大好きな紫陽花の季節がまたやってきた。
つぼみが色味を増してきた。
これからしばらくは町のあちこちをそっと彩ってくれる。
この花があるから、私は梅雨がきらいじゃないんだ。
先週末、友人夫妻とハイキングに行ってきた。
奥さん(Sちゃん)のほうは、大学入学時以来のつきあいで、
ゴマとともに同じサークルの出身だ。
旦那さんのSくんも同じ大学だが、私がきちんと会ったのは二人の結婚式が多分初めてだと思う。
考えてみたらSくんとは、ちらっと会ったのも含めて、
たぶん5回くらいしか会ってないんだ。
そうとは思えないくらい4人で会うのがめっちゃ居心地よくて楽しいな。
Sちゃん夫妻の自宅近くのハイキングコースを歩いた。
同じ大阪でも、場所によって雰囲気が全然違う。
Sちゃんちの近くの山は、まるで私が慣れ親しんできた熊本県の山みたいだ。
緑の中で、空気の美味しさに、私もゴマも、にまにまする。
ゴマは森が好き、私は山の子だ。
とちゅうでコースが、「冒険の道」と「管理道」とに分かれた。
ここで前者を選ばないという選択肢がはたして私たちにはあるだろうか、いやない。
反語を使って回りくどくしなくてもいいけど、とりあえずそのふたつのネーミングはすごく面白い。だって、どう考えても「冒険の道」に「管理道」は勝てない気がするんだけど。
勝つにはどんなネーミングがいいだろう?「穏やかなる凪ぎの道」?長い。しかも海じゃない。ちなみに「管理道」は車も通れる緩やかな砂利のカーブ道だ。
「冒険の道」(森の中のわりに急な小道)を行ったところに、
三人の隠者がいて、私たちに激励のことばと重要なキーワードをくれ・・・ることはなかったが、高~い吊り橋があった。
高所恐怖症ぎみの男性二人のちょっと固まりぎみの背中を眺めながら、
心ない野次を飛ばす妻たち。吊り橋を揺らそうとする悪い野ざる。
登りついた展望台からは京都の街も遠くに望めた。
私たちが学生時代をともに過ごしたまちだ。
あの頃、こんな未来を誰がいったい想像できただろうね。
山頂で持ち寄ったお弁当を食べたあとに、
Sちゃんたちが持ってきてくれていたコーヒーをいただいた。
これって最高の気分だよ!
そのあと、宮崎と同じように(何かと九州を基準にしていてすみませんが)「天の岩戸」伝説のある巨石の岩窟めぐり(意外にハード!そりゃあお年寄りや小さな子どもは本当に無理だろう。看板が大げさでなかったことを知る。あんな経験はじめてかも!超、面白かった)に行った。
受付に居た男前の日本犬は、私たちがどんなに可愛がっても喜びはするものの寝そべって立ち上がらなかったのに、岩窟めぐりから出てきた団体をものすごい勢いで飛び上がって迎えた。これは修験道で清められたたましいが野生の勘でわかるのだろうか、と受け止めて、岩窟めぐりを終えた私たちが出てくると、
案の定、犬は、飛び上がって迎えてくれた。やはりなにかの御利益が!と思っていたら、犬は私たちの首に下げていた白いぴらぴらに喰いついた。
うしろで受付のおじさんが、
「あ、白襟好きなんで噛まれないように・・・あ~、あ~~」遅い!遅すぎる。Sくんのぴらぴらを咥えて離さない犬。「恩をあだで返すとはこのことか」と誰かが言った。
そのあと、やたらめったら居心地のいいカントリーカフェで、
もう一回食べたいくらい美味しかったチーズケーキとコーヒーをいただき、
まちに戻ってきた。
この日にあったことは、盛りだくさんで、とても書ききれない。
Sちゃん夫婦のおかげで、
私たちはまた新たな楽しみ(と可能性)の種を教えてもらった。
大げさじゃないよ。
そのひとつはダーツで、もうひとつはロッククライミングだ。
ダーツってあんなにおもしろいんだね!
