ゴマと暮らす

非常に可愛いダンナと暮らす日々。
私の結婚生活はこんな感じ。

おっちゃんちの紫陽花

2008年06月08日 | 当直ナイト
大好きな紫陽花の季節になった。
町のあちこちで咲いている。

出かけ先から帰ってきて、
いつもの路地に鮮やかなピンクの紫陽花をみつけた。
一度は行き過ぎたが、思い直してもう一度携帯を取り出して戻る。
そこは道端だけど、ひとんちの軒先で、
夕涼みをしていたらしいおっちゃんが、
「ん?」という顔でひょこりと顔を出した。
人がいるとは思わなかったのでちょっとどぎまぎして
「あ、写真をちょっと」「きれいなんで」
おっちゃんは「あーうん」と承諾してくれた。

撮りおわって通り過ぎるときに
「ありがとうございました」と声をかけたら、
おっちゃんは「ん」と言ってちょっと嬉しそうにみえた。
私もうれしかった。


きれいなものが好きだ。
って言ったらあたり前すぎるかもしれないけど、
きれいなものは、素敵だ。

美しいものに感動するけど、
美しすぎるものには少し動揺してしまう。
この気持ちは畏怖っていうんだろうか。

今日は難波で友人の旦那さんの芝居を観てきた。
前もって書くけど美しすぎることはなかった(この書き方は多分失礼じゃないと思うけど(笑)。
だからさっきの畏怖とかの話じゃない。
私は人柄やその人の人となりが表れるようなたたずまいの役者さんに惹かれる。
その彼は、多分会って話したことがあるからとかじゃなく、
そういうたたずまいの持ち主のように思えた。
友人の旦那さんだからとかじゃなく、少し際立ってそうみえた。
観に行ってよかったな、と思えた。


芝居が終わったあと、
その彼の奥さんである友人といろんな話をして、
情熱を捧げたり、それを支えたり、一緒にやったりするのって、
すごくいいなぁと思った。


そして、私はきれいであったかいものが好きだなぁと思った。
美しすぎなくて、優しいもの。
地味にも見えて、目立たずそっとそこにあるもの。
ないと寂しい、あるとホッとしてそこにあるのを忘れてしまうくらい安心していられるもの。
攻撃したりしないけど強くてこわれないもの。
もちろん大事にしてないとこわれそうになってしまうけれど。

そういうのプラス、いろんなことをやっていけたらきっと素晴らしい。なんて思ったりした。

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