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りらの宝塚な日々

宝塚歌劇のあれこれをたまに綴ります。ただのファンです。最近は、観劇できなくなっています。

星組「ロミオとジュリエット」初日を観てきました

2021-02-15 14:09:00 | 趣味
前日の夜に、東北地方を中心にした広範囲の地震があり、これ以上何事もないことを祈りつつ、ムラ(大劇場周辺)へ出かけました。

終演後のトップスター礼真琴さんの舞台挨拶で、一番はじめに、地震の件に触れてお見舞いを申し上げることを話されていました。

ロミオとジュリエットは、近年の星組では3回目の公演で、中にはその3回とも出演された方もいらっしゃいます。(雪組月組の公演も合わせると…宝塚では5回)

観ているほうも、大まかには覚えているので、前回や前々回の記憶まで脳裏に浮かぶ時間となりました。

主要なお役は役替りがありますので、何度でも観たくなる作品です。

今回は、7年前の自分達の公演を超越したものを求められているだろうし、前回の同じお役と比べられたりしますので、プレッシャーは大きいと思います。その上コロナ禍ですので…💦

今回は、トップコンビが歌もダンスともにレベルが高いし、主要なお役にはナンバーもあり、歌もかなり頑張られたんだなと感じました。

特に、乳母役の有沙瞳さんのお歌は、素晴らしかったです。心に響く感じでした。あとは、ジュリエットの父役の天寿光希さんのこだわりのビジュアル。ワイルド系なのに色気あり。娘を思うお歌もよかったです。まあ、あんたが借金作らなきゃよかったんじゃない?とも思いましたがね。

専科のじゅんこさん(英真なおき)は、元星組組長で、初演からロレンス神父役。組子の皆さん、心強いでしょう。

瀬央ゆりあさんの思い切った短髪は、初演のとよこさんを思い出しました。

極美くんのマーキューシオは、とてもシュッとしてピンクの髪が映えていました。

愛役、碧海さりおくん、死役は、天華えまさん。

ほぼ、踊ってばかりの青(モンタギュー)、赤(キャピュレット)も、色々目立つ工夫を感じました。

青チームには、美形の朝水りょうさん、拓斗れいさん、隼玲央さんがいましたね。

長いこと休演していた天路そらさんも復帰していて、元気な姿がみれました。

ナイフ落としたり、仮面舞踏会の仮面なくなったりしてたようなこともあったような記憶ですが。
初日だから、アクシデントはあるでしょうし。次からそうならないように気をつけるようにはなりますよね。

フィナーレは、はじめに愛月ひかるさんのお歌。男役群舞は、横一列にならぶところから始まるのは、珍しい感じでした。大抵大階段降りてくるものなので。

トップコンビのデュエットダンス、すごかったです✨フラメンコ風?

カテコは何回かあって、最後はスタオベでした。泣いている生徒さんもいました。

トップコンビのビジュアルは、ポスター公開時に、もう少しなんとかしてほしいという声が多かったからか、研究されたあとが感じられました。でもまだ、そこらへんに、アレコレ注目されている様子です(SNSとかね)

お衣装が、今回はいつもセンスのいい先生との定評があるのに、どうしたの?といわれているので、ファンの求めていたものとは違うのかもです。
私は、お衣装に関しては、そのうち見慣れるかなと思っていますが。予算的なものもあるから、経費削減もあるだろうし。コロナで中止期間が長かったですし。経営も大変なのかと…。

男役群舞のお衣裳は、私は動きが出せて素敵だと思いましたけどね…。

パレードのときの、トップスター礼真琴さんのブルーの大羽根とお衣裳が綺麗でしたし、トップ娘役の舞空瞳さんのドレスがとっても可愛かったです💓


一階席のみに観客を入れたので、2階席は空席のまま。(コロナ対策)
私語も禁止となっています。