの元になる白い粉を入れる” 

 クマさん「上手い、上手い!」    

   クマさん゛そうだ 出来る こんな風に 簡単だろ?
        上手い!” 

   小鳥達゛頑張って 出来てきた 
       同じだね 簡単だ” 

 ナナ「あっ!!」 

   (卵が割れる音。) 

 ナナ「卵が・・・!!(泣きべそをかく。)」
 小鳥1「あーあ・・・」
 小鳥2「卵が・・・」
 小鳥3「割れちゃったね・・・」
 クマさん「大丈夫!(下から卵の沢山入ったパックを取り
      出す。)ほら!!」
 小鳥1「あっ!!」
 小鳥2「卵だよ!!」
 ナナ「・・・え・・・?」
 クマさん「うん!!(大きく頷く。)」 

   クマさん゛仕上げだクリームを泡立てて
        スポンジケーキへ
        綺麗に延ばして
        お花のように絞り出すそして” 

   (クマさん、いちごの入ったカゴを取り出し、
   ナナの方へ差し出す。) 

   コーラス゛いちご いちご” 

   (ナナ、クマさん、いちごをケーキの上へ並べる。) 

   クマさん゛綺麗に出来たママの誕生日ケーキケーキ
        ケーキ・・・ケーキが出来た!” 

   (いちごが綺麗に飾られたデコレーションケーキが
   出来上がる。) 

   音楽変わる。 

 クマさん「さぁ、綺麗にリボンをかけなくちゃ!」 

   クマさん゛出来上がったケーキ
        箱に入れリボンをかける” 

 ナナ「わぁーっ・・・」 

   ナナ゛クマさんのお陰だわ
      美味しそうなケーキが出来たわ
      一人じゃ出来なかった
      ママのプレゼント”
 
   コーラス゛ほら 見て 完璧だ” 

 小鳥3「僕達が君のうちまで運んであげるよ!」
 ナナ「本当?」
 小鳥1「うん!」
 クマさん「じゃあ紐をかけて・・・(ケーキにかけた紐を
      、小鳥達に渡す。)気を付けて行くんだよ!」
 小鳥2「任せて!」
 ナナ「ありがとう!」 

   (小鳥達、ケーキの箱を持って飛び去る。) 

   コーラス゛みんなで協力しあう
        この森に住むものたち” 

   ナナ゛優しい森の仲間
      素敵な出会い      クマさん゛そうだね
      温かな思いやり          仲間だ
      お陰で出来たわ”         当たり前” 

   コーラス゛森のケーキ屋さんに
        みんなも探して来てみて
        そこには優しいクマさん
        親切な仲間達も
        お客さんを待っている
        とても素敵な場所だよ”
     

        

 

 

 

      ————— 幕 ————— 

 

 

 

 

   

 
 

 

 

 






     


























゛アレクサンダーの秘密”—全5場― 2

2017年11月09日 18時08分14秒 | 新作(人形劇用)

 
  


 老婆「どうしてもこうしても・・・兎に角あの城には・・・
    恐ろしい魔物が住んでおって・・・誰であろうと城
    に近づく者を取って食ってしまうんじゃ。」
 アレクサンダー「食う・・・?」
 老婆「そうじゃ。だから近寄ってはいかんぞ、いいな?」
 アレクサンダー「(笑う。)冗談ばっかり!」
 老婆「嘘だと思うなら、ネズミの村の長老に聞いてみるが
    いい。」
 アレクサンダー「長老?おばあさんよりうんと年寄りの、
         あのいつも椅子に腰掛けてボーッとして
         いる長老に?」
 老婆「ああ、そうじゃ。」
 アレクサンダー「嫌だよ!!グリエルモ、行こう!!おば
         あさんが煩いから、家の中でお・と・な・
         し・く、戦いごっこでもやろうぜ!!」
 グリエルモ「あ・・・アレクサンダー!!」

    アレクサンダー、上手へ走り去る。

 老婆「アレクサンダー!!何が゛僕はもう子どもじゃない
    よ!”じゃ・・・。やれやれ・・・北の国の魔女から
    守る為、北の国の魔女が唯一恐れるネズミの姿へと
    変え、この小さな家の中でひっそりとかくまってき
    たが・・・。元来、王子の持つ性格ゆえか、より広
    い世界に興味を抱くようになるとは・・・」
 グリエルモ「婆様・・・北の国の魔女って・・・?」
 老婆「うむ・・・そうじゃな・・・おまえさんには話をし
    ても差し支えあるまい・・・。その昔・・・天の国
    の魔法使いに子どもが生まれたのじゃ・・・」

    音楽流れる。 

 老婆「その子は天の国を司る者・・・すなわち次の天の国
    の魔法使いになる者として生まれた、いわゆる天の
    国の跡取りじゃった・・・」

    老婆、歌う。※

    ゛しかし不幸な話じゃが
    生まれた子ども
    瓜二つ
    双子だなんて困ったぞ   コーラス゛天の国には
    王は二人もいらぬ”         二人の王は
                      いらない
                    どちらか一人が
                      いればいい”
    コーラス゛それでは先に生まれた
        姉をこの国の
        王として迎えようぞ
        仕方のないことだ
        妹は国の外へ
        こっそり連れて行け
        誰にも見つからぬよう
        北の魔女のとこへ”

    老婆、歌う。

    ゛双子の姉
    それがわしじゃ
    この・・・”

