ゴマと暮らす

非常に可愛いダンナと暮らす日々。
私の結婚生活はこんな感じ。

ジャムづくり

2008年04月25日 | Weblog
つくっているとテンションが上がる、
そんな料理があるのですね。

もちろん食べても幸せになる。

うちでの、ルクルーゼの記念すべきデビューは
「苺ジャム」にしようと決めていた。
なぜならば、
実家の母がご近所から大量にいただいて、
「食べきれない」と困ったあげく、冷凍して大量に送ってきていた苺が冷凍庫に眠っていたからだ。
それも、先シーズン。

うちの実家ではよくこんなことがある。
食べ物を、いただいたり、さしあげたり。
いなかならではの物々交換が息づいている。
お中元やお歳暮の時期にかぎらず、年中行われている。
ただ、ときに大量すぎる場合がある。
そんなとき、母は、娘に送るという手をつかう。
「お父さんと二人じゃ食べきれないからさぁ~」
母よ、うちもゴマと二人なんですけど・・・。


そんなわけで、ルクルーゼのレシピの中に
「いちごの赤ワイン風味ジャム」というのを見つけたとき、
これだ!と思って機会(夫の休みの日)をねらっていた。


その休日の詳細は省略するけど、めちゃめちゃ、楽しかった。
まさか、○○○が、○○○○○○○をするとは!!!
いちごがでんぐりがえしをしたんですけどね(笑)


そんなわけで、ちょっと前の休日にデビューができたこのお鍋、
それから2回ほど出番があった。

感じたこと。
ルクルーゼは、すごい。
料理本買ってよかった。
(参考までに、平野由希子さん著「ル・クルーゼだから、おいしい料理」)
そして、料理って楽しいかも。
すごく、楽しいかも!!

こういう風に思えるようになったってことが、
すごく嬉しい。


あと、うちの夫(ゴマ)は最高の食べ手である。
ホント、感謝してる。

産婦人科に初めてかかる

2008年04月15日 | Weblog
うまれて初めて婦人科にかかり、ペロンと足をひろげた。
こんなに緊張することって、なかったなぁ!

これが産科ではなく婦人科だから、よけい緊張。
病院でお腹の検査をしているときに、
たまたま、卵巣に水ぶくれが見つかったのだ。
「婦人科で検査をしてもらってください」といわれていたものの、
なかなか勇気が出なくて先延ばしにしていた。

ネットで「卵巣 水ぶくれ」とかいうキーワードで探してみると、
なんかめっちゃこわい情報ばっかり出てきてよけい怖気づいてしまう。
なんとか近所で女医さんがいる産婦人科を見つけて、
夫に付き添ってもらってやっと診察にこぎつけたけど、
それまでの不安といったらなんだろう、たぶん、
今までの人生で一番じゃないかっていうくらい緊張した。
こんなに緊張したことって本当にたぶん、ない。
(未開の地に行く時だってこんなには緊張せん!)
今回の婦人科には一人だったら絶対行けてないと思う。
夫のゴマさんが午前中お休みをとってくれて、
一緒に来てくれたからやっとのことで行けた。

幸い、卵巣の水ぶくれは「ただの水ぶくれ」だった!

80パーセント安心して(あとは検査の結果まち)
二人で帰ってきたところに、
F国のAちゃんwからの荷物の不在通知が入っていた。
このタイミング!!!!!
なぜかしら本当に不思議なくらい彼女はこういうときに連絡をくれて、
私達夫婦をホッと安心させてくれる。
本当に嬉しかった。

彼女に二人でメールしたら、
産婦人科系で異状が見つかったときってほかのとき以上に動揺しちゃうよね、
きっと本能的に危機感感じやすいんやろうね、
みたいなニュアンスのことを返信してくれた。
ほんと、そうかもしれない!って思ってすごく納得してしまった。
だってあの私の緊張度合い!


ともあれ、それから一週間後の今日、検査結果を聞きに行き、
また産婦人科のあの台でペロンと足をひろげて(今回は前ほどは抵抗がなかった。)、
一緒に受けてた子宮ガンの検査結果も異常なしで、
これで本当に、すっかりホッとしました。


ちなみに子宮ガン検診など女性特有の病気の検診は、
ある程度の年齢になったら(30歳前後)一年ごとくらいに受けといたほうがいいらしい。
でも、抵抗あるってのも事実なんだけど、
今回は、たとえば、
病気かも・・・って思ってネットで調べるとやたら悪い情報ばかりが出てくるってのがあって、
でも夫ゴマいわく、
「ネットとかに公開されてるのはたまたま病気が見つかって、それとの闘病みたいな感じで書く場合が多いような感じやからな」
検査してなんともなかった、って場合はわざわざ書かないんだろう、と。

たしかにそんな感じがする。

圧倒的多数の「なんともなかった人」はいるわけやから、
もし病気かも?って思ったら怖がらずに、
そしてまたネットで検索しすぎて余計怖くなったりせずに、
ピュッと病院行ってはっきりさせたほうがいいなーって思った。


産婦人科は、ママやパパや赤ちゃんがたくさんいて、
私たち夫婦も、そろそろ考えてみようかしら・・・、
っていう嬉しい意識の向上みたいなものがあったりした。
授かりものですから、まだまだわかりませんけれども!

