私は告白した。そして見事にふられた。
鴨川の河原で、ゴマさんと座って話した。
チョッピーはそっと傍にいてくれた。
私は、今までの人生でたぶん最初で最後、一世一代の告白をした。
このひとしかいないと思ったから、
自分の思いを、余すことなく全部伝えようとした。
自分のいいところもセールスポイントも、伝え損なっちゃいけないと思ったから、
すべて、すべて、伝えたいことはすべて伝えた。
ゴマさんのどんなところにひかれたか、自分の中にある思いをぜんぶ、言葉で伝えた。
ゴマさんは聞いてくれた。
きちんと全部、聴いてくれた。
考えてくれた。
結論は出ない。
夜が明けてきた。5時だ。
次の日にまた会う約束をした。
ゴマさんはホテルに帰った。
私とチョッピーはウィークリーマンションに帰った。
次の日、お昼頃にゴマさんがマンションのある四条大宮に来てくれた。
三人で喫茶店に入り、
真剣に話しあった。
5時間くらいいた。笑ったり、泣いたり、深刻に話した。
店の人は何度お冷のおかわりを注ぎにきただろう。
気にならなかった。迷惑な客だけど、
人生の一大事だった。
真剣に、真剣に、真剣に、考えて、考えて、考えて、
「わからへん」
と何十ぺん言ったかわからないくらい言って、
ゴマさんは、答えを出した。
私はふられた。
鴨川の河原で、ゴマさんと座って話した。
チョッピーはそっと傍にいてくれた。
私は、今までの人生でたぶん最初で最後、一世一代の告白をした。
このひとしかいないと思ったから、
自分の思いを、余すことなく全部伝えようとした。
自分のいいところもセールスポイントも、伝え損なっちゃいけないと思ったから、
すべて、すべて、伝えたいことはすべて伝えた。
ゴマさんのどんなところにひかれたか、自分の中にある思いをぜんぶ、言葉で伝えた。
ゴマさんは聞いてくれた。
きちんと全部、聴いてくれた。
考えてくれた。
結論は出ない。
夜が明けてきた。5時だ。
次の日にまた会う約束をした。
ゴマさんはホテルに帰った。
私とチョッピーはウィークリーマンションに帰った。
次の日、お昼頃にゴマさんがマンションのある四条大宮に来てくれた。
三人で喫茶店に入り、
真剣に話しあった。
5時間くらいいた。笑ったり、泣いたり、深刻に話した。
店の人は何度お冷のおかわりを注ぎにきただろう。
気にならなかった。迷惑な客だけど、
人生の一大事だった。
真剣に、真剣に、真剣に、考えて、考えて、考えて、
「わからへん」
と何十ぺん言ったかわからないくらい言って、
ゴマさんは、答えを出した。
私はふられた。