 グリエルモ「婆様が・・・北の国の魔女の姉・・・?天の
       国の魔法使い・・・?」
 老婆「じゃがわしは、天の国を継ぐのをやめたんじゃよ・
    ・・」
 グリエルモ「どうして?」
 老婆「妹を犠牲にすることができんかったからじゃ・・・」
 グリエルモ「婆様・・・」
 老婆「じゃがそんなことは知らぬ妹は・・・ただわしを憎
    んでおるんじゃ・・・わしがあの城で、王子の教育
    係として暮らしておったことを、どこかで聞きつけ
    てやって来たのであろう・・・。しかし、わしと王
    子を見つけることが出来ずに城に居座り、ただその
    帰りを待ちわびる妹の前へ、アレクサンダーがノコ
    ノコと現れてでもみろ。それこそまさに妹の思うツ
    ボじゃ・・・。わしは王と后の命を懸けての頼みを
    、なんとしても守らねばならんのじゃ。アレクサン
    ダーを守ることは・・・天の国を出て、行く場所が
    なく途方に暮れていたわしを、城へと招き入れ、何
    から何まで世話を焼いてくれた、王と后との約束な
    のじゃ・・・。しかし・・・ネズミの姿へと変えて
    はおるものの、あのやんちゃくれ王子のこと・・・
    全く何を仕出かすか・・・。グリエルモ・・・くれ
    ぐれもアレクサンダーから目を離すでないぞ。よい
    な。」
 グリエルモ「分かってるよ!僕も大好きなアレクサンダー
       が危ない目に遭うのは嫌だからね。僕はアレ
       クサンダーを守るよ!」
 老婆「頼んだぞ・・・」

    老婆、グリエルモ、上手へ去る。

    — 第 1 場 — B

    音楽流れ、一寸置いて上手よりアレクサンダー、
    周りをキョロキョロ見回しながら、こっそり
    登場。

 アレクサンダー「しめしめ・・・みんないないぞ・・・」

    アレクサンダー、歌う。

    ゛あんなとぼけた話で
    信じるとでも思った
    僕を騙せる筈ない
    馬鹿だね
    恐ろしい魔女なんていないのさ
    本当 嘘だよ
    騙して引っかかるなんて
    僕を騙すなんて
    たやすくないよ
    だけどなぜ
    何かある あのお城に コーラス゛大切なあなたの命
    隠してるお宝が         守りたいただ”
    きっとあるぞ”

    コーラス゛嘘じゃない話
         本当のこと あなたの為に”

    アレクサンダー゛黙ってる
            なんて僕じゃないよ”

    コーラス゛危ない 危険”

    アレクサンダー゛行くぞ!”

    アレクサンダー、後方山の上の城目指して
    走り去る。
    紗幕閉まる。

    — 第 2 場 — A

    (紗幕前。)
    下手より北の国の魔女登場。歌う。

 北の国の魔女「一体何年、私を待たせる気なの!?」

    ゛この世界の全て私だけのもの
    一つずつ手に入れる
    全てをこの手に
    誰にも手出し口出しさせない
    生きるものは何もかも
    私だけの装飾品だから
    逆らう者達
    忽ち石像にしてあげるわ
    口出しは命取り
    少しでも私の気に障ることして
    誰も止められないわ
    私の気の向くままにする

    忌々しい姉  
    ほんの少しだけ早く生まれただけで  
    何もかも手にし 
    私の全て奪い去ること
    生きるよすがとしてきた
    なんて心の醜い悪魔よ
    今度は私があなたから
    なにもかも奪い去るわ
    口出しは命取り
    少しでも私の気に障ることして
    誰も止められないわ
    私の気の向くままにする
    後悔させてあげるわ” 

 北の国の魔女「フン!!」

    北の国の魔女、下手へ去る。

    — 第 2 場 — B

    音楽変わり、紗幕開く。と、城の中。 
    (石像が並ぶ。)
    上手よりアレクサンダー登場。

 アレクサンダー「やった!!上手く潜り込めたぞ!!(周
         りを見回して、王と后の石造に気付き近
         寄り見上げる。)わぁー・・・立派な石
         造だなぁ・・・(首を傾げ、呟くように
         歌う。)」

    ゛懐かし香りが
    どうしてだろう・・・”

    音楽変わる。
    (アレクサンダー、部屋の中を色々と見て回って
    いる。)

 

  






  —————゛アレクサンダーの秘密”3へ続く—————















 ※ この歌の間、後ろで子どもが連れて行かれる小芝居を
   していたのですが、前でお婆さんが歌っているので、
   そんなに目立つ訳ではないのに、何故か他の人形操作
   のところより、頑張って演技していました^^;
   私の力演、見て頂くことが出来なくて残念です(。-_-。) 




― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ―



  
  ↑ 出番待ちをしている、左からグリエルモ(人間)、
 アレクサンダー(人間)、アレクサンダー(ネズミ)、
 グリエルモ(ネズミ)、お后様、王様、老婆。




 (どら余談^^;) 

  ここしばらく、12月の子育てサロンボランティア
  公演用の作品を2作品書くのに、私の自由時間を費や
  しておりました(*_*;
  その合間に、その作品の新しい登場人物(?)たち
  を作ったりしていたのですが、今日はその一部をご覧
  下さい♪

 

      
      ↑ 森に住むリスさんたちです・・・
    色はこんなですが・・・^^;




      
      ↑ 森のケーキ屋さんのクマさんと、
    小鳥たち♪(この小鳥たちは新入りの団員
    さんに、見本を渡して作ってもらいました(^^)v
    縫物が得意の新入りさん、とても心強い仲間が
    加わってくれたと嬉しい限りです(^^))