主婦のメリット

2008年04月09日 | 当直ナイト

「幸せになるためのイタリア語講座」
デンマーク映画だとは知らなかった。
(なんとなくフランスやと思って観てて、最後のほうで知った)
誰もが満たされた生活を送っているわけではなく、
うまくいかなかったりやりきれなかったりする自分をなんとか変えたかったり、
すてきな方向へ進みたかったりして、
なにかを求める。

ないものねだりじゃなくて、
ほんの少し勇気を出して動いてみる。
大人になれば、若い時よりも勇気がいる。
でも、前向きに考えて、支えあって、一歩ずつ歩いていく。周りの人とプラス(マイナス)の影響を与えあいながら。
少しずつ物事がいい方へ動く。人々が(自分が)それを信じるから。

実は、この映画はちょうど二週間ほど前に観ていて、
それで、今夜夫ゴマが当直なので、
借りてたDVD(当直のおとも)を観たんやけど、
「しゃべれども しゃべれども」が、
期待を裏切らない感じの、とても、いい感じの映画で、
去年の夏に文庫で読んだときと、雰囲気はそのままに映画ならではのアレンジがあって、それがまたよくて、嬉しくなって、
なぜか冒頭の「幸せになるための・・・」を思い出してここに書いた。

私はここのところ、
いろんなことに動いてみていた。たとえば仕事。
でも、なかなかうまくいかなくて、
条件があわなかったり家庭を犠牲にしなければいけなかったりで、
たとえば履歴書や職務経歴書を送って面接で採用された仕事が、
ハローワークではパートタイムで募集していたのに、
採用されて研修に行ったら「フルタイム」でないといけなかったりした。
夫ゴマと少しずつ二人で築いている私たちの家庭を、
すれ違いの日々にすることは絶対イヤなので、
そういう条件で働いて無理になって迷惑をかける前にさっさと断った。

条件が違うのだから断っても当たり前なのだけど、
あとになってだんだんガッカリした。

だって、主婦だと、できる仕事が限られることや、私は続けたいと思って真剣だったのに、結果続けられない、という状態はやっぱりくやしい。


でも、時期を同じくして夫ゴマの仕事が超、忙しくなって、
あの時期に私も外での仕事を始めて二人でクタクタになっていたらとてもやっていけなかった、というのはあるので、きっと時期ではなかったのだろうとも思う。


そのあと、いろいろと考え直して、
私は今の生活で、できること(できやすいこと)をやっていこう。
という風に思うことにした。

つい、欲張っちゃうんだ。
まったく未知の世界だった家事の世界に足を踏み入れた最初の頃は、
苦手なこと(であり最も大切なこと)からモノにしようと毎日がチャレンジで、
ひとつずつ、やれたら自分を褒めていた。

今だって、家庭の主婦をしながら何かダブルワークに挑戦するっていうのは、
初めてのことでけっこうなチャレンジなんだ。
だから、独身時代だったらできたことでも、ハードルを低めに設定して、
段階をふんでやろう、と思った。


今の生活だから、主婦だからできやすいことだって、ある。

独身時代だって、たとえば留学時代だって、そうだった。
今、ほかの時期よりもやりやすいことを探して、メリットでやっていきたい。
あまりよくばらずに、あせらずに。
私はすぐよくばるから。


昨夜のこと

2008年04月02日 | Weblog
布団に横になり、いつものように、夫ゴマが静かに寝息をたてはじめた。
この年度末は、ある事情でゴマさんの仕事がいつもに増して忙しい。当直もまた週3回をこなした。
大丈夫かな、疲れはちゃんととれてるかな?と案じるから、ゴマの気持ちよさそうな静かな寝息を聞くと、ホッとして嬉しくなる。

しかし、昨夜は寝入ってしばらくたってからのこと、ゴマが、
「なに、それ、なんか来んの?」と言った。
かなり明瞭な声だったので私は
「え?!」と聞き返した。そしたらもう一度、
「なんかハムスターかなんか来んの?」と言った。

可笑しくて、思わず笑ったらゴマは「あびっくりした」と言った。
「何?ハムスターかなんかがどうしたの」ニヤニヤして聞いたら、
ゴマはごにょごにょとごまかした。
その言葉もおもしろかったのだが、本人の名誉のため公表しないでおこう。

幸いなことに疲れはあまりたまってないようだ。