ゴマと暮らす

非常に可愛いダンナと暮らす日々。
私の結婚生活はこんな感じ。

主婦のメリット

2008年04月09日 | 当直ナイト

「幸せになるためのイタリア語講座」
デンマーク映画だとは知らなかった。
(なんとなくフランスやと思って観てて、最後のほうで知った)
誰もが満たされた生活を送っているわけではなく、
うまくいかなかったりやりきれなかったりする自分をなんとか変えたかったり、
すてきな方向へ進みたかったりして、
なにかを求める。

ないものねだりじゃなくて、
ほんの少し勇気を出して動いてみる。
大人になれば、若い時よりも勇気がいる。
でも、前向きに考えて、支えあって、一歩ずつ歩いていく。周りの人とプラス(マイナス)の影響を与えあいながら。
少しずつ物事がいい方へ動く。人々が(自分が)それを信じるから。

実は、この映画はちょうど二週間ほど前に観ていて、
それで、今夜夫ゴマが当直なので、
借りてたDVD(当直のおとも)を観たんやけど、
「しゃべれども しゃべれども」が、
期待を裏切らない感じの、とても、いい感じの映画で、
去年の夏に文庫で読んだときと、雰囲気はそのままに映画ならではのアレンジがあって、それがまたよくて、嬉しくなって、
なぜか冒頭の「幸せになるための・・・」を思い出してここに書いた。

私はここのところ、
いろんなことに動いてみていた。たとえば仕事。
でも、なかなかうまくいかなくて、
条件があわなかったり家庭を犠牲にしなければいけなかったりで、
たとえば履歴書や職務経歴書を送って面接で採用された仕事が、
ハローワークではパートタイムで募集していたのに、
採用されて研修に行ったら「フルタイム」でないといけなかったりした。
夫ゴマと少しずつ二人で築いている私たちの家庭を、
すれ違いの日々にすることは絶対イヤなので、
そういう条件で働いて無理になって迷惑をかける前にさっさと断った。

条件が違うのだから断っても当たり前なのだけど、
あとになってだんだんガッカリした。

だって、主婦だと、できる仕事が限られることや、私は続けたいと思って真剣だったのに、結果続けられない、という状態はやっぱりくやしい。


でも、時期を同じくして夫ゴマの仕事が超、忙しくなって、
あの時期に私も外での仕事を始めて二人でクタクタになっていたらとてもやっていけなかった、というのはあるので、きっと時期ではなかったのだろうとも思う。


そのあと、いろいろと考え直して、
私は今の生活で、できること(できやすいこと)をやっていこう。
という風に思うことにした。

つい、欲張っちゃうんだ。
まったく未知の世界だった家事の世界に足を踏み入れた最初の頃は、
苦手なこと(であり最も大切なこと)からモノにしようと毎日がチャレンジで、
ひとつずつ、やれたら自分を褒めていた。

今だって、家庭の主婦をしながら何かダブルワークに挑戦するっていうのは、
初めてのことでけっこうなチャレンジなんだ。
だから、独身時代だったらできたことでも、ハードルを低めに設定して、
段階をふんでやろう、と思った。


今の生活だから、主婦だからできやすいことだって、ある。

独身時代だって、たとえば留学時代だって、そうだった。
今、ほかの時期よりもやりやすいことを探して、メリットでやっていきたい。
あまりよくばらずに、あせらずに。
私はすぐよくばるから。


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