そして多分我々はクライミングをやるよ。
つぼみが色味を増してきた。
これからしばらくは町のあちこちをそっと彩ってくれる。
この花があるから、私は梅雨がきらいじゃないんだ。
先週末、友人夫妻とハイキングに行ってきた。
奥さん(Sちゃん)のほうは、大学入学時以来のつきあいで、
ゴマとともに同じサークルの出身だ。
旦那さんのSくんも同じ大学だが、私がきちんと会ったのは二人の結婚式が多分初めてだと思う。
考えてみたらSくんとは、ちらっと会ったのも含めて、
たぶん5回くらいしか会ってないんだ。
そうとは思えないくらい4人で会うのがめっちゃ居心地よくて楽しいな。
Sちゃん夫妻の自宅近くのハイキングコースを歩いた。
同じ大阪でも、場所によって雰囲気が全然違う。
Sちゃんちの近くの山は、まるで私が慣れ親しんできた熊本県の山みたいだ。
緑の中で、空気の美味しさに、私もゴマも、にまにまする。
ゴマは森が好き、私は山の子だ。
とちゅうでコースが、「冒険の道」と「管理道」とに分かれた。
ここで前者を選ばないという選択肢がはたして私たちにはあるだろうか、いやない。
反語を使って回りくどくしなくてもいいけど、とりあえずそのふたつのネーミングはすごく面白い。だって、どう考えても「冒険の道」に「管理道」は勝てない気がするんだけど。
勝つにはどんなネーミングがいいだろう?「穏やかなる凪ぎの道」?長い。しかも海じゃない。ちなみに「管理道」は車も通れる緩やかな砂利のカーブ道だ。
「冒険の道」(森の中のわりに急な小道)を行ったところに、
三人の隠者がいて、私たちに激励のことばと重要なキーワードをくれ・・・ることはなかったが、高~い吊り橋があった。
高所恐怖症ぎみの男性二人のちょっと固まりぎみの背中を眺めながら、
心ない野次を飛ばす妻たち。吊り橋を揺らそうとする悪い野ざる。
登りついた展望台からは京都の街も遠くに望めた。
私たちが学生時代をともに過ごしたまちだ。
あの頃、こんな未来を誰がいったい想像できただろうね。
山頂で持ち寄ったお弁当を食べたあとに、
Sちゃんたちが持ってきてくれていたコーヒーをいただいた。
これって最高の気分だよ!
そのあと、宮崎と同じように(何かと九州を基準にしていてすみませんが)「天の岩戸」伝説のある巨石の岩窟めぐり(意外にハード!そりゃあお年寄りや小さな子どもは本当に無理だろう。看板が大げさでなかったことを知る。あんな経験はじめてかも!超、面白かった)に行った。
受付に居た男前の日本犬は、私たちがどんなに可愛がっても喜びはするものの寝そべって立ち上がらなかったのに、岩窟めぐりから出てきた団体をものすごい勢いで飛び上がって迎えた。これは修験道で清められたたましいが野生の勘でわかるのだろうか、と受け止めて、岩窟めぐりを終えた私たちが出てくると、
案の定、犬は、飛び上がって迎えてくれた。やはりなにかの御利益が!と思っていたら、犬は私たちの首に下げていた白いぴらぴらに喰いついた。
うしろで受付のおじさんが、
「あ、白襟好きなんで噛まれないように・・・あ~、あ~~」遅い!遅すぎる。Sくんのぴらぴらを咥えて離さない犬。「恩をあだで返すとはこのことか」と誰かが言った。
そのあと、やたらめったら居心地のいいカントリーカフェで、
もう一回食べたいくらい美味しかったチーズケーキとコーヒーをいただき、
まちに戻ってきた。
この日にあったことは、盛りだくさんで、とても書ききれない。
Sちゃん夫婦のおかげで、
私たちはまた新たな楽しみ(と可能性)の種を教えてもらった。
大げさじゃないよ。
そのひとつはダーツで、もうひとつはロッククライミングだ。
ダーツってあんなにおもしろいんだね!
そして多分我々はクライミングをやるよ。