ゴマと暮らす

非常に可愛いダンナと暮らす日々。
私の結婚生活はこんな感じ。

Hi5

2008年02月18日 | 当直ナイト
当直ナイトがやってきた。
もともとこのブログは当直の夜のために始めた。
結婚して、私は生活がかなり変化したから、
その変化した部分をたのしんだり、
変わらない部分を確かめたり、したかった。
まあ、それは本当いうと後付けな理由で、
始めた動機は、とにかく圧倒的に当直の夜が心細かったこと。
当直というものはたいてい「当直明け」というものがあるようで、
夜勤するかわりに翌日の朝には帰れるというイメージがあったが、
ゴマさんの場合は、翌日も引き続き通常勤務がある。
まる二日近く、家を留守にするわけで、
本人も、妻も、けっこうダメージなので、
私たちは今も、何とかダメージを減らそうと工夫をこらしていて、
試行錯誤の日々だけど、一年くらい経った今、けっこううまいこといくようになった気がする。
私の「当直のおとも」も、いろんな分野にわたってきている。


でもほんとに、生活が変わった波に押されて忘れかけていたことを気づかせてくれた友人の存在はとても大きい。
書いたり、話したり、表現したりすることは、欠かせないことでとっても大事なことだった。日々の暮らしと同様に。
彼女たちや、彼たちがいたから、
私は自分にとって大切なことが、独身でも結婚してもかわらず続いているのだという、嬉しい事実に気づくことができた。


それにしても最近になってやっと言葉にできた=はっきり自覚できたことがわりとあって、
そのひとつなんだけど、

独身時代、私は漠然と「結婚したらきっと幸せで余裕があるんだろうなぁ」
と思っていた。でも、
私たち、初めてのことばかりで、幸せだけど余裕なんてなかった!

という事実に気づいた。ほんと最近。
周囲や自分との葛藤はほとんどこのギャップからうまれてたような気がする。


まぁともかく、今夜は当直ナイトなんだ。


Hi5のことを書こっと。
ちょっと前なんだけど、
エクアドルにいた頃の、大好きな友人から、
Hi5のお誘いをうけていた。
私は最初ウィルスかなにかだと思って怪しんでたけど、
ネットで調べたらmixiの世界版みたいなものだとわかり、
mixiのほうは苦手で未だに使い方よくわかっていないんだけどちょっと覗いてみたところ、これけっこう楽しくて、私も始めてしまった。

http://ritmo21.hi5.com

私がエクアドルと南米にいたのは2002年の一年間だからもう5~6年前になるんだけど、当時14歳だった、私の大好きな友人の娘のおませなカティ(Cathy)が、もう19歳ですっかりお年頃になっていて100人くらい友達をつくって青春なやりとりをしていたりするんだ!すごい感慨深い。
まぁカティからすれば、
「失恋したり痛い目に遭ったりして私のママの胸で泣いてたあのちっちゃなジュンキートが、結婚したんだなぁ~」と感慨深く思ったりしてるかもしれないけど!

彼女が最近贈ってくれたカード。

"Las personas dejan huellas en tu vida,
los amigos,las dejan en tu corazon
(人々はあなたの人生に足跡を残し、友人たちは心に残していく)"


彼女の母親であり、私のスペイン語の先生であり、のちに大切な友人となった、
Cisa(シッサ)は、実は私と同じ誕生日である。
日付は一日彼女の方が早いんだけど、エクアドルと日本とは14時間の時差があるので、実は同じ日なんだというややこしい偶然の一致に、気づいたときはちょっと興奮した。

CisaがHi5にくれたメッセージに、
私も忘れかけていた大事な思い出のことが触れてあった。
彼女はそのことを今もとても、大切にしてくれていた。


南米滞在の後半で、私は旅をした。
ナスカに行ったときに、
地上絵を観察するための高い塔(ミラドール)の上で、
ペルー人のガイドとアルゼンチンから単車に乗って旅をしている男の子二人と、日本人の女の子である私、の4人がたまたま一緒になった。
その塔は地上絵の研究のためにドイツ人の女史が建てたもので、現在その一部が観光客にも開放されているが、けっこう急な階段で高さもわりとあるので、その時一緒に旅していた私の連れは上まで登らなかった。
研究用に建てられたものなので大人が4人も立てばぎゅうぎゅうになるような、そんな塔の上で、私たち4人が偶然、全員「射手座」であることを知ったとき、ペルー人のガイド(名前はJesus:ヘスス)が印象的な話をした。
これは射手座以外の人にはあんまりおもしろくない話かもしれないので(?)ここでは詳しくふれずにおくけど、
エクアドルに帰ったとき、私は親愛なる射手座の人、Cisaにこの話をして、
ナスカの地上絵で射手座のシンボルと現地の人に信じられている、
ハチドリの姿を象ったネックレスをプレゼントしたのだった。


Cisaはこのときの話をずっと覚えてくれていてそれを大切にしてくれていた。


宝物を、見せるのは私にとっては勇気がいる。
それが大事であればあるほど、
見せられる人は限られる。
私は、夫であるゴマさんに、私にとっての宝物のひとつをその数日前に見てもらって、大事な思いを共有していた。


ナスカの布と共にある私のハチドリのネックレス。
ガイドの名前がJesusだったってことはこの際気にせずにおこう!!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。