ゴマと暮らす

非常に可愛いダンナと暮らす日々。
私の結婚生活はこんな感じ。

合唱魂

2008年05月20日 | 当直ナイト
南海からJRに乗り継ぎをしていたら、
どう見ても、南米の中部の懐かしい感じのする体型、顔立ちのグループと一緒になった。
男性数人と、奥さんらしき女性たち、そして幼い子どもたち。
私はワクワクして、そっと近くに立ち位置をキープした。
そして耳をすます!

まずどっから来たのか、何してる人たちなのか、旅行者か住んでるのか知りたかった。
あ~、このアクセント、訛り、どこやどこや!?
しばらく会話を聞いていたら、ペルー人だった。
そっかぁ!やっぱり!!

それから彼らが駅で降りるまで私は彼らの会話に聞き耳を立てまくった。
南米の生の仲間うちのスペイン語を聞くのはわりとほんとに久しぶりだったから、
うれしくて!めっちゃ楽しませてもらった。

「あー。自転車ほしいわ~」
「何の話や、いきなり」
「自転車の話やん、欲しいねん。今自転車ないから朝6時起きで会社行くのに徒歩で駅まで通ってんねん、ほんで8時間もこき使われんねん、ほんまたまらんわー」

日本に住んでて働いてるってことがわかった。

「そういや、東京って行ってみたいよな~」
「東京はええでー。あれ?そっかお前行ったことなかったっけ」
「ないねん」
「東京はええでー。めっちゃ遊べる、めっちゃ踊れる」
「飛行機で行った方がええんやったか?」
「そうやなー。それが多分ええと思うわ。伊丹?うん、伊丹から乗ったらええよ、ミゲールが詳しいけどな、あいつ今日来てないからな」

みたいな会話の間に、
ベビーカーに乗った幼い娘が、
友人の持っているコンビニの袋をいじろうとしていて、
友人は優しく「それは僕のやで」みたいに言って、
「大きなったなぁ~」と友人に微笑む。

南米の人たちは基本的にめちゃめちゃフレンドリーだから、
私がもし声をかけてもすぐに話に花が咲くだろう。
よっぽど声をかけようかと思ったが、
いやいや、この人達は今仲間同士で盛り上がってるから、と思って我慢した。

降りてから一緒に乗っていたゴマに報告!

ゴマ「そっかぁ。あの人たちも俺達と同じような話題で話をするんやな~!」
夫ゴマによればそのグループが降りたのは広い河川敷のあるあたりらしく、
彼らはサッカーボールを持っていたからきっとそこでピクニックみたいにお弁当とか食べながら一日中サッカーするんやろうな、って私達は想像した。

その想像はきっとあたってる。
南米の人たちは寄るとさわるとサッカーしてる。
ボールさえあればサッカーしてる。なくても布を丸めてもサッカーする。

そして、ゴマと私は先日入団した混声合唱団の、
練習に参加して、
日本や、アメリカや、南アフリカや、ゲール人の歌を皆でみっちり練習した。


お腹から声を出して、みんなで歌ってハーモニーをつくるって、
なんて楽しいんやろう!!!!!


練習後には団員さんたちがいつも行ってるという、
焼き鳥や鶏料理のお店で美味しいものをいっぱい食べて、
美味しいお酒をたくさん呑んで、
私たち夫婦の入団を温かく迎えていただいた。。
前回の練習を見学して一緒に練習させてもらってその日に入団して、
今回が二度目の練習だった。
なんだか、ほんとに入団したんだなぁ、としみじみ実感した。

歌で出会った私たちが、また一緒に歌を歌える。
ここにたどり着くまでスムーズだったわけじゃないぶん、
余計に幸せなことに感じる。

快く受け入れてもらえた団の人たちに感謝したいし、
なにかと心遣いをしてくれて、私たちが自然な感じで団に入れるように温かくサポートしてくれた、先輩に本当に感謝してる。

余談だが、その団には外大でスペイン語を専攻していた方がいて、
私はついうれしくて朝の電車のペルー人の話を情熱的に話した。


帰りの電車ではまたなにか懐かしい匂い(笑)のする外国人の3人組に出会う。
聞き耳を立てたがさっぱり分からんかった。
ただ時折、
「ブラズィール!」と連呼していたので、
どうもブラジル人っぽい。



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